大和とともに古墳の宝庫。関東のもう一つの魅力に迫る

装飾古墳特別公開と北関東の古代史跡を巡る旅【3日間】

  • 集合場所:東京駅
  • 出発日: 11月6日(木) 、 11月13日(木)
  • 旅行代金:¥168,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
関東と九州にのみ存在する装飾古墳「虎塚古墳」の特別公開に合わせて訪問します。
Point 2
各古墳では、それぞれの解説員にお願いし、興味深い解説とともにご覧いただきます。
Point 3
公共交通機関では訪問しにくい場所にある古墳群を、ツアーのメリットをいかし効率よく訪問します。

ツアープランナーより

日本にある古墳の数はなんと約16万基。古墳といえば関西や九州に多いのではと考えがちですが、かつて「東国」と呼ばれた関東にも多く存在しています。大きさの「関西」とバラエティの豊かさの「関東」とも言われるように、関東に残る古墳群は大きさ、形、装飾などが多種多様で、訪れる人を飽きさせません。それに加えて、関東の古墳の面白さは埋葬品として出土される個性豊かな埴輪の数々でしょう。このバリエーション豊富な古墳群から見ごたえのあるものを厳選し、解説員の方々の興味深い解説とともに茨城、栃木、群馬、埼玉と訪ねます。日本を代表する装飾古墳のひとつ、虎塚古墳の秋の特別公開に合わせて訪ねる、この時期だけの旅です。古墳に特別興味がない方でも改めて興味を持っていただける、新しい関東の旅をぜひご体験ください。

関西や九州を凌ぐ多彩な埴輪や石室 東国(あずまくに)を巡る
貴重な装飾古墳の内部に入る特別な機会

茨城「虎塚古墳」 春、秋の数日のみ一般公開される装飾古墳

バラエティーに富んだ古墳の中でも、とくに興味深いのは、日本でもほかには九州の一部にしかない装飾古墳でしょう。日本を代表する装飾古墳のひとつであるひたちなか市の「虎塚古墳」を、春、秋の数日のみの内部一般公開日に合わせて訪問します。通常は近くにつくられた埋蔵文化財調査センターで、写真などで見るだけの石室に入場できる絶好の機会となります。また、見学前には埋蔵文化財調査センターの学芸員の方の解説、セミナーをお聞きいただけるようにしました。

関東を代表する装飾古墳「虎塚古墳」
虎塚古墳の一般公開は、春と秋のみです(イメージ)

装飾古墳とともに楽しむ埴輪の世界①
乳飲み児埴輪
茨城県 ひたちなか市埋蔵文化財調査センター

全国でも乳飲み児を抱いている埴輪はこれのみ。作者の遊び心がたっぷりで、母親の表情が何とも言えない味があります。

栃木「車塚、摩利支天塚、琵琶塚古墳」 玄室内に赤い装飾跡が残る

栃木県の古墳の中心は、小山市から壬生町周辺。中でも玄室内に装飾跡が残る重要な古墳と言われる車塚(くるまづか)古墳と、発掘された埴輪、埋葬品の見事な摩利支天塚(まりしてんづか)古墳、琵琶塚(びわづか)古墳の資料館を訪ねます。関東の古墳の楽しさは、埴輪をはじめとした埋葬品のバラエティでしょう。埴輪だけを見ていても、あきらかに異国の人をかたどったものなどが多く、興味深いものであふれています。摩利支天塚、琵琶塚の両古墳は現在発掘が続けられているため、見学できませんが、すぐ近くにある資料館では、実に面白い埴輪や埋葬品が見られます。

壬生町の車塚古墳 玄室に赤い顔料の装飾跡が残る(イメージ)
壬生町立歴史民俗資料館は出土品の展示が充実

装飾古墳とともに楽しむ埴輪の世界②
頭の上に壺を載せた女性
栃木県 摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館

