見どころのご紹介

G7広島サミット2023でも腕をふるった中土征爾シェフの「NAKADO」

土地の食材を利用し、その地域の風土、歴史、文化を料理に表現する「ローカル・ガストロノミー（地方の美食学）」。フランスに端を発したこの考え方は、日本の土地土地に育まれた食材の豊富さによって近年「食」の大きな流れとなり、各地で地の食材を司る名シェフが誕生しています。現在、広島でその代表と言えば、中土征爾シェフの名が上がるでしょう。国内外で修業ののち、2020年に「NAKADO」をオープン。開業から1年でフランスのレストランガイドブックで3トック（トックはフランス語でコック帽の意味）に選ばれ、以来3年連続で掲載されています。その独創的な料理の数々は世界的評価も高く、G7広島サミット2023でも料理を提供。美食家が集うわずか14席のレストランでのディナーをお楽しみください。

えだじまフレンチと上質な温泉が楽しめる名宿「江田島荘」に宿泊

「NAKADO」でのディナーの翌日は、「江田島荘」の宿泊といたしました。広島湾に浮かぶ江田島、江田島湾に面した全32室の客室は、全室オーシャンフロント。ブランディングマガジン編集のジャパンブランドコレクション「至福の名宿とホテル100選」にも2022年から3年連続で選出されている広島を代表する名宿です。上質な泉質の温泉や食にも定評があります。食は食材のほとんどを江田島の生産者から直接仕入れ、フレンチと和食の技法で作り上げるという「ここでしか味わえない」コース料理となっています。

世界遺産・厳島神社に参拝

厳島神社は593年の創建。安芸守（あきのかみ）となった平清盛が篤く信仰し、現在の規模とほぼ同じ、寝殿造りの社殿を造営しました。宮島自体が「神」であり、木を伐採したり、土地を傷つけたりしないように、海に社殿や鳥居が建てられました。厳島神社の象徴である大鳥居は2022年に3年半にわたり行われた令和の大改修を終え、朱塗りの美しい姿をご覧いただけるようになりました。

呉湾艦船めぐりや音戸の瀬戸へ

江田島への道中は、軍港として栄えた呉や、平清盛が開削したと伝わる音戸の瀬戸などを巡ります。呉では護衛艦や潜水艦など、様々な艦船を間近に眺める「呉湾艦船めぐり」を楽しみます。音戸の瀬戸では創業明治28年、海軍元帥の山本五十六はじめ旧海軍関係者に愛された「戸田本店」にて名物の鯛料理をご用意しました。