【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年12月09日

【帰着レポート】憧れのサンカラホテル&スパで過ごす 屋久島の休日 4日間

2021年12月6日(月)~12月9日(木)4日間 添乗員:東京支店 若生 春香

<12/6発・添乗員:東京支店 若生 春香>

 冬の屋久島、サンカラホテル&スパに宿泊する旅より戻りました。「2日に1回雨が降る」と言われる屋久島ですが、今回は快晴が続き、気温も毎日20度前後と比較的温暖な気候の中、旅ができました。

 屋久島の旅というと、トレッキング、たくさん歩くイメージがありますが、歩くコースは短いものを選択し、歩くのが苦手な方も心配なくご参加いただけます。

朝7時頃、フロントに面したプール奥の海からは太陽が昇る様子もご覧いただきました。

53㎡のヴィラで、ゆっくりとホテル滞在をお楽しみいただきました

 今回3連泊していただいたのは、ひと部屋53㎡の広さのサンドラヴィラです。ホテルの周りは豊かな自然に囲まれているため、お部屋の中にはソフトドリンクをはじめ飲み物やアルコール類、紅茶・コーヒーと、快適にお部屋での滞在をお楽しみいただけるようアメニティも豊富に用意されています。

広々とした客室

 また、毎日観光から戻るとバスタブにはちょうど良い温度のお湯が溜まっており、観光で疲れた身体をすぐに癒して頂けるように、とのホテルの嬉しいサービスも。夕食後に部屋に戻ると再びベッドメイクがされ、オペラやジャズなどの心地よい音楽が流れているなど、細部に至るまでホテルでの滞在を存分に楽しんでほしい、というホテルのおもてなし精神を感じることが出来る滞在でした。

広々としたホテル敷地内の移動は基本的にカートです。
観光から戻るとバスタブにはお湯がはってあります。

地産地消をテーマに、こだわりのフレンチを

 サンカラホテルというと屋久島の高級リゾートホテルというイメージが強いですが、実はオーベルジュとしての名も持ちます。ホテルのふたつのフレンチレストラン「Ayana(アヤナ)」と「Okas(オーカス)」の総料理長を務める武井智春氏は、11年前にサンカラホテルの創業とともに屋久島へと移住。それまではレストラン「ミクニ マルノウチ」や伊豆のオーベルジュの総料理長を務めていたなどと、実力派の料理長です。

高級感あふれるフレンチレストランOkas(オーカス)。
フレンチのフルコースを提供しています。

 その日に仕入れた新鮮な食材を調理するため、当日にならないと夕食のメニューが決定しないのも島フレンチならではの魅力でしょう。料理長自らが地元の農家の方や漁師さんとの関係を築き、市場に出回らない食材を仕入れているなどと、食材の調達方法もこだわりぬかれています。2階のフレンチフルコースを提供している「Okas」では、シェフ自らが料理を1品ずつ丁寧に運び、お客様に説明してくださるなど、サービスにもサンカラホテルならではの特別感とこだわりを感じることが出来ました。

クリスマスカラーに仕上げられたイカ墨のソーセージ。花筏に見立てたピスタチオとマスタードソースを添えて(左)地元産のチビキのレア焼(右)
なかやま黒牛は敷地内で育てた椎茸と半熟の有精卵とともに(左)ホワイトチョコレートのアイスに紅フウキと焼ミカン。可愛らしく、ジブリ作品のもののけ姫風に仕上げられていました(右)

屋久島一周ドライブでは、野生のヤクシカやヤクサルに出会いました

 時計のように丸い形をした屋久島ですが、今回の旅では島の周囲132キロをバスにて一周ドライブしました。大型バスでは入ることのできない狭い道があるため、2台の小型バスに分乗しての半日ドライブです。

永田いなか浜。ウミガメの産地でもあります。
ドライブ中、車窓より。お天気に恵まれました。

 1993年、青森県・秋田県にまたがる白神山地とともに日本で最初に世界遺産登録された屋久島。今回のドライブでは、世界遺産登録地域である西部林道もあわせてドライブしました。西部林道は、約20キロにわたり民家も何もない、屋久杉や小杉などの自然が生い茂るエリアです。道中では、何度も車窓からヤクシカやヤクザルを見かけました。中には道路の真ん中で堂々とくつろぐヤクザルもいました。

車窓より、ヤクシカの様子。
のんびりと寛ぐヤクザルにも沢山出会いました。奥に何匹いるかわかります?

 どのシカやサルも、バスなどの車や人間を見かけても逃げることなく興味深そうに顔をこちらに向けてきます。現地のガイドさん曰く、車や人間が脅威ではないと分かっているため、逃げることもしないのだそう。ジブリ作品で有名な宮崎駿監督が、屋久島の自然に惚れ込みこの地を訪れたというのにも納得できる、自然と生き物が共生する世界が広がっていました。

 屋久島で過ごす最後の夜は、屋久島内で活躍される歌手の緒方麗さんをお招きし、「屋久島の夕べ」プログラムを開催いたしました。屋久島の民謡「まつばんだ」に耳を傾けながら、「洋上のアルプス」とも称される険しい標高を持つ屋久島の景色を思い浮かべ、屋久島での最後の夜をお過ごしいただきました。

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