豊かな伝統と緑が溢れる涼やかなサウジアラビア・アシール州へ

高原の村リジャール・アルマーとアラビアの源流を訪ねて【9日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 7月8日(月) 、 8月19日(月) 、 9月2日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥858,000〜ビジネスクラス利用¥1,378,000

旅のポイント

Point 1
世界のガストロノミー地域に選ばれたアシール州の高原の避暑地アブハーに3連泊
Point 2
高原に残された中世アラビアの村々を訪問
Point 3
ついに、閉ざされていたイスラム教の聖地メディナへ

ツアープランナーより

サウジアラビアは、イスラム教徒以外の入国を厳しく制限し続けてきました。そのなかでワールド航空サービスは1996年、まだ観光ビザを認めていないサウジアラビアへ世界に先駆けて観光旅行を実施した実績を持ちます。2019年には初めて外国人向けの観光ビザの発給が開始され、昨年はついに、聖地メディナの「預言者のモスク」のすぐそばまでご案内することができるようになりました。このように変化しつつあるサウジアラビアには、まだまだ中世の面影を色濃く残す魅力に詰まっており、このたびは南西部の高原に位置する村々を取り上げご紹介します。夏でも涼しい高原エリアに位置するアシール州のアブハーに3連泊し、名産品のハチミツをふんだんに使った伝統料理や、焦げ茶色の玄武岩と白い窓枠のコントラストが美しいリジャール・アルマー村を訪ねます。また、ディライーヤ遺跡や歴史都市ジェッダをはじめとする世界遺産などの見どころとともに、サウジアラビアの奥深い魅力に迫ります。 ※この時期の平均気温:7ー8月 36.0℃/27.5℃ 9月 32.7℃/24.4℃ 降水量0㎜の乾季です。 

サウジアラビアの世界遺産の遺跡や町
そして高原に残された中世の村々へ

ここに注目。旅のポイント

世界ガストロノミー地域に選ばれたアシール州の高原の避暑地アブハーに3連泊

サウジアラビアの南西部に位置するアシール州。2024年の「世界ガストロノミー地域」としてヨーロッパ以外の地域から世界で初めて受賞した地域であり、様々な伝統料理を楽しむことが出来ます。州都のアブハーは標高約2,200メートルの高原に位置し、避暑地としても知られています。このたびはアブハーに3連泊し、周辺の村の訪問や自然景観、伝統文化とアブハー料理など、今までのサウジアラビアのイメージとはまた違った魅力に迫ります。

高原に位置するアシール州の州都アブハー
アシール地方独特の模様、アシール柄(イメージ)
アシール州女性の遺産を紹介するファトマ博物館
地元特産のハチミツを使った伝統的なデザート、アル・アリーカ(イメージ)

高原に残された中世アラビアの村々を訪問

アブハー滞在中には中世の面影を残す村々を訪問します。リジャール・アルマー村は色とりどりの石造りの伝統的な建物が残り、世界観光機関によってベスト・ツーリズム・ビレッジに選ばれています。イエメンやエジプトとメッカ、メディナを結ぶルート上にあるため、交易の中継地として繁栄した面影を感じることが出来ます。また、断崖絶壁に佇む天空のアル・ハバラ村や、アシール州のアートに溢れるアル・ムスタファ村を訪問します。

伝統的な石造りの建築物が建ち並ぶリジャール・アルマー村
断崖絶壁に佇む天空の村アル・ハバラへはロープウェイでアプローチします

ついに、閉ざされていたイスラム教の聖地メディナへ

イスラム教の二大聖地であるメッカとメディナへはイスラム教徒以外の入域が許されておらず、ご案内できずにおりました。しかし、昨年、そのメディナへの訪問がついに解禁されました。メディナはメッカからムハンマドが移り住んだ聖地です。最古のモスクのひとつといわれ、ムハンマドの霊廟でもある「預言者のモスク」がそのシンボル。中には入ることはできませんが、その周囲の散策やイスラム文化展示センターにご案内します。

聖地メディナの預言者のモスク
預言者のモスクの前の広場

ツアーの見どころ

第一次サウド王国の姿を今に伝える世界遺産ディライーヤ遺跡

世界遺産ディライーヤは、18世紀のサウド王国発祥の地。一度は破壊されましたが、現在、その都市遺跡の修復が進み、ほかではほとんど見られなくなった、伝統的な建築様式の建物などをご覧いただけます。

夕食後、涼しくなってからご案内します(この時期の日の入りは、18:00~19:00です)(イメージ)