まるで日本のものとは思えないオリエンタルな雰囲気。インドの遺跡から出土したといってもわからない埴輪です。

群馬「観音塚、保渡田古墳」 東国の中心として君臨する大古墳群

紀元後3世紀頃から、飛鳥時代が始まる7世紀後半にかけての古墳時代、ヤマト王権として、関西を中心に日本全国を治めようという動きが始まった中で、関東では「東国文化」が形作られます。その中心が、現在の群馬県周辺だったと言われています。そのため群馬県には、大規模な古墳が残っており、その素晴らしさに圧倒されます。壮大なスケールを誇る「綿貫観音山遺跡」や、見事な石室が残る「観音塚古墳」。そして、前方後円墳3基が並ぶ「保渡田(ほどた)古墳群」は、圧巻です。

規模の大きな保渡田古墳群
壮大な保渡田古墳
綿貫観音山古墳のナチュラルホワイトの壁を持った石室(イメージ)

各古墳では専門家がじっくり説明 毎回、大好評です
虎塚古墳では埋蔵文化財調査センターの学芸員の方に、群馬の古墳群は群馬県立歴史博物館顧問の右島和夫氏に解説をお願いしています。個人で訪れたら、その形を見るだけの古墳でも、石室への入場や、隣接する博物館、資料館を含めて解説付きで楽しめるのは、まさにツアーのメリットでしょう(埼玉古墳群と八幡山古墳ではボランティアガイドがご案内します)。
※講師の体調等により当日ご案内できない場合は別の方にお願いする可能性もございます。

綿貫観音山古墳(イメージ)

装飾古墳とともに楽しむ埴輪の世界③
跪座(きざ)の男子
群馬県 群馬県立歴史博物館

跪く男子の姿、両手、両足の動きなどが見事な埴輪の傑作。両手、両足の表情が生き生きとして、1300年前につくられたものとは思えない出来栄えです。

埼玉「埼玉(さきたま)古墳群、八幡山古墳」 10基を超える大小の古墳群

古墳の多い埼玉の中でも、ぜひ訪問したいのが、「埼玉(さきたま)古墳群」でしょう。広大な敷地に前方後円墳8基、円墳2基、方墳1基を中心に10基を超える大小の古墳群が集まる、日本でも稀な古墳の宝庫です。敷地内には古墳群を紹介する博物館も併設され、稲荷山古墳から出土した115の文字が書かれた国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」は必見です。

10基以上の古墳が集まる埼玉(さきたま)古墳群
「関東の石舞台」と称される八幡山古墳
緑色片岩でブルーに輝く神秘的な石室内部

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京駅10:00発 ひたちなか市 小山17:00着

■東京駅より、専用バスにて茨城県のひたちなか市へ。

■昼食後、埋蔵文化財調査センターへ。

■着後、ひたちなか市埋蔵文化財調査センターの見学と、解説員による装飾古墳の説明を楽しみます。

■その後、春、秋に数日のみ一般公開されている●装飾古墳「虎塚古墳」の見学。

■見学後、小山市のホテルへ。

(小山泊)

2日目
小山08:30発 壬生 高崎 前橋17:00着

■午前、栃木県を代表する古墳群のある壬生へ。
●壬生町立歴史民俗資料館、玄室内に赤い顔料の装飾跡が残る車塚古墳を見学。

■その後、摩利支天塚、琵琶塚古墳資料館の見学も楽しみます。

■午後、群馬県、高崎周辺の古墳群へ。規模の大きな古墳群が集まる、保渡田古墳群、巨石を用いた横穴式石室が見られる、観音塚古墳を見学。

■その後、前橋のホテルへ。

(前橋泊)

3日目
前橋 08:30発 行田 東京駅17:30頃着

■午前、国宝の「三人童女の埴輪」が出土した●綿貫観音山古墳を見学。

■その後、群馬の古墳群を紹介する●群馬県立歴史博物館を見学します。

■昼食後、埼玉県を代表する○埼玉(さきたま)古墳群へ。前方後円墳8基、円墳2基、方墳1基を中心に、10基を超える大小の古墳が点在する圧巻の古墳群を訪ねます。また、「関東の石舞台」と称される八幡山古墳も見学します。

■見学後、東京駅に戻ります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月6日(木)発

旅行代金:¥168,000

11月13日(木)発

旅行代金:¥168,000

1名室利用追加代金なし: 客室タイプは洋室シングルルームとなります。

 

 

シングルルーム同料金!

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