【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2024年07月16日

【帰着レポート】サガリバナの時期に訪ねるおいしい石垣・西表の旅

<2024年7月2日(火)~7月6日(土)5日間 添乗員:東京支店 萩原洋子>

<2024年7月2日(火)~7月6日(土)5日間 添乗員:東京支店 萩原洋子>

八重山諸島にて、6〜7月のわずかな時期のみ咲く幻の花「サガリバナ」を探す旅から戻りました。様々な姿を見せるサガリバナや、八重山ブルーの海の美しさ、2022年オープンの西表島のイタリアンについて紹介します。

水面に浮かぶサガリバナ、夜空に咲き誇るサガリバナ

綿毛のようなおしべが特徴的なサガリバナは、1年の中でもわずか2週間ほどの期間にしか花を咲かせず、日本では奄美大島以南の南西諸島に自生します。夜に花を咲かせ、朝方には花を落としてしまう一夜花で、見られる時期や場所が限られることから、幻の花といわれています。
ツアーでは、石垣島平久保サガリバナ群落を訪ね、夜の光に照らされるサガリバナをご覧いただいたり、朝方西表島の仲間川で小型ボートで水面に浮かぶサガリバナを探しにいきました。また、西表島ではすでに地面に落ちてしまったサガリバナを探しにいったところ、水たまりに浮かぶ綺麗な花を見ることができました。

夜、華やかに咲き誇っていたサガリバナが、朝になると一斉に水面に落ち、川を流れていく様子は儚くもあり幻想的です。サガリバナを見るためにこのツアーに参加されていたお客様も多く、いつまでもいつまでもカメラから手を離されない方も。

石垣島の北部の平久保は、市街地から離れ、もともと観光客も少なかったところでしたが、サガリバナ群落を整備し、原生林から植樹をして環境を整えたことで、多くの方に来てもらえるようになってうれしいとのガイドさんの話が印象的でした。

暗闇に浮かぶ薄ピンク色の花々
目の高さ程に花が咲いています
一度に花を落とすサガリバナ
少人数ならでは 小型ボートで水面ぎりぎりまで近づきます
クルージング最中に、なんと5~60年に一度しか咲かない
竹の花も見られました
花が落ちた後の様子
川沿いの湿地に浮かぶ花々
サガリバナクルーズの帰りはマングローブ林が
迎えてくれました。

心奪われる八重山ブルーの海の美しさ

今回訪れた石垣島・西表島の2つの島の間に広がるサンゴ礁は、石垣島の「石」と西表島の「西」をとって石西礁湖と呼ばれています。各所にある展望台からは、光の加減によって絶え間なく色を変える美しい海が見られました。サンゴの死骸からなる白浜と、透明度の高さと、どこまでも遠浅というのが美しいエメラルドブル―の海を作り出す条件で、石西礁湖はそれを満たしています。場所や時間によって異なる表情を見せる海は、永遠に眺めていられるような気分にさせられました。

船でしかアクセスができない船浮集落のイダの浜 
西表島 伝統漁船のレースが行われるまるまぼんさい岩
石垣島 バンナ岳 エメラルドの海が見える展望台
昼食を食べたホテルレストランの前に広がるビーチ
石垣島東部の玉取崎展望台からは、石垣島北部の平久保半島と美しいコーラルリーフが望めます

八重山の食材を使用したガストロノミー

今回の旅では、もし西表島がイタリアの島だったら?という発想で2022年にオープンしたガストロノミー「リストランテ テラ イリオモテ」でのディナーをご用意しました。竹富町の地域おこし協力隊出身のシェフで、八重山の食材を豊富に使ったメニューや演出をお楽しみいただきました。西表島では琉球猪という本州の猪より小型の猪がよく出没するようで、メインは琉球猪のハンバーグです。他にも熱帯魚のナポレオンフィッシュや月桃香る手作りジェラートなど、島の食材をたっぷりいただくことができました。沖縄は食事が苦手というお客様にも、十分ご満足いただける創作イタリアンです。

海ぶどうとシビマグロのタルタル
島らっきょうとナポレオンフィッシュのパスタ
月桃香るジェラートと、
日本最西端のひとめぼれの米粉チーズケーキ
最後にはシェフによる趣味のピアノ演奏も

八重山諸島は、沖縄本島より500キロメートル離れ、ゆったりとした空気が流れ、素晴らしい景色の宝庫です。ぜひ次の旅先に検討されてみてください。

 

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111