町並み百選

町並み百選

2022年05月30日

山陽道 矢掛の町並み(岡山)

備中矢掛宿は山陽道の中でも当時の面影を最も色濃く残している町です。

街道に沿った昔からの町並みは750ⅿに及び、脇に入った路地も白壁(なまこ壁)などが残っていて歩きまわるのが楽しいです。

街道には参勤交代で大名が宿泊した本陣や脇本陣もしっかりと残されていて国の重要文化財に指定されています。これは全国的に見てもここだけのことで、歴史的価値の高いものです。ここには徳川家に嫁ぐ際、篤姫も宿泊しています。

街道沿いには造り酒屋や醤油店などの古い商家が続き、現在は郷土博物館になっている櫓のある建物も風情ある景観を見せており、電柱や電線がなければ江戸のような趣です。

国の重要文化財に指定される旧矢掛本陣石井家住宅 ©岡山県観光連盟
旧矢掛脇本陣高草家住宅。江戸の暮らしの様子が窺えます 
©岡山県観光連盟
旧矢掛脇本陣高草家住宅。約600坪、本陣に次ぐ規模を誇る豪壮な屋敷です ©岡山県観光連盟
白壁と張瓦のコントラストが美しく、備中南部の建築様式をよく残した路地

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111