一万二千年前の遺跡群が眠る大地へ

福岡発 ギョベクリ・テペ遺跡も訪ねる ネムルート山と東トルコの旅【12日間】

  • 集合場所:福岡空港
  • 出発日: 6月13日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥513,000〜ビジネスクラス利用¥1,033,000

旅のポイント

Point 1
一万二千年前の遺跡「ギョベクリ・テペ」と、さらに古い最古の神殿「カラハン・テペ」を訪ねます。
Point 2
神秘的なネムルート山頂遺跡はいまだ謎に包まれています。
Point 3
中世アルメニア王国の都、アニ遺跡を訪問します。
Point 4
アルメニアとの国境の町ドゥバヤジットやヴァンも訪問します。

ツアー担当者より

メソポタミア文明、古代オリエントの源となったティグリス川、ユーフラテス川の源流はトルコ南東部にあります。「肥沃な三日月地帯」の中央部にして文明揺籃の地。この地から定説を覆す最古級の神殿跡が続々と発掘されています。今回は、1万2千年前の遺跡「ギョベクリ・テペ」、さらにそれよりも千年古いとされる「カラハン・テペ」の二つの古代遺跡と、東アナトリアの大地に点在する時代を超えた数々の遺跡、建造物をご紹介します。また、紺碧のヴァンの湖や、見渡すばかりの緑の草原、荒涼たる旧約聖書の舞台、アララト山の雄姿など、美しい自然の風景も目に焼き付いて離れません。歴史の面白さを再認識させる旅へ、いざ出かけましょう。
九州支店 山﨑大輔

見どころのご紹介

定説を覆す遺跡「ギョベクリ・テペ」、さらに古い最古の神殿「カラハン・テペ」

氷河期が終わり、海面が上昇し日本が大陸と切り離された1万2千年前、トルコ東部、シャンルウルファの北東約20キロの丘の上には世界最古の神殿が造られていました。アナトリア地方南東部、「肥沃な三日月地帯」として知られるユーフラテス川上流域で発見された巨石遺構が「ギョベクリ・テペ」と「カラハン・テペ」。両遺跡が注目されるのは、その建設年代で、人類が農耕や牧畜を始めたとされる時期を2千年以上さかのぼるのです。エジプトのピラミッドやメソポタミアの都市国家遺跡よりなんと7千年も古い時代の遺跡ということになります。

ギョベクリ・テペ遺跡
高さ1.5~6mのT字形の石柱で囲まれた神殿跡
2023年9月には、先史芸術の印象的な例となる新たな発見もあり、さらに注目が高まっています。(写真上)(カラハン・テペ遺跡)なお、発掘されたばかりのため、写真の像が見られるかどうかは政府、研究機関等の方針によりますので現時点では確定していません。
潜在規模はギョベクリ・テペより大きいとされています(カラハン・テペ遺跡)

神秘的なネムルート山頂遺跡はいまだ謎に包まれています

19世紀後半に、オスマン帝国軍が山頂付近を行軍した際に偶然発見されたネムルート山頂遺跡。巨大な神像は紀元前1世紀にこの地方に栄えたコンマゲネ王国時代のもの。早朝、山頂近くまで行くとまだ明けきらぬ闇の中に遺跡の輪郭が見えてきます。やがて東の空が白み始め、神々の巨大な頭部が朝日に照らされる瞬間、そこには長い眠りから覚めて生命を宿すかのような神秘的な空間が広がります。

コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が紀元前62年に建てたとされる巨像。
宗教儀式の場、あるいは王の墳墓とする説がありますが謎は解明されていません。

中世アルメニア王国の都、アニ遺跡を訪問

中世にアルメニア人が建設したシルクロードの商業都市「アニ」。10世紀にはアルメニア王国バグラトゥニ朝の首都となり、王国の宗教的中心地として栄えました。最盛期には「1001つの教会がある都」、「40の門がある都市」として10万人の人口を誇ったとされます。現在、見渡す限りの草原の中にポツンと残る遺跡は、かつての栄光からは程遠い静寂の中にあります。

荒野に残るアニ遺跡はシルクロードの栄枯盛衰を物語ります
この地を支配した王朝の様々な建築様式が残っています

国境の町ドゥバヤジットや湖の畔ヴァンも訪問

ノアの方舟伝説のアララト山を望むドゥバヤジットの郊外には、イスハクパシャの宮殿があります。99年の月日をかけて完成された宮殿は、第一次世界大戦まで現役で使われていました。トルコ最大のヴァン湖の東岸の町ヴァンにはトルコの至宝とされる猫がいます。世界中に千匹ほどとされる希少な猫で、現在はヴァン猫研究所で厳重に保護されており、世界でここでしか見ることができません。

