【14名様限定】「トリスタンとイゾルデ」新制作公演観劇

夏の「バイロイト音楽祭」とドイツ城館ホテルの旅【8日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 8月16日(金)
  • 旅行代金:「バイロイト音楽祭」観劇チケット込み エコノミークラス利用 ¥998,000ビジネスクラス利用 ¥1,518,000

旅のポイント

Point 1
音楽ファン垂涎の「バイロイト音楽祭」にて「トルスタンとイゾルデ」(新制作)を観劇します。
Point 2
鉄道を使って古城街道の美しい城塞の町コーブルクへの小旅行もご案内します。
Point 3
ドイツを代表する城館ホテル「シュロスホテル・クロンベルク」で優雅なホテルライフを愉しみます。

ツアープランナーより

リヒャルト・ワーグナーが1859年に完成させた「トリスタンとイゾルデ」。後にこの楽劇を初演する指揮者ハンス・フォン・ビューローは、「この楽劇が、これまでの音楽全般の頂点に位置していることを断言します。」とまで記しています。しかし、この歌唱難度の高い大作(上演約4時間)は、主役を演じられる歌手が見つからなかったり、自信喪失した歌手が辞退したり、ワーグナー自身の借金問題などで、パリやカールスルーエ、ウィーンで試みた初演計画はすべて失敗に終わっています。 1864年。バイエルン王国のルートヴィヒ2世王との出会いによって、ワーグナーに援助の手が差し伸べられて、1865年6月ミュンヘンのバイエルン宮廷歌劇場で、ワーグナー自身の演出で、ようやく初演がかなったのでした。実に、完成から6年後のことです。初演に先立つ4月には、愛娘が誕生していますが、ワーグナーは「イゾルデ」と名付けたほどで、この大作に心血を注いだことがよくわかります。 初演の結果は上々で、これを機に「トリスタンとイゾルデ」の評判は世界各地に伝わってゆき、1816年ベルリン、1882年ロンドン、翌83年ウィーン、1886年ニューヨークで、いずれも大成功を収めました。バイロイト音楽祭での初上演は、1886年、ワーグナーが没して3年後のことでした。 そして日本初演は、1963年10月、東京日比谷の日生劇場のこけら落としの目玉として、ベルリン・ドイツオペラにより上演。指揮はロリン・マゼールでした。 本夏は、新制作(新演出)公演となります。14名様までの限定企画。音楽ファン、ワグネリアンのお早目のご予約をお待ち申し上げております。

(注)バイロイト音楽祭はチケットの確保しづらい、極めて特殊な音楽祭です。お席は平土間席のA1~A4席、またはB1~B3席のいづれかとなりますが、カテゴリーの変更によるご返金はございません。予めご了承くださいますようお願いいたします。

見どころのご紹介

ワーグナーの夢・バイロイト祝祭劇場

音楽祭の会場となる「バイロイト祝祭劇場」(添乗員撮影)

音楽祭の会場となる「バイロイト祝祭劇場」は、ワーグナーの作品だけが上演されるという世界で唯一の特別な劇場です。ワーグナーが長年温め続けていた劇場のアイディアを、自身の計画と設計に基づき建造し、ルートヴィヒ2世の援助で1876年に完成した、まさに「ワーグナーの夢」の結晶といえます。オーケストラ・ピットを舞台下に設けた他に類を見ない構造で、ワーグナーの上演に関しては、世界で最高の音響といわれています。

リヒャルト・ワーグナー(1813年~1883年)
ワーグナー自身の設計案に基づく祝祭劇場(イメージ)

「バイロイト音楽祭 2024」、世界で注目を集める実力者たちが躍動します

8月18日 開演 16:00 バイロイト祝祭劇場
リヒャルト・ワーグナー 『トリスタンとイゾルデ』[新制作作品]

指揮:セミヨン・ビシュコフ(チェコ・フィル首席指揮者)
演奏:バイロイト祝祭管弦楽団
出演:
トリスタン:アンドレアス・シャーガー
イゾルデ:カミラ・ニールンド
マルケ王:ギュンター・クロイスベック

