【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年10月08日

【帰着レポート】秋の尾道旅情としまなみ海道の旅 5日間

<10/4発・添乗員:東京支店 桂 智洋>
瀬戸内海に面した街「尾道」は、古寺がたくさんある歴史情緒あふれる街。坂の街、文学の街、映画の街など、様々な表情を持っています。町中には、古い建物をリノベーションしたおしゃれなスポットもたくさん。地元グルメのお店や銘菓など飽きることはありません。夏の暑さが過ぎ、秋風が吹き始めた尾道で4連泊し、ゆったりとこの旅情溢れる町を歩いてきました。尾道から愛媛観の今治までのし まなみ海道ドライブも印象的でした。

尾道を歩いて 尾道水道を望む絶景に出会う

尾道は、江戸時代に大阪と北海道を結ぶ北前船の寄港も始まるなどの繁栄を遂げました。そうして富を蓄えた豪商によって、お寺や町が作られたそう。風情あふれる尾道の街並みには、当時のお寺や古民家などの古い建物が現在も残っています。尾道水道沿いに続く狭い市街地から坂道が幾つも伸びて、尾道全体の景観が作られています。坂の町ですので、散策は一苦労ですが、街を歩く眼下に尾道水道を望む名景と出会えます。古寺をいくつか参拝した後、千光寺ロープウェイに乗って高台へ。ゆっくりと「文学のこみち」を下るコースを歩きました。「文学のこみち」は、木々に覆われた全長約1キロの遊歩道で、ここには尾道ゆかりの林芙美子・志賀直哉・正岡子規などの作品等の一節が自然石などに刻まれた25の文学碑があります。尾道がこれだけの文豪たちを魅了した魅力は、散策中に見おろす尾道市街地と、尾道水道を望むと深く納得です。

尾道水道の対岸に浮かぶのは向島。橋も架けられていますが、現役の渡し舟が頻繁に行き交っています。わたしたちも、渡し舟に乗って対岸へ。往復わずか15分足らずの航行でしたが、地元の方の気持ちになり、また水道を吹き抜ける気持ちの良い風を浴びることができました。

ロープウェイで空中散歩 絶景を楽しみながら千光寺まで移動しました
尾道の古寺巡りで訪ねた天寧寺 五百羅漢像は圧巻でした
文学のこみち 林芙美子の「放浪記」が刻まれていました

渡し舟では郵便局員さんと同乗でした

一日かけてしまなみ海道を往復 各地の観光も楽しみました

美しい島々とそれらを繋ぐ橋が織り成す海の道「瀬戸内しまなみ海道」。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの道では瀬戸内海に浮かぶ島々の風景を存分に楽しむことができます。尾道にいて、しまなみ海道へ足を運ばない理由はありません。丸一にかけてこのしまなみ海道の往復ドライブへご案内しました。先ずは、向島、生口島、大三島、伯方島を抜けて大島へ。小説『村上海賊の娘』の舞台で有名となった能島城跡を望む島です。村上海賊の魅力を体感できる「村上海賊ミュージアム」を館長さんの説明で見学しました。「海賊」という言葉へのイメージが変わったという方もいらっしゃいました。その後、島の南端に位置する絶景スポットとして知られる「亀老山展望公園」へ。隈研吾設計のパノラマ展望台ブリッジからは、世界初三連吊橋「来島海峡大橋」と日本三大急潮のひとつ「来島海峡」の潮流が望めました。愛媛県の今治では、今治では今治城の見学と料亭でのお食事を楽しみ、復路は生口島へ。生口島は、平山郁夫画伯の故郷。画伯が生まれ育ったこの美しい島では、画伯のシルクロードの作品や、しまなみ海道や尾道を描いた作品、そして画伯の子供のころの作品なども見ることができました。幸運なことに、館長を務める実弟の平山助成さんから説明を受ける機会に恵まれました。

亀老山展望台からは、大島と四国を結ぶ来島海峡大橋を望めます

今治城天守閣からも、瀬戸内海や来島海峡大橋が一望
今治を代表する料亭「はな亭」では繊細なお郷土料理を堪能
.画伯の実弟らしく、家族しか知らないであろう話しも飛び出し貴重な時間でした

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