~知られざる絶景と美しき街々を訪ねて~

モンテネグロ・ボスニア・セルビアの旅【11日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 6月3日(月) 、 9月5日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥558,000〜ビジネスクラス利用¥1,078,000

旅のポイント

Point 1
モンテネグロの聖地オストログ修道院と知られざる絶景の大峡谷へご案内。
Point 2
ボスニアの象徴とも言える2つの世界遺産の橋、そして激動の歴史の中心地とも言えるサラエボを訪問。
Point 3
セルビアではローマ時代からの歴史を誇るドナウ河畔のアイアンゲート渓谷と美都ノヴィ・サドへ。

ツアープランナーより

ユーゴスラビアを表す有名な数え歌があります。「7つの国と国境を接し、6つの共和国から成り、5つの民族が住み、4つの言語を話し、3つの宗教を信じ、2つの文字を使う、それでも国はひとつだ」。かつて、ひとつの国であったことが信じられないほど、それぞれの国は個性に溢れています。このコースでは、あまり知られてはいないものの、見所の尽きない旧ユーゴ諸国の3か国を訪問。モンテネグロでは崖に張り付いた奇観の修道院や世界でも有数の大峡谷の絶景、ボスニアではトルコ文化と欧州文化が混交した美しい中世の街並み、そしてセルビアではドナウ河畔の景観と歴史遺産をご覧いただきます。インフラの整備が途上の旧ユーゴの国々ですが、是非、昔の雰囲気が残る今のうちにお訪ねください。

見どころの紹介

セルビア
2つのセルビア ベオグラードとノヴィ・サド

ユーゴスラビア構成国の中心を成したセルビアの首都ベオグラード

かつてのユーゴスラビア連邦の首都、ベオグラード。ドナウ河畔でも最重要な戦略的拠点として、古代から現代までの間に領有権を巡って記録されているだけで150回近くにわたって戦いの場となっております。16世紀から19世紀にかけてはオスマン帝国領として統治されたため、どこかエキゾチックな街並みが魅力。一方のノヴィ・サドは17世紀以降はハプスブルク家の領地として発展しており、小ウィーンとも言うべき街並みが広がります。セルビアの2つの異なる文化と街並みをお楽しみください。

セルビア第二の都市ノヴィ・サド

保存鉄道シャルガン8とセルビア王家ゆかりの街

セルビア西部の国境近くを走る760mmの狭軌鉄道「シャルガン8」。かつてベオグラードとサラエボを結んでいた鉄道の一部区間なのですが、82型蒸気機関車が息を呑むような断崖を通り、20ものトンネルを抜けて2時間半ほど走る人気の観光列車です。車窓から山並みや滝、田園風景をお楽しみください。また本年度より、旧セルビア王家ゆかりの街オプレナツにも立ち寄り、霊廟や別荘などを訪ねます。

シャルガン8でのんびりとした狭軌鉄道の旅を楽しみます
旧セルビア王家の霊廟、オプレナツの聖ジョージ教会の壮麗な内部

知られざるドナウ中流域・セルビアのドナウ河畔を巡る

ドナウ川は全長2860㎞もあるヨーロッパでも屈指の大河ですが、ウィーンやブダペストなどの上流域とは異なり、中・下流域の見所は殆ど紹介されることがありません。このコースではセルビア滞在中、ドナウ川の幅が一番狭まる場所に建てられたゴルバツ要塞、岩に彫られた彫刻としてはヨーロッパ最大のデケバルス像やトラヤヌス帝時代に古代の橋が架かっていた場所に残された碑文、など知られざるドナウ河畔の景勝地にご案内します。