指揮:セミヨン・ビシュコフ

創立128年を迎える名門楽団チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・音楽監督を務める名匠セミヨン・ビシュコフ。ニューヨーク・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など欧米を舞台に活躍し、サンクトペテルブルグ・フィル首席客演指揮者、パリ管弦楽音楽監督、ドレスデン国立歌劇場首席指揮者なども歴任。ワーグナー楽劇でも実績のあるビシュコフが再びバイロイト音楽祭に戻ってきました。

指揮を務めるのはセミヨン・ビシュコフ ©Petr Chodura

トリスタン役:アンドレアス・シャーガー(ヘルデンテノール)

ベルリン国立歌劇場に所属するオーストリア出身のオペラ・テノール歌手。実力あるワーグナー作品の常連歌手「ワグナー歌い」が集まるバイロイト音楽祭にあって、ワーグナー楽劇ならではのヘルデンテノール(ドラマチックテノール)の代表がシャーガー。基本となる低音域の深みはもちろんのこと、その特徴ある中高音域の見事な伸び、繊細さを兼ね備えた演技で世界の一流歌劇場を席巻しました。

イゾルデ役:カミラ・ニールンド(ソプラノ)

フィンランド出身。ハノーファー歌劇場、ドレスデンのゼンパーオペラ専属歌手を経て、ケルン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、カーネギーホールでのボストン交響楽団との公演、ザルツブルク音楽祭など、世界的な歌劇場、音楽祭で活躍。ウィーンでは「宮廷歌手」の称号を持つその歌声は、特にワーグナー作品のような抒情的、ドラマチックな役柄で個性を放つ、バイロイト音楽祭にも常連の円熟歌手。

音楽祭期間中は華やかな雰囲気に包まれるバイロイトに3連泊。                  ワーグナーの足跡を巡り、近郊への鉄道小旅行もご案内します。

ワーグナーが6年間の月日を過ごした邸宅は、ワーグナーが使用していた私物や楽器、楽譜などを展示する博物館として公開されています。この6年間にコジマとの間に2人の子どもを授かり、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」もこの邸宅で完成しました。ワーグナー自身によって「ヴァーンフリート」(夢想と平和)と名付けられ、壁面に自身の言葉を残したことも有名です。一方、バイロイト辺境伯歌劇場は、1748年に建てられたドイツ・バロック様式の劇場で、祝祭劇場のモデルとなったといわれています。木造の劇場内部は建設当時の要素がほとんど残っていることから世界遺産にも登録されています。

祝祭劇場のモデルとされる、世界遺産のバイロイト辺境伯歌劇場
ワーグナーが移り住んだ邸宅ヴァーンフリート。裏庭にワーグナーと二人目の妻コジマ(フランツリストの娘)の墓があります ©Andreas Harbach

城塞と美しい町並み 古城街道の古都コーブルク(鉄道小旅行で訪問)

古城街道沿いの町コーブルク。旧市街にはカラフルナ建物が建ち並び、ゆっくりと散策を楽しみたい町です。ここは英国ヴィクトリア女王の夫アルバート公を生んだコーブルク公爵家ゆかりの地で、丘の上には町を見下ろすかのように中世の城塞が建っています。

コーブルクの旧市街 (イメージ)
高台に聳える、ドイツで2番目に大きなコーブルク城塞。マルティン・ルターが追放中に身を潜めたことでも有名。(イメージ)


数々の著名人・VIPたちにも愛された、19世紀ドイツ皇后の居城
城館「シュロスホテル・クロンベルク」に泊まる

数々の著名人、VIPたちに愛された、19世紀ドイツ皇后ヴィクトリアの居城「シュロスホテル・クロンベルク」

旅のフィナーレは、ドイツ屈指の城館ホテルで、じっくりとオペラの余韻をかみしめてはいかがでしょうか。 ご覧のチューダー様式の城館「シュロスホテル・クロンベルク」が、緑濃い木々の間にどっしりと現れます。初代の主はドイツ皇帝フリードリヒ三世の皇妃で、ドイツ最後の皇帝となったウィルヘルム二世の母親ヴィクトリア(英国ヴィクトリア女王の長女としてロンドンバッキンガム宮殿で生まれ、18歳でプロイセンに嫁いできました)、という何ともすごい歴史を誇る皇族の城館です。芸術の素養が高かったヴィクトリアが集めた芸術作品の数々は、ホテルとなった今も、廊下やロビー、サロン、レストランそして客室にまで、ふんだんに飾られていて、まるで博物館に泊まる感覚です。オペラの旅にふさわしいフィナーレになることと思います。

