日々是旅立

日々是旅立

2021年06月23日

尾道旅情(その2)竹原へ

社長 松本佳晴

 尾道4泊の滞在中に、是非訪ねてみたいのが「竹原」の町。
山陰本線と呉線のローカル鉄道で、尾道駅から1時間ほど。瀬戸内海の浜辺に沿って、時々こんなにも海に近くて大丈夫?と思うほど波打ち際に近づいて走る各駅停車の旅は、移りゆく多島美をのんびり眺めながら、何だか平和で愉快な気分。

 製塩で財を成した豪商「浜だんな」の町「竹原」は古い。
平安時代の京都下鴨神社の荘園として栄え、「安芸の小京都」と呼ばれています。石畳の「本町通り」を中心に幾つもの小路に格子窓や本瓦葺きの重量感のある町屋が軒を連ねる佇まいは、確かに京の祇園界隈の町筋を想起させます。多くの学者を輩出する文化を育み、頼山陽が暮らした「復古館」やニッカウヰスキーの竹鶴正孝の生家の酒造など、訪ねてみたい。
 藤井酒造は、「酒蔵交流館」として、この竹原の酒造り文化をよく伝えてくれるミュージアム。飲兵衛でなくても興味深い展示品の数々で、無料とはありがたい。
ご主人(藤井社長)が挨拶してくれたので、気が弱い松本は小びんの「龍勢」をお土産に一本購入。龍勢は、あの「ガンツウ」にも納めているというから、「銘酒の一品」と云って良いでしょう。

西方寺の石段から、竹原の町並。
「甍の海」であります。
「安芸の小京都」といわれる町並。
祇園の小路を思い出させます。
「浜だんな」の邸宅のもうひとつ「松坂邸」
「浜だんな」の邸宅のもうひとつ「笠井邸」
頼山陽が暮らした町屋「復古館」
酒蔵交流館(藤井酒蔵)
竹鶴政孝夫妻のブロンズ
「龍勢」は、ここのトップブランドで、「ガンツウ」にも納めています。
藤井社長は、とっても親切。

春の尾道旅情としまなみ海道(5日間)」でご案内します。(3月-5月)

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111