【国内】帰着しました。添乗員レポート
【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年01月17日
【帰着レポート】憧れのサンカラホテル&スパで過ごす 屋久島の休日
2020年12月1日~12月4日 4日間 添乗員:東京支店 桂智洋
屋久島憧れのオーベルジュ型リゾートホテル「サンカラホテル&スパ」にゆったり3連泊して屋久島の休日を満喫する旅から戻りました。サンカラホテルのホスピタリティ、開放的でとても快適な客室、そして何よりも屋久島の食材にとことんこだわったお食事は、皆様の期待どおり。サンカラホテルのレポートは、12月4日発の添乗員、田中弥也子から詳しくお伝えしますので、このレポートでは屋久島の大自然を満喫した観光の様子をお伝えします。
「洋上のアルプス」といわれる屋久島
屋久島の自然が多様なことには理由がありました
九州本土の南端、佐多岬の60キロほど南にあって淡路島より少し小さい島ですが、九州一高い1936メートルの宮之浦岳がそびえる山の島です。海岸からそそり立つ山々は屋久杉をはじめ、様々な樹木におおわれ、島の90パーセントが森林です。
サンゴ礁には熱帯魚が遊び、砂浜にはウミガメが産卵に上陸します。それでも、山頂には雪と氷の冬がめぐってきます。屋久島は亜熱帯の海にそびえる雪山の島なのです。北緯30度の少し北にある屋久島は、年間平均気温が20度近い亜熱帯の北の端といった気候で、人里にはハイビスカスやブーゲンビリアなど、熱帯の花も咲いています。
しかし、山を登ると標高2000メートル近い山頂では、年間平均気温6度台と北海道旭川市並みの亜寒帯に近い気候となります。屋久島は直径30キロに満たない島ながら、南北2000キロに及ぶ日本列島の自然が詰め込まれているのです。
無理することなく、屋久島の自然を体感できる
「ヤクスギランド」と「白谷雲水峡」
屋久島といえば「縄文杉登山」が定番のように思われていますが、往復10~12時間を要する大変ハードなもの。もっと気軽に屋久島の大自然や、屋久杉をはじめるとする植物、滝群や楽しめるコースがあるのです。それがこの旅でご紹介する「ヤクスギランド」と「白谷雲水峡」です。
ともに、50分から70分程度の軽ハイキングで、多少のアップダウンはあるものの、特別な装備は必要なく、どなたでも歩くことができます。
屋久島を舞台にした『浮雲』で、作家の林 芙美子はこんな名言を残しました。
1カ月の中に36日雨が降る
まさしく屋久島は、日本はもとより世界でも屈指の雨量を誇る島。 だからこそ、希有で豊かな自然が見られるといっても過言ではないでしょう。ヤクスギランドでは小雨混じりの中歩いたのですが、苔に水滴が付く現象、「苔ボタル」や「苔ダイヤモンド」を目にすることができ、雨があっての屋久島を実感できました。
博物館でしっかり「予習」をしてから屋久杉を見学
屋久島の文化についても知ることができました
世界遺産の島だけあって、博物館の展示も充実していました。今回は2つの博物館を見学しました。「屋久杉自然館」には、平成17年の大雪で折れた縄文杉の枝が展示されていて、数千年を生きる巨木の生命力を感じることができました。
また、「屋久島歴史民俗資料館」では、現代までの島の歴史や民俗をテーマにしていて、小規模ながら島に伝わる農具、漁船などの実物展示を通して、先人たちの暮らしや歴史を学ぶことができました。
鹿児島から沖縄の海域に広がる薩南諸島の島々の様子や島津藩の政策、さらには屋久島の住宅の造り、飛び魚漁についても知ることができたのは大きな収穫となりました。ともに専属の館内スタッフの方が熱心に身振り手振りを交えて説明してくれたのが印象に残りました。
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