「世界7大自然景観」としてその名を連ね、韓国国内からも人気のある観光地・済州島。コロナ禍でも観光客が衰えることはなく、この雄大な自然景観を求めて多くの韓国人が足を運んでいます。済州島には「済州オルレ」と呼ばれる森や山、海沿いの小道を歩くウォーキングコースがあり、数あるオルレコースの中から誰でも気軽に楽しめる歩きやすいコースを選んでいます。歩いて旅をする人のために開かれた済州オルレはとても歩きやすく整備され快適です。海・山・森・そして済州の素朴な町並み、さらに済州の有名な観光名所まで、一度のウォーキングで済州を満喫できます。菜の花や桜の美しい春景色を楽しみながら済州島を歩きましょう。ぜひ、視察レポートも併せてごらん下さい。（谷村咲衣）

屋久島は周囲130㎞ほど、日本で5番目の大きさの島です。その緯度と山々の標高により琉球諸島から北海道にかけて見られる植物が垂直に分布する、たぐいまれな島です。このたびは、屋久島で生まれ育ち、現在は屋久島自然館の館長をされている松本薫氏とともに、屋久島の森を歩き、その特性を実体験してください。自然に目が行く屋久島ですが、大和文化圏と琉球文化圏の境に位置する島の文化に触れるのも面白いと思います。伊丹空港からは直行便が就航していますので、2時間足らずで一気に屋久島へ。この機会に屋久島の自然と文化に直接触れに行ってみましょう。（八百屋健太）