【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年11月04日
【帰着レポート】釧路湿原の聖域 キラコタン岬とチミケップの旅
2021年9月14日~9月17日 4日間 添乗員:東京支店 萩原雄太
<9/14発・添乗員:東京支店 萩原雄太>
ワールド航空サービスでは初の試みとなるキラコタン岬への旅をご案内しました。その景観はもちろんのこと、タンチョウが住まう鶴居村の景色やカヌーから眺める人工的な音が一切しない湿原の様子など、とても印象に残る風景が多かったと感じます。そして旅の最後には、静けさに満ちたチミケップ湖畔で一泊し、シェフが腕を振るうフレンチ料理を堪能し、自然に、食に北海道の魅力をたっぷり味わった4日間でした。
キラコタン岬:原始からの風景が残る湿原を望む
ツアーのメインとなるキラコタン岬。見学するには文化庁の特別許可を取得しないと入域することができない釧路湿原の特別保護区域です。1920年代に絶滅したと思われていたタンチョウが再発見された地域の一つで、現在でも徒歩か馬でしか行くことが出来ないため、湿原の聖域ともいわれています。専用バスで散策路の入口まで向かう道中、タンチョウを見ることができ、到着前からもワクワクしました。2人のガイドさんのサポートで歩き、しばらく進むと特別区域の柵が見え、一切の人工物は建てられない保護エリアに、ブラシで靴の裏の泥を落としてから入域しました。人の手が入ることのない聖域をかつて岬だった場所まで歩きながら、セイタカアワダチソウやトリカブトなどを見ながら草の生い茂った道をハイキング。歩き始めて1時間少々たった頃に、遂にキラコタン岬に到達しました。数千年前は、湿原全体が海に覆われ、高台に位置するこの場所がかつて海を見渡す岬だった為、今でも「岬」と呼ばれます。海が引いてできた釧路湿原に蛇行して流れるチルワツナイ川は、まさに原始から変わらないその光景そのものでした。





釧路湿原の大動脈、釧路川のカヌー下りで自然に溶け込む
今回の旅では、カヌーを楽しみにされている方も非常に多くいらっしゃいました。幸い天気に恵まれて青空の下、釧路湿原の原風景を動植物と同じ目線で楽しむことができました。カヌーの始点となるのは塘路湖です。ここから流れ出るアレキナイ川を下り、途中で釧路川と合流して細岡を目指します。部分的に鉄道が見えたり、列車が1度だけ通ることもありましたが、2時間の道中聞こえるのは自然の音だけという、なんとも幸せなひと時でした。エゾジカやタンチョウが暮らす風景や湿原を構成するヨシが生い茂る川岸を眺めながら、時折お客様にもカヌーを漕いでいただきながら細岡までのカヌー体験を楽しみました。





チミケップ湖畔でオーベルジュならではのひと時。
旅の前半では、自然をたっぷりお楽しみいただき、後半はチミケップ湖畔にてオーベルジュでの滞在を味わっていただきました。レストランが主体となり、そこに付随してお部屋が設けられたホテルとはまた少し趣が異なるオーベルジュ。チミケップホテルはわずか7部屋しかない為、滞在者はワールドのグループの皆様のみ。釧路から移動してきた私たちにとっては、全く別世界のようでした。15時15分頃にはホテルに到着し、18時の夕食まではのんびり滞在。ホテルのテラスでティータイムを過ごされた方もいらっしゃいました。そして18時からは、皆様楽しみにされているディナーです。腕を振るうのは、渡辺賢紀氏。フランスで修業し、カリフォルニア州ナパバレーのミシュラン三つ星レストラン「French Laundry」やサンフランシスコの「Benu」で修業されたシェフです。メニューは季節によって変わりますが、私たちが味わったプレートをお写真でご紹介します。


※この後ここにクリームソースが入ります。




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