【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年05月14日

【帰国レポート】ダイヤモンドプリンセスでゆく 神宿る島久高島と竹富島・台湾への船旅

<2024年4月27日(土)~5月6日(月)10日間 添乗員:稲田裕子>

<2024年4月27日(土)~5月6日(月)10日間 添乗員:稲田裕子>

ゴールデンウィークはダイヤモンド・プリンセスの日本クルーズに行ってきました。2004年に就航したダイヤモンド・プリンセスは三菱重工業長崎造船所で建造され、2014年には日本市場向けに大規模改修が行われ、展望浴場「泉の湯」や寿司バー「カイ」が新設されました。日本クルーズだけあり、日本人スタッフも多く、「言葉の壁」を感じることなく、船内イベントもお楽しみいただけました。

ダイヤモンドプリンセス号。清水港寄港中、富士山とともに。

沖縄本土から5㎞ほどの距離に位置する「神の島」久高島へ

那覇港からバスで約1時間のドライブで「安座真港」へ。ここから久高島行きフェリーが出ています。琉球神話では、創世神アマミキヨが天からこの地に降りてきて、国づくりを始めたとされています。そのため琉球王朝時代には、沖縄本島最高の聖地としてあがめられ、琉球王が礼拝に訪れていたそうです。現在も島の大半は聖域に指定され、開発が規制されていますので、美しい海や海岸沿いの奇岩を眺めることができます。何度も沖縄を訪れた方でも、「久高島は知らなかった」と言っていただく、ワールドこだわりの訪問地なのです。

訪れた時間はちょうど満ち潮の時間。ガイドさんが、「今が一番、海がきれいに見えますよ。」と案内してくれたメーゲー浜。
「クボウ御嶽」への入り口。島で行われる祭事の時にしか入ることが許されない「聖域」で、男子禁制です。
海岸へと続く久高島の道。アスファルトではなく、砂地を残すことで、人間にも地球にも優しい「道」。
島にたくさん育っているアダン(別名:タコノキ)。まるでパイナップルのようですが、食べれません。
ガジュマルの根っこ。ブランコができるのです!

石垣島から竹富島へ

八重山列島の中心地である石垣島、そこから6㎞ほど離れた小さな島が竹富島です。フェリーで15分で渡れる隆起サンゴの島は、全島が西表石垣国立公園に指定されています。島の中心に位置する集落は1987年に重要伝統的建造物保存地区に選定されていて、沖縄の原風景が残るエリアとして観光客にも人気です。自転車、徒歩などいろいろと島を散策する手段はありますが、今回我々は路線バスを利用しながら島を巡りました。

のんびりと集落を歩く水牛車。ガイドの説明を聞きながら、水牛車で島をまわる観光客もおられます。
星砂ビーチ。有孔虫の殻が星型に見えることから、その名がつきました。皆さん一生懸命星砂を探されました。(全島国立公園に指定されているので、もちろん持ち出しは禁止です)
集落にあるカフェ。赤い瓦屋根、色とりどりの花が集落の建物の特徴でした。
カフェでひと休憩。竹富そば。
車エビが有名な竹富島。「時価」ですが、注文するとカラっと揚げて提供してくれます。

最終寄港地は静岡県の清水港

今クルーズの最後の寄港地は静岡県の清水でした。見どころと言えば、やはり富士山です。到着前には、「まぁ、富士山はね…」というお声もありましたが、到着してみると、まだ山頂に雪の残る富士山が出迎えてくれ、皆様のテンションは一気にアップ!ボランティアガイドの話を聞きながら回ると、ただ単に「きれいな富士山みえたね」だけではない、有意義な滞在になりました。

三保の松原と富士山。
羽衣伝説の残る「羽衣の松」。3万本以上ある松の中で、名前が付いているのは「羽衣の松」だけなのだそうです。
日本平夢テラスからの清水の町並みと富士山。
富士山を眺めながらの清水港出港シーン。

船の食事もおいしいけれど、寄港地の食も旅の楽しみのひとつです

ダイヤモンド・プリンセスには5つのメインダイニング、2つのスペシャリティレストラン(イタリアンレストラン「サバティーニ」とシュラスコ料理の「シュラスカリア」)、そしてお寿司バーの「カイ」、いつでも気軽に食べに行けるビュッフェレストランや、ピッツァやハンバーガーなどが食べられる場所があります。船の食事も美味しいですが、やっぱりたまには下船地で地元の料理を食べてみたいものです。各地の名物料理に皆様お腹いっぱいになりました♪

船のスペシャリティレストラン「サバティーニ」でのお夕食。雰囲気も味も、好評でした。
沖縄の那覇に寄港中に訪れた「百名伽藍」。沖縄名物の海の幸や豚肉料理のランチでした。
台湾の故宮博物院観光後、「故宮晶華」にて、名物料理をご賞味いただきました。
最後の寄港地清水では、漁港にある「漁師めし 岸屋」さんで、刺身定食に名物のサクラエビのかき揚げをご賞味いただきました。

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