気持ちの良いテラス席
上品で落ち着いた雰囲気のラウンジ

※バスタブ付き客室をご用意するよう努めておりますが、各地域の特性や施設の事情及び昨今の世界的な「シャワーのみの客室」増加により、シャワーのみとなる場合がございます。

ツアー日程

8日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京17:30発

■夕刻、成田または羽田空港より、航空機にて中東またはヨーロッパ主要都市へ。

(機中泊)

2日目
中東またはヨーロッパ主要都市00:05着/02:30発 フランクフルト07:15着 バイロイト12:30着

■着後、航空機を乗り換え、フランクフルトへ。

■着後、バスにてバイロイトへ向かいます。

■午後、ホテルにチェックイン。

【3連泊】(バイロイト泊)

3日目
バイロイト 【バイロイト音楽祭:『トリスタンとイゾルデ』】

午前、バイロイト旧市街の散策●ワーグナー博物館(ヴァーンフリートの家)、世界遺産●バイロイト辺境伯歌劇場にご案内します。

■午後、バイロイト音楽祭の会場となる「祝祭劇場」へ。

■16時より、バイロイト音楽祭「トリスタンとイゾルデ」(新制作公演)の観劇を楽しみます。指揮者はチェコ・フィル首席のセミヨン・ビシュコフ、トリスタンをアンドレアス・シャーガー、イゾルデをカミラ・ニールンドと、当代を代表するキャスティングです。

(バイロイト泊)

4日目
バイロイト (コーブルクへの鉄道小旅行)

■午前、鉄道にてのんびりと近郊の古都コーブルクへの小旅行を楽しみます。マルクト広場、●コーブルク城などにご案内します。

■夕刻、バイロイトに戻ります。

                   (バイロイト泊)

5日目
バイロイト 午後発 クロンベルク17:00着

■午前、バイロイトでゆっくりとお過ごしください。

■午後、バスにてクロンベルクへ。宿泊は、緑に囲まれたテューダー様式の城館ホテル「シュロスホテル・クロンベルク」です。19世紀後半築城の初代城主は、ドイツ最後の皇帝ヴィルヘルム二世の母ヴィクトリアという、由緒正しき城館です。

(クロンベルク:「シュロスホテル・クロンベルク」泊)

6日目
クロンベルク

午前、クロンベルク旧市街の散策中世の町並みとともに、高台に建つ12世紀の○クロンベルク城も訪ねます。

■午後、自由行動。絵画や調度品で飾られたサロンでのティータイムや、敷地内の緑の庭園の散策など、ゆっくりと優雅な城館ホテルでの滞在をお楽しみください。

(クロンベルク:「シュロスホテル・クロンベルク」泊)

7日目
クロンベルク07:45発 フランクフルト11:15発 中東またはヨーロッパ主要都市19:25着/21:55発

■朝、フランクフルト空港へ向かいます。

■午前、フランクフルトより、航空機にて中東またはヨーロッパ主要都市へ。

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

8日目
東京13:00着

■午後、成田または羽田空港に到着。着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のエティハド航空の利用を想定したものです。他航空会社を利用の場合、発着空港および時刻、日程は異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは8日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月16日(金)発

旅行代金:¥998,000

エコノミークラス利用

「バイロイト音楽祭」観劇チケット込み


旅行代金:¥1,518,000

ビジネスクラス利用

「バイロイト音楽祭」観劇チケット込み

■1名室利用追加代金:¥100,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥85,600:2月1日付

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間のみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,010円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金

大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせ下さい。

(注)バイロイト音楽祭はチケットの確保しづらい、極めて特殊な音楽祭です。お席は平土間席のA1~A4席、またはB1~B3席のいづれかとなりますが、カテゴリーの変更によるご返金はございません。予めご了承くださいますようお願いいたします。

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