【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年07月27日
【帰着レポート】「雲の上のホテル」宿泊と四万十川・足摺岬の旅
2021年7月5日(月)~7月8日(木)4日間 東京支店 金子友里恵
<7/5発・添乗員:東京支店 金子友里恵>
愛媛県の松山から入り、四国の西側、南側の海岸沿いを通って高知県高知市へと抜けるルートの旅です。
四万十川と足摺岬を訪ねる、兼ねてより人気のある旅ですが、この度は南高知の突端にあるSNSで話題の「柏島」や、隈研吾の原点ともいえる木造建築群を持つ梼原村、四国カルストの絶景、大人気スポットの「仁淀川流域」など、新しい観光地を組み込んでリニューアルした内容でのご案内となりました。
出発時、梅雨時の関東は連日の大雨で心配でしたが、到着した松山は快晴で夏本番の暑さが感じられました。
今、話題の「仁淀ブルー」へ行ってまいりました!
弊社の月刊誌「旅のひろば 6月号」でも特集させていただいた、高知県の仁淀川流域。抜群の透明度を誇る仁淀川がもたらす渓谷は、「仁淀ブルー」と名付けられたコバルトブルーの色を眺めながらハイキングをお楽しみいただけます。そんな話題の仁淀ブルーが楽しめる「中津渓谷」のハイキングへ、ひと足先に行ってまいりました。その全貌をご紹介します。



色んな色の岩や石が見られるのも仁淀川の特徴です





休憩しつつ往復約1時間半のハイキングでした
今回訪ねたのは7月ですが、空気が澄んで水がさらに冷たくなる秋の仁淀川は、透明度が増してさらに美しくなるそうです。秋も是非訪ねてみたいものです。
改めて感じる日本最後の清流「四万十川」の素晴らしさ
津野町不入山に端を発し、中土佐町、四万十町、四万十市を流れる四国最長の大河(全長196km)である四万十川。
高知を訪ねた際には必ずと言っても訪れるほど定番の自然スポットのため、訪れた方も多いことと存じますが、今回は沈下橋を渡り、屋形船にのって遊覧を楽しみ、天然の鮎に舌鼓を打ってまいりました。
実際に沈下橋の上に立つと、その涼やかな清流を間近に感じられ、狭い橋を行き交いながら挨拶をする地元の人々の会話を耳にします。土佐の人々にとって、四万十川は生活の一部として切っても切り離せないものであり、四万十川と共に暮らしてきたのだと、感慨深い気持ちになりました。




四国カルストってご存じでしょうか?
カルストとは、地表に露出した石灰岩が雨水などで浸食されて誕生した地形です。日本各地でみられる石灰岩地帯ですが、大規模なカルストが見られるので有名なのは山口県の秋吉台・北九州の平尾台・そしてこの度訪ねた「四国カルスト」で、日本三大カルストと呼ばれています。
宿泊した梼原町から1時間ほど、「天空の道」と呼ばれる県道383号線を上がっていくと、驚きの光景!先ほどまで木々が生い茂っていた森を抜けて、突然カルストの大地が現れてきます。
放牧された乳牛たちが至る所で横たわり、大きな風車が回り、ここはスイスなのかと思わせられるほど壮大な光景が広がっていました。あいにく霧が発生してしまいましたが、晴天の日の夜には満点の星空が見られるスポットとしても有名だそうです。
こんな場所にこんなに素晴らしい景色があるなんて知らなかった!とお客様からも驚きの声が聞こえてきました・



日本を代表する木造建築家 隈研吾の原点の「梼原町」を見る
四万十川市をさらに北上し、狭いトンネルを抜けると突如現れる梼原町。
木造建築で世界にも名高い日本の建築家 隈研吾が手掛けた木造建築が至る所に見られる珍しい町です。
隈研吾といえば、間もなく開催されるオリンピックで使用される国立競技場を手掛けた方ですから、木がふんだんに使われた温かみのあるあの競技場は、皆様の印象にも深く残っていることでしょう。
そんな彼が、木造建築にこだわるきっかけとなったのが、ここ「梼原町」です。
なぜこんな山深い場所に?どうして木造建築なのか?…と思いを巡らせて、答えを探しながら町を歩きました。




制服姿の子供たちが沢山いました

靴を脱いで入り、リラックスして過ごせる開放感のある空間でした

ゆすはら座には、隈研吾の新聞記事が飾られています。
愛媛と高知の突端を行く 足摺岬・外泊(そとどまり)・柏島
愛媛の西岸と高知の西南岸は、海を渡ると実は九州の大分と宮﨑がすぐそばにあります。この海岸線沿いは非常に入り組んでいて、小さな島が沢山。そして透き通った蒼い海が非常に美しいです。定番の足摺岬はもちろん、通常の観光では訪ねる機会の少ない知られざるスポットといえる石垣集落の外泊やコバルトブルーの海に浮く柏島を訪問しました。


全て人力で積まれた石でできています

台風により荒れ狂う海から家を守るための知恵です

子供たちが作成した石雛が飾られています


海が透き通っているため、橋の上からも魚が観察できました
”四国グルメ”に舌鼓を打つ。
良質な天然港を持つ海を有し、日本最後の清流「四万十川」・透き通った水の仁淀川が雄大に流れ、県土の7~8割を森林が占める愛媛県と高知県は、その自然の恩恵を受けた食材をたっぷり使った郷土料理が楽しめます。今回のツアーで皆様にお召し上がりいただいたお料理の数々をご紹介いたします。

土鍋で炊かれた鯛めしとは違い、鯛のお刺身を出汁と生卵に溶いてご飯にかけていただきます

頬張れば、清らかな四万十川の水の美味しささえ感じられるようでした

最近不漁のためなかなかお目にかかれませんが、ラッキーなことに今回いただく事ができました!歯ごたえがありながらモチモチの食感です

仁淀ブルーへのハイキングを楽しんだ後はお腹もぺこぺこです。川魚の女王とも呼ばれるアメゴの南蛮漬けは頭から尻尾まで美味しくいただけます

大勢で大皿料理を取り分けながらいただきます。専用の取り箸をたくさんご用意くださり、中庭も綺麗に手入れされた老舗料亭の吾妻さんにて堪能しました
この度は、周遊型の旅だったため、小さな町や突端の岬を訪ねながら、ダイナミックに移り変わる四国の自然の美しさを存分に楽しむことができました。だんだんと暑さが増してきている四国ですが、暑さが和らぎ澄んだ空気となる秋には紅葉もご覧いただけます。是非足を運んでみてください。
お客様とご一緒に訪ねた「仁淀ブルー」も行く愛媛・高知の旅も大変ご好評いただき、多くのお客様にお申込みを頂戴しております。残席もわずかですので、ご興味の方は是非ご覧ください。
■日本の九寨溝をゆく 奇跡の清流 仁淀(によど)ブルー探訪の旅【4日間】https://www.wastours.jp/tour/japan/49281/
■日本の九寨溝をゆく 奇跡の清流 仁淀(によど)ブルー探訪の旅【5日間】https://www.wastours.jp/tour/japan/49355/
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