昔ながらの町並みを残す世界遺産ジェッダ

エジプトを中継地とする紅海交易の要衝であり、古くからメッカへの聖地巡礼の主要な中継基地として発展してきた歴史を有するジェッダ。歴史地区には今も昔ながらの趣を保つ貴重な町並みが残っています。

世界遺産ジェッダの歴史地区 ロシャンと呼ばれる伝統的な窓飾り。この木の隙間から空気が涼しくなって窓に入る仕組みです。


各地ともアメリカンスタイルで設備のととのった近代的で快適なホテルをご用意しました。

リヤド:クラウンプラザ

ジェッダ:ル・メリディアン

アブハー:シタディーヌ・アブハー
     ※シャワーのみのお部屋となります。

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京 22:30発

■夜、成田空港または羽田空港より航空機にて中東主要都市へ。

 

(機中泊)

2日目
中東主要都市 04:10着/07:10発 リヤド 08:05着

■中東主要都市にて航空機を乗り換え、リヤドへ。

■着後、●国立博物館へご案内。昼食後、モールでのショッピングを楽しみ、早めにホテルへ。

【2連泊】(リヤド泊)

3日目
リヤド

■午前、●アルラジ・グランド・モスクを見学します。

■その後、サウジアラビア人の一般家庭を訪問。家族の方々と触れ合いながらサウジアラビアのおもてなしを体験します。その後、ホテルへ戻り休憩。

夕食後、涼しくなってから世界遺産●ディライーヤ遺跡の観光へご案内します。

(リヤド泊)

4日目
リヤド 08:10発 メディナ 09:40着 ジェッダ

■午前、航空機にてメディナへ。着後、イスラム教の2大聖地のひとつメディナの市内観光へ。○預言者のモスク●イスラム文化展示センターなどを訪れます。

ランチは預言者のモスクに面したホテルのレストランで、モスクを眺めながらお食事をお楽しみください。

■午後、高速鉄道にてジェッダへ。

(ジェッダ泊)

5日目
ジェッダ 07:00発 ジェッダ 14:15発 アブハー 15:40着

朝、涼しいうちに世界遺産ジェッダの市内観光へ。○アル・ハナフィモスクなどへご案内します。その後、ホテルへ戻り休憩。

■午後、航空機にてサウジアラビアの高原の避暑地アブハーへ(海抜2200m)。アブハーがあるアシール州は2024年度の「世界ガストロノミー地域」としてヨーロッパ以外の地域から世界で初めて受賞した地域で、様々な伝統料理で知られます。

夕食は伝統的なアブハー料理をご用意しました。地元特産のはちみつを使ったアリーカ(伝統菓子)などをお楽しみください

【3連泊】(アブハー泊)

6日目
アブハー アル・ムスタファ村 アル・ハバラ村 アブハー

■午前、アブハー郊外のアル・ムスタファ村へ。アシール州のアートやデザイン、壁画などに溢れる村の散策です。

■その後、断崖絶壁に立つ天空のアル・ハバラ村へ。夏季のみ利用可能なケーブルカーで村を訪問します。絶景と村の散策をお楽しみください。

(アブハー泊)

7日目
アブハー リジャール・アルマー村 アブハー

■午前、色とりどりの石造りの建物や城が並ぶ歴史的な村、アブハーの西に位置するリジャール・アルマー村へ。世界観光機関が選ぶベスト・ツーリズム・ビレッジの村をお楽しみください。玄武岩を使って建てられた高い石造りの伝統的な建物が並びます。●アシール女性のファトマ博物館ではアシールの女性が描くカラフルな自然をモチーフにしたアシール柄の美しい展示を見学します。また、農耕段丘が見られるショウカン山や蜂蜜小屋などこの地域の伝統文化にも触れていただきます。

(アブハー泊)

8日目
アブハー 14:15発 ジェッダ 15:35着/20:05発

午前、アブハーダムの素晴らしい湖の景観や、グリーンマウンテンなどにご案内します。

■午後、航空機にてジェッダへ。

■着後、航空機を乗り換え中東主要都市へ。

(機中泊)

9日目
中東主要都市 00:15着/02:40発 東京 17:35着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港または羽田空港に到着。

※日程表の時刻は成田空港発着のエミレーツ航空の便を想定したものです。羽田空港や他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

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出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
7月8日(月)発

旅行代金:¥858,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,378,000

ビジネスクラス利用

8月19日(月)発

旅行代金:¥858,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,378,000

ビジネスクラス利用

9月2日(月)発

旅行代金:¥858,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,378,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥195,000
おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金料金にて承ります。


■燃油サーチャージ別途目安:¥72,000:5月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:東京~リヤド/ジェッダ~東京間に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の旅客サービス施設使用料および旅客保安サービス料3,050円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

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