【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年05月11日

【帰着レポート】福岡・博多滞在と門司港の旅

2022年4月29日(金)~5月4日(水)6日間 東京支店 酒井康行

<4/29発・添乗員:東京支店 酒井康行>

 クイーンビートルのビジネスクラスを貸し切り、世界遺産の「神宿る島」宗像・沖ノ島への遊覧もお楽しみいただく特別企画の1コースへ、2年ぶりの制限が全くないゴールデンウィークのさなかに、お客様をご案内して参りました。博多の様子は「博多滞在の旅」の添乗員レポートに任せるとして、私からはそれ以外の、しかも、通常のコースでもほとんどご案内してこなかった魅力を、何点かご紹介します。

宗像大社三宮(辺津宮・中津宮・沖津宮)をすべて遥拝し、神宝館では数々の国宝を鑑賞

 宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社のひとつで、天照大神の三女神(()(ごり)(ひめの)(かみ)湍津(たぎつ)(ひめの)(かみ)(いち)杵島(きしま)(ひめの)(かみ))を、沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀り、この三宮を総称して、宗像大社と呼びます。
 『日本書紀』(720年)には、天照大神から三女神へ「歴代天皇をお助けすれば、歴代天皇が祀るでしょう」という言葉が残されています。これは宗像が日本における最初の国際港であったため、海外との外交、貿易、国防的な機能を果たせば、天皇が祀るとされ、それは沖ノ島から出土した約8万点の国宝からも国家祭祀(天皇の遣い、勅使が現地に赴いて、祭りをするというもの)の痕跡を裏付けています。
 このツアーでは、最も訪れやすい辺津宮(博多市内から車で約1時間)や特別プログラムの沖ノ島遊覧(渡島は不可、神職以外は立ち入り禁止です)に加え、フェリーにて大島を訪ね、港からすぐの中津宮や沖津宮遥拝所にもご案内して参りました。
 また、辺津宮の敷地にある神宝館では、沖ノ島から見つかった神宝(国宝約8万点)の数々を鑑賞して参りました。

クイーンビートルから望む沖ノ島
宗像大社・沖津宮のある沖ノ島の全景
宗像大社・辺津宮
市杵島姫神の降臨の地とされ、社殿がない古代祭場「高宮祭場」
神宝館の神鏡
神宝館の金銅製龍頭
大島にある宗像大社・中津宮
大島にある沖津宮遥拝所、この遥か向こうに沖津宮のある沖ノ島が浮かびます

宗像の御宿「はなわらび」にて、玄界灘で獲れた新鮮な海の幸を堪能

 宗像大社・辺津宮から車で僅か10分程の御宿「はなわらび」にて、「皐月会席」を堪能して参りました。いずれも美味でしたが、とりわけ、手利として出た刺身盛り合わせ(鯛のネギ巻き・マグロ・タチウオ・カンパチ)や、桜鯛若狭焼・筍の木の芽焼き、鯛と筍の煮付けなどは実に美味しく、さらに、希少な鐘崎いかのお造りと天婦羅も幸運にもお召し上がりいただくことが出来、玄界灘の新鮮な海の幸を大いに堪能出来ました。

手利として出た刺身盛り合わせ(鯛のネギ巻き・マグロ・タチウオ・カンパチ)
桜鯛若狭焼・筍の木の芽焼き
鐘崎いかのお造り

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