【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2026年08月07日

【帰着レポート】新しい阿蘇の魅力と草原ダイニングの旅 4日間

<7月27発・添乗員:東京本社 植松祐太>

<7月27発・添乗員:東京本社 植松祐太>

※令和8年7月28日に発生した熊本県を中心とする地震により、犠牲となられた方々のご冥福を謹んでお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

9万年近く前、地球環境を変えるほどの噴火がここで発生しました。遠く離れた北海道東部でも、10センチメートルを優に超える火山灰が積もったレベルです。マグマが大量に抜けた巨大空間は重さで崩れ、阿蘇カルデラとなりました。東西約18キロメートルで南北約25キロメートル、面積は約350平方キロメートル。そんな一見「恐ろしい」活火山エリア内でも、阿蘇市・高森町・南阿蘇村にて5万人弱が日常生活を送っています。どんな魅力が人々を惹き付けるのか、3泊4日でじっくり体感する旅でした。

稲作の神へ感謝する御田祭(おんだまつり)

阿蘇神社は火口をご神体とし、崇敬されてきた「肥後国一の宮」。宮司を阿蘇氏が継いでおり、既に90代目を超えています。今回は、年間で最大の行事「御田祭」を7月28日に見学。1982年に国重要無形民俗文化財へ指定され、4基の神輿が行列します。神々の食事を運ぶ女性「宇奈利(うなり)」たちは、白装束が印象的です。

白装束を着た女性たち「宇奈利」の行列
総勢200名もの人々や馬などが参列

周囲360°が見晴らせる「草原ダイニング」

ツアータイトルにも入っている草原ダイニングは、とても好評でした。そもそも、森林ではなく草原が多いことは阿蘇の特徴と言えます。農耕にも役立つ牛たちは沢山の餌を必要とするため、自動車などが無い時代から片道何時間も掛けて外輪山を上がっていたそうです。午前中にそういう少年時代の実体験などを聞かせてもらっていたため、より感慨深い風景を眺めながらのランチとなりました。麓の集落が共同管理しており、通常では入れない特別な丘です。メインは赤牛のシャトーブリアン、美味し過ぎて写真を撮りそびれました。

素材の味を活かしたグリル系ランチ
タープを張ってくれており、日陰からパノラマを満喫出来ました

掛け流しの温泉付き部屋に3連泊という至極

3連泊した内牧(うちのまき)温泉は、阿蘇カルデラの北北西側。その中でも、与謝野鉄幹・晶子夫妻ゆかりの蘇山郷(そざんきょう)へお邪魔しました。近年の改装で敢えて部屋数を減らした分、広さや快適性が増したようです。19室ほどのうちでも、今回は源泉掛け流し温泉付きを仕入れました。日中は広大なカルデラ周辺を観光し、帰着後に美味しい夕食と硫黄塩泉。含まれる鉄分による色が、温泉感を上げてくれます。

1932年8月、与謝野鉄幹・晶子夫妻も宿泊した老舗
赤牛ばかりにならぬよう出してくれた馬しゃぶも絶品

震災翌日は念のため閉館する施設も複数有りましたが、大きな問題無く帰着出来ました。阿蘇カルデラ内では、2000年続いてきた生活が引き続き平常運転中。少し落ち着いたら、阿蘇へ足を運ぶことが復興の一助にもなると思います。再訪する日が来ることを、心から願うばかりです。

4日間お世話になったジオガイドさんの分かりやすい説明
阿蘇は、九州各地の水源
牧草地が遠いため、中で夜を明かすために使われていた「草泊まり」
高森町名物の田楽

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