岩に彫られた彫刻としてはヨーロッパ最大のデケバルス像
ドナウ川に残されたトラヤヌス帝の碑文
ドナウ川中流域で最も重要な要害であったゴルバツ要塞

ボスニア
平和の象徴、世界遺産モスタルと首都サラエボ

東西文明の十字路としてオスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国など、各時代の支配者の影響を受けてきたボスニア・ヘルツェゴビナ。首都サラエボでは多様な文化が入り混じった独特の雰囲気を満喫いただきます。サラエボ事件の現場となった石橋や、旧市街の中心にある職人街バシチャルシヤの散策をお楽しみください。また、ヨーロッパでありながら、イスラム文化のオリエンタルな風情が漂う古都モスタルも訪問します。古い橋スターリ・モストは、内紛で破壊されたのち2005年に再建されました。その歴史的背景と平和の象徴として世界遺産にも登録されています。

世界遺産に登録されたスターリ・モストとモスタル旧市街
エキゾチックな雰囲気漂うサラエボ旧市街

ミマール・シナンの傑作、世界遺産メフメット・パシャ橋

メフメット・パシャ橋は、オスマン帝国の宮廷建築家だったミマール・シナンが16世紀に建設したもので全長は 179.5 メートル。美しい11の石組みのアーチが周囲と調和し、なんとも美しい姿をしております。 ユーゴスラビアのノーベル文学賞作家イヴォ・アンドリッチの小説「ドリナの橋」のモデルともなっています。

周囲と調和した美しいメフメット・パシャ橋

モンテネグロ
世界遺産コトル・フィヨルド深奥の港町とブドヴァ

アドリア海沿岸は、変化に富んだ複雑な海岸線に入り江と美しい小島が点在し、世界でも屈指の美しさを誇っています。港町コトルもその一つ。フィヨルドの最奥に位置するモンテネグロの世界遺産です。城壁に囲まれた旧市街には、ローマ・カトリック、東方正教会、またイスラム教のモスクもあり、ベネチアと東方を結ぶ「海のシルクロード」であった時代を今に伝えてくれます。一方のブドヴァは400年もの間、ベネチア共和国によって支配されていた古都。ベネチアのローマ様式で街並みが統一されています。

フィヨルドの最深部に位置する世界遺産コトル(モンテネグロ)
コトル旧市街の重厚な街並み
ベネチア時代の面影を残すブドヴァ

バルカン半島屈指の聖地、オストログ修道院

標高800mの山の岩肌にへばりつくように立つまさに秘境の修道院。17世紀に聖ヴァシリエという修道士によって建てられ、今も安置されている遺体は「様々な奇跡を起こす」と信じられており、毎年10万人もの人々が訪れ、熱心に祈りを捧げている、モンテネグロ最大の聖地です。敬虔な信徒の姿と絶景をお楽しみください。

崖にへばりつくように建つ、聖地オストログ修道院

世界有数の大絶景、世界遺産ドゥルミトル国立公園の大峡谷へ

モンテネグロ北部の知られざる大絶景、世界遺産ドゥルミトル国立公園。ここを代表する大絶景が深さ最大1900メートル、全長82キロにも及ぶ世界で2番目に深いタラの大峡谷です。峡谷に沿って広がるのが、かつてはヨーロッパの大部分を覆っていたクロマツの原生林。その原生林を流れるエメラルドグリーンのタラ川は、バルカン半島最後の清流と言われています。「ヨーロッパ最後の秘境」と呼ばれる大自然をお楽しみください。

世界最大級の大峡谷、世界遺産ドゥルミトル国立公園のタラ渓谷

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田21:55発

■羽田空港より、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール05:15着 イスタンブール07:55発 【モンテネグロ】 ポドゴリッツァ08:40着 (オストログ修道院) ブドヴァ

■着後、航空機を乗り換え、モンテネグロのポドゴリッツァへ。

■モンテネグロへ入国後、バルカン半島有数の巡礼地崖に張り付いたオストログ修道院の見学。その後、ブドヴァへ。早めにホテルへ入ります。

【2連泊】(ブドヴァ泊)

3日目
ブドヴァ (コトル旧市街)

