【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年02月13日

【帰着レポート】北海道ローカル鉄道 釧網本線 大雪原をゆく

2023年1月30日(月)~2月3日(金) 添乗員:東京本社営業部 清水龍士郎

〈1月30日発 添乗員・本社営業部 清水 龍士郎〉

冬の北海道。聞くだけで寒さを感じると思いますが、実際に行ってみると“冬にしか味わうことの出来ない北海道の魅力”がたくさんあり、旅人を飽きさせない北海道の凄さを感じました。ご参加いただいたお客様も、出発前には冬の北海道の心配がありつつも、最後には「来てよかった」という感想もいただきました。5日間の旅の様子をお届けいたします。

何が見られる?北海道の列車旅

5日間の日程の中で南千歳~釧路と釧路~摩周の釧網(せんもう)線の列車旅をお楽しみいただきました。釧網線は名前からわかる通り、’釧’路と’網’走を結び、道東を南北に縦断する約166キロメートルの鉄道です。

釧路駅を出発したあと、釧路川と並走し、釧路湿原などをご覧いただきました。途中、日本で唯一タンチョウがやってくる駅・茅沼(かやぬま)駅や野生の鹿が線路を横断する姿をご覧いただき、北海道ならでは、冬ならではのローカル鉄道旅情を味わいました。

また、釧網線の北浜駅はオホーツク海に一番近い駅として知られております。実際に駅に訪れましたが、線路の向こうには大海原が広がっておりました。

釧網線の車窓。写真はないですが線路を鹿が横切る姿も見れました。
釧網線を走る車両。1車両での運航です。
車両は国鉄時代から使用されているため、懐かしき国鉄のマークも見られました。
タンチョウがやってくる駅。駅舎の方向に数羽見られますが分かりますか?
オホーツク海に一番近い駅:北浜駅
北浜駅を上から見ると、その近さが分かります。
車内でお召し上がりいただいた駅弁。車内誌でも紹介されており、北海道の名物駅弁の1つです。
北寄飯やサーモン寿司、サケの照り焼き、つぶ貝のから揚げなど海鮮が盛りだくさんです。

まだまだ冬の北海道の魅力は尽きません。

せっかく冬に北海道に来たのならと、冬にしか見れない景色を5日間のうちにたくさんご覧いただきました。支笏湖の湖水で造られた氷のオブジェ、白銀の世界に生きるタンチョウ、釧路の夕日、摩周湖、自然の動物などこの季節ならではの特権です。

釧路の夕日はバリ島、マニラとともに世界3大夕日の1つに数えられています。天気にも恵まれ雲も少なく釧路川に落ちていく真っ赤な夕日をじっくりと鑑賞出来ました。

また、摩周湖は日本一透明度の高い湖として有名ですが、特に夏には霧がかかり、はっきりとした視界で見られることも多くありません。今回ご参加いただいたお客様の中に以前摩周湖を訪れていた方もいらっしゃいましたが、霧でご覧いただけなかったようで、今回の摩周湖の姿を見て「ここまではっきり見れると思わなかった。」「思わぬ感動です!」と、嬉しい感想も多々いただきました。

支笏湖の氷濤(ひょうとう)まつり。さっぽろ雪まつりに劣らない雪の迫力を感じました。
凍った釧路川に射す夕日が綺麗でした。
摩周湖。ここまで視界が開けているのも珍しいとか。
実はこの写真、宿泊したラビスタ阿寒川の夕食会場での写真です。可愛らしい姿を見ながらのお食事でした。
阿寒国際ツルセンターにて。

写真を中心に今回の旅の様子をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

「冬の北海道=寒くて訪れる気にならない」と思われる方も少なくないと思います、ただ、その気持ちを上回るほどの魅力がたくさんございました。また、案外寒さにはなれるものです。毎日マイナス気温を記録しておりましたが、「思っていたより全然寒くないわね」と仰っていたお客様も多くいらっしゃいました。

冬の北海道には行ってみたいけど心配なことも多い、と感じる方。是非1度訪れてみてください。感動の連続が皆様を待ち受けていると思います。

実はこの旅では釧網本線に2回乗車する予定でしたが、暴風雪の影響で運休となり1度のみの乗車となってしまいました。それでも釧網線の線路沿いにバスを走らせ景色をお楽しみいただきました。心残りはありますが、冬の北海道の旅をお楽しみいただけたツアーでした。

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