【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年05月01日
【帰着レポート】2つのリゾートに宿泊と熊野古道、南紀の旅 4日間
<2023年4月17日発~4月20日着 添乗員:東京支店 桂 智洋>
「熊野の旅」といえば、熊野本宮大社、熊野川下り、そして和歌山まで足を延ばして那智の滝を旅を中心とした観光が一般的です。しかし、今回の旅ではこれらの外せない観光に加えて、「2つのスモールラグジュアリーホテル」の滞在を通して、知らなかった熊野の風景と時間に浸りながら、熊野という地の魅力を再発見していただきました。一つ目は全室スイートの「熊野倶楽部」。熊野の山、海、郷に抱かれた隠れ家リゾートです。後半は、四方を海に囲まれた温泉宿「熊野別邸 中の島」に宿泊。専用船で渡る「一島一旅館」では好評の温泉やお食事を満喫しました。旅の様子をご紹介します。
個性的な2つのホテルで熊野を満喫
三重県熊野市「世界遺産リゾート熊野倶楽部」
『世界遺産リゾート 熊野倶楽部』はでは、到着時にホテルのスタッフより丁寧な案内があり期待に胸が高鳴りました。東京ドーム3個分の敷地内にある部屋の数は、たった40部屋と贅沢な造りです。すべてスイート仕様となっています。お食事の際はラウンジ、お部屋での飲み物もオールインクルーシブというのも嬉しいところでした。2度のお食事は、敷地内の料亭「穀雨」にて。熊野産にこだわったお料理や自慢の地酒などまさに熊野尽くしの料理をご堪能いただきました。夕食後の楽しみもあり、ご希望の方は里山バーで地酒と干物などをお楽しみいただきました。また、スタッフ(星空ソムリエ)の案内で、星空観察会も催されました。周囲は光源となる建物が少ないため、夜になるとたくさんの星を見ることができました。
和歌山県勝浦町「熊野別邸 中の島」
観光を終えて、那智勝浦港へ移動すると、ホテルのスタッフが出迎えてくれ、ホテルの専用船に乗り込み5分ほどであっという間に「一島一旅館」の宿、『熊野別邸 中の島』に到着。那智勝浦港周辺には紀の松島と呼ばれる大小さまざまな奇岩や小島が浮かび、中の島はそのひとつ。専用船でしか行くことのできないプライベート空間です。宿の自慢のひとつでもある100パーセントかけ流しの絶景露天風呂もご堪能いただけたました。夕食は「熊野の恵」にて、前菜に始まり勝浦産マグロと梅真鯛、活きアワビのバター焼き、熊野和牛しゃぶ肉の陶板焼きなど和歌山と勝浦の恵みをお召し上がりいただきました。
「伊勢へ七度、熊野へ三度」と言われるほど厚く信仰された熊野古道、松本峠を歩きました。
古来より先人たちが歩んだ巡礼の道「熊野古道」は、「熊野三山」と呼ばれる3つの大社へと繋がる参詣道のことを指します。熊野は「よみがえりの地」といわれ、救いを求めて多くの人が山深くの地を目指しました。その道のりは険しく、厳しい苦行の果てに悟りが開けると信じられ「伊勢へ七度、熊野へ三度」と言われるほど厚く信仰されてきました。熊野古道には、中辺路・伊勢路・小辺路・紀伊路・大辺路と5つのルートがあり、今回は伊勢神宮から始まり、熊野三山それぞれの大社へと向かう伊勢路の一部を成している松本峠を歩きました。杉の樹林に囲まれ、熊野古道らしい石畳の道です。熊野古道伊勢路に石畳道が多い理由はその気候にあります。雨が多い東紀州では、土の道のままでは雨で土が流されてしまい、道が失われてしまいます。そのため、それを避けるために石を敷き詰め、土砂が流れないようにしているのです。歩を進めると、展望台が見えてきました。展望台からは、遠く和歌山県新宮市の方まで伸びる七里御浜の開放的な景色が広がります。その後は下り道を歩き完歩となりました。
宿泊に加えて観光も充実。「体験」を通して熊野を感じていただきました。
今回の旅の魅力は、上質な宿での宿泊、その宿を楽しめ十分な時間とともに、熊野の地に来たらぜひ体験していただきたい、魅力的な観光を案内することができた、充実の4日間でした。
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