2023年登録の最新世界遺産も訪ねます
ヒッタイト王国とフリギア王国、2つの古代文明を訪ねて【10日間】
- 集合場所:羽田空港
- 出発日: 9月11日(水)
- 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000〜ビジネスクラス利用¥1,018,000
ツアーコード: ME180T
旅のポイント
- Point 1
- 日本隊が発掘したカマン・カレホユック遺跡付属の研究所の特別見学にご案内します。
- Point 2
- 2023年に登録されたトルコの新しい世界遺産へご案内します。
- Point 3
- 世界遺産ヒッタイト王国の都ハトゥシャシュを訪ねます。
ツアープランナーより
見どころのご紹介
世紀の発見の現場へ カマン・カレホユック遺跡研究所の特別見学
1979 年、三笠宮崇仁親王殿下の発意により財団法人中近東文化センターが建設され、その付属機関「日本アナトリア考古学研究所」が中央アナトリアのカマンに置かれました。その研究所の所長、大村幸弘(おおむらさちひろ)さんが中心となって発掘を進めてきたのが、カマン・カレホユック遺跡です。2009年に世界最古の鉄器が、2017年には世界最古級の鉄の塊がこの遺跡から発掘され、大きな話題となりました。製鉄の起源はヒッタイトとする通説が覆るかもしれない世紀の発見といわれています。カマン・カレホユック遺跡付属の研究所と、隣接して築かれた日本庭園の特別見学にご案内します。
古代エジプトと覇権を争ったヒッタイトの都を探訪
紀元前1000年頃、アナトリアに強大な国を築いたのが、ヒッタイト人です。ツアーではヒッタイト王国の首都として栄えたハトゥシャシュ遺跡を見学します。現在もライオンの門、スフィンクスの門が残され、当時の姿を知ることができます。その周辺にあるヤズルカヤ遺跡やアラジャホユック遺跡にも足を延ばします。3000年以上遡る遺跡なので、建物などは残されていませんが、とりわけ前者の「大ギャラリー」、「小ギャラリー」と呼ばれる美しいレリーフは必見です。
新世界遺産① フリギア王国の都ゴルディオン
フリギアはヒッタイトの滅亡後、紀元前8世紀にアナトリアで権勢を誇った王国です。ゴルディオンはその政治、文化の首都でした。当時の建物跡やミダス王の墳墓などが残されています。ミダス王は童話で有名な「王様の耳はロバの耳」の王様です。また手で触れるものを黄金に変えてしまう伝説でもよく知られています。墳墓の墓室は現存する世界最古の木造建築ともいわれ、フリギアの文明を解明するための貴重な遺産が数多く保存されていることから、ゴルディオン遺跡は2023年に世界文化遺産の登録を果たしました。
またエスキシェヒル連泊時にはフリギア渓谷と呼ばれる、フリギア人の遺跡群へ足をのばします。ライオンのレリーフで有名なアスランタシュやミダス王のモニュメントで知られるヤズルカヤは必見です。
新世界遺産② セルジューク朝時代の多柱木造モスク
2023年、ゴルディオン遺跡に続いて世界遺産に新たに登録されたのが、トルコ初の一連の世界遺産となった「中世アナトリアの木造多柱式ジャーミー」です。5つの建築が登録され、ツアーではアンカラのライオンの隠れ家を意味を持つアルスランハネ・ジャーミー(モスク)と、シブリヒサルの大(ウル)ジャーミー(モスク)を訪ねます。共通しているのは、木造の平らな天井と木造の多柱から成る構造です。シブリヒサルのものは67本もの柱で屋根を支えています。中央アジアの遊牧時代にトルコ系民族が使っていたテントの姿に似ています。幾何学模様や花柄があしらわれた説教台は傑作といわれ、細かな手仕事も見ものです。
アナトリア最古の風光明媚な町アマスヤを散策
アマスヤは険しい岩山に囲まれた渓谷に開けた町です。紀元前3世紀に遡るポントス王国の首都であり、アナトリアで最も古い町のひとつに挙げられます。岩山にはアマスヤ城と岩窟墳墓が見られ、川に沿ってセルジューク、オスマン朝時代の昔ながらの家並みが残されています。広く知られた町ではありませんが、歴史が深いうえに町並みも大変絵になるアナトリアでぜひ訪ねたい町です。
ツアー日程
10日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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羽田空港 21:55発
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■夜、羽田空港より航空機にてイスタンブールへ。
(機中泊) |
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2日目
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イスタンブール 05:05着/07:00発 アンカラ 08:10着 チョルム 13:00着
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■着後、航空機を乗り換え、アンカラへ。 ■その後、バスにてチョルムへ。 ■午後、ヒッタイト遺跡の展示が充実した●チョルム博物館を見学します。 【2連泊】(チョルム泊) |
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3日目
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チョルム (アマスヤ)
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■午前、バスにて河岸の美しい景観とオスマン朝、セルジューク朝の建築の宝庫アマスヤへ。 ■着後、古い建物が並ぶ○旧市街、●アマスヤ博物館などを見学します。 (チョルム泊) |
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4日目
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チョルム08:30発 ハトゥシャシュ遺跡 アンカラ17:30着
