視察レポート

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2024年08月05日

【視察レポート】「NAKADO」で味わう広島の美食

広島県の豊かな食材を巧みに活かしたイノベーティブなフレンチレストラン「NAKADO」。今回は美食家たちをも唸らせるレストラン「NAKADO」の魅力をレポートします。

「NAKADO」オーナーシェフ・中土征爾氏

「NAKADO」のオーナーシェフ、中土征爾氏は広島県北広島町のご出身。フランスのブルゴーニュ地方の一つ星レストランで修業を積み、2020年に「NAKADO」をオープンしました。フランスのレストランガイドブックで開業1年目にしてトック(トックはフランス語でコック帽の意味)3を獲得し、それ以降3年連続でトック3を獲得しています。さらに2023年には「G7広島サミット」でも腕を振るい、農林水産省の「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞されました。ソムリエの資格も所有しており、自ら行うワインペアリングもシェフの魅力の一つです。

左)「NAKADO」オーナーシェフ・中土征爾さん、右)柴尾
フランス生まれのレストランガイドブック
店内には「料理マスターズ」ブロンズ賞の賞状や 某グルメサイトの賞がずらりと並んでいました

広島市の中心にある隠れ家的フレンチレストラン

「NAKADO」は、周囲には百貨店が軒を連ねる八丁堀商店街のとあるビルの5階に位置しています。広島市の中心にありながら、店内はまるで大人の隠れ家のような落ち着いた雰囲気です。今回はカウンター席を用意してくださり、料理をする様子を目の前で拝見することができました。一切の無駄がない動き、そして見たこともない調理器具を使って次々と作られる料理に、ついつい目が釘付けになってしまいました。

液体窒素をつかって作られるメロンのデザート

広島の食材の魅力を生かした多彩なコース

今回体験したのは、10品からなるランチコース。主役はシェフ自らが選んだ広島各地で採れる新鮮な食材です。自らが選りすぐった広島の最高の食材に、モダンガストロノミーの技法とシェフの卓越した技術によって「NAKADO」でしか味わえない一皿に昇華させます。“地産地消”の一言では決して言い表せない、独創的で革新的な「NAKADO」料理が美食家たちを惹きつけるのも頷けます。

料理に使用するのは主に有田焼
中土シェフ自ら佐賀県の有田に足を運ぶこともあるそう
北広島の鱒のマリネとキャビアライム添え

コースの合間には、使われている食材についても教えてくれました。シェフ自ら足を運び選んだ食材ばかりなので、その食材が広島のどんな地域でつくられ、生産者がどんなこだわりを持っているのか、食材を選んだきっかけなど、一皿一皿の味わいが深くなるエピソードを聞けるのも魅力です。

江田島の白トウモロコシを使った冷製スープ
水のみで作られたスープはトウモロコシの甘味が際立ちます
北広島町の「やまのまんなかだ」のベビーリーフと野菜サラダ
芽ネギを泡状にしたソースがかかっています
広島市安佐北区のブランド野菜の狩留家なすの煮浸し
安芸高田「瀬戸内柑橘平飼い養鶏まさとう」の卵をつかったイカとトリュフのカルボナーラ仕立て
低温調理した安芸高田市の鹿タン
北広島の腐葉土を使って製塩された塩で味付けした原木椎茸
猪のフィレ肉のロースト お塩は「田野屋塩二郎」

「NAKADO」は広島の食材と一流シェフの卓越した技術が見事に融合した、地産地消のレベルを越えた他では味わえない食体験を提供します。ぜひ一度足を運んで、その魅力をご自身の舌で確かめてください。
「NAKADO」を訪ねるツアーは近日公開発表です!

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