■午前、ベネチア様式の美しい旧市街と絶景の海岸線で知られる世界遺産コトルへ。聖トリプン大聖堂など、コトル旧市街の散策。

■午後、絶景のコトル湾のクルーズ●岩礁のマリア教会へご案内。

(ブドヴァ泊)

4日目
ブドヴァ08:00発 ドゥルミトル国立公園 ニクシチ17:30着

■午前、ブドヴァを出発し、世界遺産ドゥルミトル国立公園の観光拠点であるジャブリャクへ。着後、絶景のタラ渓谷へ。深さ最大1,900m、全長約82km、世界で2番、ヨーロッパでは最も深く・長い渓谷の自然美をお楽しみください。

■午後、ニクシチへ。

(ニクシチ泊)

5日目
ニクシチ08:00発 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】 モスタル12:30着 (スターリ・モスト)

■午前、国境を越え、ボスニア・ヘルツェゴビナモスタルへ。

■午後、モスタル旧市街の観光。世界遺産古い橋(スターリ・モスト)などネレトヴァ川沿いの散策へ。

(モスタル泊)

6日目
モスタル09:00発 サラエボ11:00着

■午前、首都サラエボへ。着後、サラエボの観光。職人街バルチャルシヤやサラエボ事件の発祥の地「ラテン橋(旧プリンツィプ橋)」冬季五輪施設と墓地などへご案内します。

(サラエボ泊)

7日目
サラエボ08:00発 ヴィシェグラード 【セルビア】 モグラ・ゴラ チャチャク17:30着

■午前、ヴィシェグラードへ。天才建築家シナンの建築した世界遺産メフメット・パシャ橋を見学。その後、国境を越え、セルビアへ入国し、モグラ・ゴラへ。モクラ・ゴラからシャルガン・ヴィタシまでの狭軌鉄道シャルガン8の乗車をお楽しみいただきます。その後、チャチャクへ。

(チャチャク泊)

8日目
チャチャク08:00発 オプレナツ ベオグラード12:00着

■午前、首都ベオグラードへ向かいます。途中、セルビアの王家、カラジョルジェヴィッチ家の霊廟である●聖ジョージ教会別荘があるオプレナツに立ち寄ります。

■午後、ベオグラードの観光。○カレメグダン公園●国立博物館などへご案内。

        【2連泊】(ベオグラード泊)

9日目
ベオグラード (ゴルバツ砦) (アイアンゲート渓谷)

■本日はセルビアのドナウ河畔の知られざる見所へご案内。中世からの威容を今に伝えるゴルバツ砦アイアンゲート(デケバルスの巨像、トラヤヌス帝の碑文)などへご案内します。夕食は民族舞踊ショーと共にどうぞ。

(ベオグラード泊)

10日目
(ノヴィ・サド) ベオグラード20:20発 イスタンブール23:05着

■午前、バスにてノヴィ・サドへ。美しい旧市街の散策へご案内します。

■午後、スレムスキ・カルロブツィのワイナリーへ立ち寄り、ベオグラードへ。

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

11日目
イスタンブール02:20発 羽田空港19:25着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港に到着。着後、解散。

※旧ユーゴスラビア諸国は欧州先進諸国に比べ、道路などのインフラが未だ発展途上です。そのため、移動時間が想定よりもかかる可能性があります。

※欧州先進諸国間とは異なり、旧ユーゴスラビア諸国間は昔ながらの国境管理が行われています。通境時間には余裕を見て行程を組んでおりますが、想定よりも時間がかかる可能性があります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月3日(月)発

旅行代金:¥558,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用


※ 新千歳空港から、添乗員が同行します。上記旅行代金に加え、下記に記載の往復の国内線追加代金が必要となります。

9月5日(木)発

旅行代金:¥558,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥80,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥102,500:12月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:(全区間適用【羽田空港~イスタンブール~ポドゴリツァ、ベオグラード~イスタンブール~羽田空港】)

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の旅客取扱施設利用料2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせ下さい。

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