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■午前、バスにてヒッタイト時代よりさらに古い王墓が発見された●アラジャホユック遺跡の見学へ。 ■その後、聖地●ヤズルカヤ遺跡、ヒッタイトの首都が置かれた世界遺産●ハトゥシャシュ遺跡などを訪ねます。 ■午後、バスにてアンカラへ。 【3連泊】(アンカラ泊) |
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5日目
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アンカラ (カマン・カレホユック遺跡特別見学)
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■本日はカマンとその周辺の観光にご案内します。1986年以降、三笠宮殿下らの努力によって発掘調査が進められてきた日本アナトリア考古学研究所が発掘作業を進めている、○カマン・カレホユック遺跡、●考古学研究所付属博物館、●日本庭園などの特別見学にご案内します。 (アンカラ泊) |
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6日目
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アンカラ
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■午前、ミニバスにて●アナトリア文明博物館へご案内します。フリギア王国の出土品を中心に見学します。 ■その後、○アンカラ城、新世界遺産●アルスランハネ・ジャーミーを訪ねます。 ■午後、アンカラ旧市街に残るローマの遺構めぐりへ。○浴場跡、ローマ皇帝の宮殿跡に建てられた○ハジー・バイラム・ベリーモスクなどへご案内します。 (アンカラ泊) |
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7日目
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アンカラ08:00発 ゴルディオン遺跡 シブリヒサル エスキシェヒル15:00着
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■午前、バスにてエスキシェヒルへ向かいます。途中、フリギア王国の都として栄えた新世界遺産●ゴルディオン遺跡では「ミダス王の墳墓」や城塞・住居跡を見学します。 ■その後、シブリヒサルへ。新世界遺産●ウル・ジャーミーを見学します。 ■午後、エスキシェヒルにて旧市街の散策をお楽しみください。 【2連泊】(エスキシェヒル泊) |
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8日目
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エスキシェヒル (フリギア渓谷の遺跡群、アイザノイ遺跡)
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■午前、ヒッタイト滅亡後に隆盛を誇ったフリギア人の遺跡群「フリギア渓谷」の遺跡を訪ねます。 ■巨大な墳墓が残された○アスランタシュ、ミダス王のモニュメントが残された○ヤズルカヤなどをご覧いただきます。 ■午後、保存状態の良い、ハドリアヌス帝時代の●アイザノイ遺跡を訪ねます。 (エスキシェヒル泊) |
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9日目
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エスキシェヒル08:26発 イスタンブール10:57着/15:50発
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■午前、高速列車にてイスタンブールへ。(注) ■着後、バスにてイスタンブール空港へ。 ■午後、航空機にて帰国の途へ。 (機中泊) |
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10日目
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成田空港 08:55着
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■午前、成田空港に到着。着後、解散。 |
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(注)鉄道のスケジュールは変更となる場合があります。
出発日・旅行代金
このツアーは10日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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9月11日(水)発 |
旅行代金:¥498,000 エコノミークラス利用 旅行代金:¥1,018,000 ビジネスクラス利用 |
■1名室利用追加代金:¥70,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間に適用(往路:羽田~イスタンブール間/復路:イスタンブール~成田間)
■燃油サーチャージ別途目安:¥87,200:2月1日現在
■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)
■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせ下さい。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
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