イスハク・パシャの宮殿は、オスマン帝国チューリップ時代最後の大作
トルコの至宝と呼ばれるヴァン猫

福岡空港発着 世界各地への旅 2024年シリーズ第1弾(4月〜6月出発)
パンフレットご希望の方は表紙をクリックしてください。(お問い合わせ内容のところに「福岡発着の旅4月〜6月」とお書きください)

ツアー日程

12日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
福岡空港13:55発 関西空港15:05着/21:50発

■午後、福岡空港より国内線にて関西空港へ。

■関西空港よりターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール05:00着/08:35発 カルス10:35着

■着後、航空機を乗り換え、アルメニアに近いカルスへ。

■着後、カルスの市内観光。教会を改装した○キュンベット・ジャーミィカルス城カルス博物館などへご案内し、ホテルへ入ります。

(カルス泊)

3日目
カルス08:30発 アニ遺跡 ドゥバヤジット17:30着

■午前、中世アルメニア王国の都、世界遺産●アニ遺跡を見学します。

■昼食後、アララト山麓の国境の町ドゥバヤジットへ向かいます。

(ドゥバヤジット泊)

4日目
ドゥバヤジット13:00発 ヴァン17:30着

■午前、アララト山のノアの方舟の跡、●イスハク・パシャの宮殿にご案内します。

■午後、〇ヴァン城跡ヴァン博物館を訪ねます。

【2連泊】(ヴァン泊)

5日目
ヴァン

■終日、謎のウラルトゥ王国の都ヴァンの観光。チャウシュテペ遺跡○ホシャプ城トルコ最大の湖ヴァン湖訪ねます。ヴァン大学獣医学科が管理するヴァン猫研究所も立ち寄ります。左右の目の色が違う希少なヴァン猫をご覧ください。

(ヴァン泊)

6日目
ヴァン08:30発 アクダマール島 ビンギョル18:00着

■午前、ヴァン湖に浮かぶアクダマール島にボートで渡り、アルメニア教会を見学します。

■その後、ビンギョルへ向かいます。

 (ビンギョル泊)

7日目
ビンギョル08:00発 エラズ ネムルート山麓18:00着

■午前、エラズへ。郊外の〇ハルプット城〇バザールを見学します。

■昼食後、バスにてネムルート山麓へ。

(ネムルート山麓泊)

8日目
ネムルート山 ネムルート山麓12:00発 シャンルウルファ15:00着

■早朝、世界遺産ネムルート山へ。圧巻の巨石像が待っています。

■ホテルへ戻り、朝食後、休憩。

■その後、シャンルウルファへ。

【2連泊】(シャンルウルファ泊)

9日目
シャンルウルファ カラハン・テペ ギョベクリ・テペ遺跡 シャンルウルファ

■ご希望の方は、街の素顔に出会う朝のぶらぶら散歩にご案内します。

■午前、発掘が始まり、ようやく一般公開したばかりの古代遺跡カラハン・テペを見学。

■午後、いよいよ世界遺産●ギョベクリ・テペの見学。

(シャンルウルファ泊)

10日目
シャンルウルファ ガズィアンテップ20:30発 イスタンブール22:20着

■午前、考古学博物館(注)にて、ギョベクリテペ遺跡などからの夥しい出土品を中心に参観。

■その後、ガズィアンテップへ。着後、セウグマ・モザイク博物館を見学。

■夜、国内線フライトでイスタンブールへ。

■着後、航空機を乗りかえ、帰国の途へ。

(機中泊)

11日目
イスタンブール02:00発 関西空港20:00着

■夜、関西空港に到着後、関西空港近郊のホテルへ。

(関西空港近郊泊)

12日目
関西空港07:00発 福岡空港08:15着

■朝、関西空港より航空機にて福岡空港へ。

■福岡空港に到着後、解散。

※日程表の福岡空港~関西空港の国内線の時刻はピーチ航空の2023年12月1日現在のスケジュールに基づいて作成しております。今後スケジュールの変更が成された場合は、別途確定書面にてご案内いたします。

(注)2023年11月現在、考古学博物館は改築のためクローズしています。2023年冬にはオープン予定ですが、再オープンしない場合は、返金します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは12日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月13日(木)発

旅行代金:¥513,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,033,000

ビジネスクラス利用

・1名室利用追加代金:¥55,000
 お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

・燃油サーチャージ別途目安:¥70,300(11月1日現在)

・ビジネスクラス利用区間:関西空港~イスタンブール間往復

・旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、関西空港の施設利用料及び保安サービス料3,100円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります。)

※但し付帯条件がございます。詳しくは最寄りの支店の窓口へお問合せください。

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