見どころのご紹介

重伝建の港町　萩・浜崎の古民家ガストロノミー「六気　RIKKI」

浜崎は、萩の城下町の形成にともなって開かれた港町で、近世は北前船の寄港地として廻船業と水産業で栄え、大正から昭和初期にはイリコなどの水産加工業や夏蜜柑等の積み出し港として栄えました。町に残る築200年の元海産物問屋の町屋をリノベーションしたレストラン「六気」にご案内します。2022年にオープン。シェフは東京で長年腕をふるい、フランス・リヨンで3年半修業した谷口海志シェフ。豊富な萩の食材を使った萩フレンチを味わいます。

旬の味覚　高津川の鮎や須佐の「男命（みこと）いか」

この地ならではの初夏の味覚もお召し上がりいただく機会を設けました。萩石見空港に近い益田の高津川は一級河川の中でも珍しくダムがなく、貯水されることがないため、常に新鮮で豊かな水量を湛え、日本の水質日本一（国土交通省調査）を幾度も記録している日本有数の清流。その清流で成長する鮎は良質な天然鮎として知られています。須佐では、ブランドの「男命いか」（ケンサキイカ）をご用意しました。手釣りで漁を行う「須佐一本釣船団」が釣り上げた男命いかは、生きたままお店へ。捌きたてのイカの身はほぼ透明といっていいほど透き通り、身は甘くてコリコリ。きっと驚かれることでしょう。（注1）

萩に2泊。山陰の小京都・津和野も訪れます

萩には2泊し、長州藩のお膝元として栄え、幕末の志士を多く輩出した萩の城下町を巡ります。津和野城の城下町、商家町として発展した津和野は、防火のために張り巡らされたとされる水路に色鮮やかな鯉が泳ぎ、土塀が続く武家町と、赤茶色の瓦屋根が連なる商家町との対比が印象的です。

ホタル舟で幽玄の世界に浸ります

下関市豊田町を流れる木屋川一帯は、日本でも有数のゲンジボタルの生息地です。ゲンジボタルが乱舞する木屋川を、日本初のホタル舟で遊覧します。また、豊田町はとろりとした泉質が特徴の美人の湯でも有名。一の俣温泉でその名湯をお楽しみください。

日本海の絶景　角島と元乃隅神社

日本海に臨む元乃隅神社は、2015年にアメリカのCNNの「日本の美しいスポット31選」に選ばれ、世界中から観光客を集める新しい名所になりました。123基の鳥居がずらりと並び、鳥居の朱と日本海の澄んだ青のコントラストが見事です。