【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2022年05月11日
【帰着レポート】クイーンビートルで行く 世界遺産・沖ノ島クルーズ
2022年5月1日 添乗員:九州支店 柴尾 祐樹
<5/1 九州支店 柴尾祐樹>
コロナ渦になって初の行動制限のないゴールデンウィークということで、全国各地、多くの観光客でにぎわう様子がニュースで伝えられました。九州・福岡でも3年ぶりに博多どんたくが開催されるなど、明るいニュースが多く聞かれました。そんな中、5月1日・日曜日に全国から約100名のお客様に博多港へお集まりいただき、弊社でクイーンビートル2階のビジネスクラスフロアを貸し切った世界遺産・沖ノ島クルーズをお楽しみいただきました。その様子をレポートいたします。
特別イベント 今宿青木獅子舞と筑前琵琶
今回のツアーでは、ワールド航空サービスのお客様のためにクルージングにあわせて福岡の文化をお楽しみいただく特別イベントも開催いたしました。
博多港にて福岡市無形民俗文化財である今宿青木獅子舞を
乗船前、博多港にてクイーンビートルの真っ赤な船体を前に今宿青木獅子舞が披露されました。今宿青木獅子舞は、約 1300 年前に高祖山(福岡市西部)に築かれた怡土城の落成を祝って地区の住民が獅子舞を奉納したのが始まりと伝えられています。「悪魔を祓って吉祥を呼ぶ」めでたいものとして、五穀豊穣祈願の祭典や落成式その他の地域の催し、海外にも招かれて上演しているそう。
リズミカルな太鼓と笛の音色にあわせ、力強く躍動する獅子の姿に、皆様すっかり見入っていました。



船内では優美な筑前琵琶の音色を
力強い獅子舞から雰囲気をガラリとかえ、船内では優しい筑前琵琶の調べをお楽しみいただきました。この筑前琵琶とは、明治時代の中ごろに福岡の筑前地方で始められた新しい様式の琵琶音楽で、明治天皇御前演奏をするなど急速に全国に広まりました。薩摩琵琶と比べ柔らかな音色やおだやかな曲風が特徴で、女流の奏者が多いことでも知られています。
お二人の女性演奏家の奏でる優美な音色は、何とも耳に心地よく、船の緩やかな揺れと相まって寛いだひと時を演出してくださいました。

青空の元、世界遺産「神宿る島」沖ノ島を海上から遥拝
午前中から厚い雲がかかっていた博多港。準備中も天気予報が気になって仕方がありませんでしたが、午後2時の出港後は次第に雲が消え、見事な快晴に!これには乗船の皆様も大喜び。まさしく“五月晴れ”という言葉がぴったりの青空と、爽やかな風を感じながら沖ノ島まで大きな揺れもなく快適なクルージングを楽しむことができました。

沖ノ島は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つである宗像大社の沖津宮がある島で、天照大神の三女神のひとり、田心姫神を祀ります。
クイーンビートルはこれまでにも不定期で沖ノ島へのクルージングを行っていますが、今回は初めて沖ノ島をぐるりと周回するルートで航行してくれました。沖ノ島は、神職以外の立ち入りが禁止されているため、このような形で島をじっくりと眺め、遥拝することができたことに感激いたしました。


船内では旅行談義に大いに花が咲きました
今回は、クイーンビートル2階のビジネスクラスをワールド航空サービスのお客様のために貸切でご案内。全国から100名近いお客様にお集まりいただき、同行添乗員や九州支店社員とともにクルーズを楽しみました。船内では、久しぶりに旅仲間や添乗員との再会を果たしたという方も多くいらっしゃり、旅談義も盛り上がりました。中には、旅のひろばを手に、旅仲間と次のツアーの相談をしている方も。海外旅行も含め、いよいよ本格的な旅の再会に向けて動き出している様子に私たちも嬉しくなりました。

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