【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年06月30日

【帰着レポート】ふたつのルレ・エ・シャトーと日本アルプス絶景雲海の旅

<6/22発・添乗員 東京支店 太田 勇樹>

 ルレ・エ・シャトーに加盟している明神館に宿泊し、ヒカリヤニシで昼食をお召し上がりいただく内容を中心に、周囲に広がる自然も満喫していただける、信州の良いとこ取りをしたような日程でした。

 6/22発のツアーでは、上林温泉に宿泊する内容でしたので(6/13発は渋温泉に宿泊)、今回は宿泊ホテルを中心にご紹介したいと思います。

多くの著名人も魅了する山間のクラシックホテル

 上林温泉「仙壽閣」は、長野電鉄創業者により創設された歴史あるホテルであり、自然に囲まれた山間の源泉かけ流しの宿としても有名です。

 館内は中庭をとり囲むような造りで、壁のいたるところに写真や絵画が飾られており、博物館のようなインテリアでした。

周囲の自然と調和するクラシックな外観
館内に展示されている長電創業者が収集した書画コレクション
天皇家がご宿泊された際の写真も飾られている

 全て手作りの料理ということにこだわっており、体に優しい料理内容でした。実際にお客様からは「手作りならではの暖かみのある料理、品数が多くても全部食べられる」と好評でした。

 ホテルのスタッフ曰く、自然の中で何もせずのんびり過ごしに来るリピーターの方が多いとのこと。著名人も多く宿泊する格式あるホテルでありながら、廊下ですれ違えば気軽に声を掛けてくれる従業員含め、アットホームな雰囲気が仙壽閣の魅力だと感じました。

朝食は和食・洋食からお選びいただけます
地元食材を用いた体に優しい手作りのお料理

 

 飾らない名旅館での2連泊を気に入っていただいたお客様も多かったです。24時間利用可能な源泉かけ流しの温泉に浸かり、湯上がりはのんびり庭園や滝を眺めながら過ごすのが、仙壽閣での最良の過ごし方だと思います。

大浴場までの廊下に設置された椅子から滝が望める
幻想的な雰囲気のライトアップされた中庭
中庭に面した談話室でコーヒー片手にのんびり過ごす

ルレ・エ・シャトーの奥深さを堪能

 扉温泉「明神館」は、松本にあるヒカリヤニシとともにルレ・エ・シャトーに加盟しています。ルレ・エ・シャトーに加盟するためには、地域に根差した店であることや地域の食文化を更に進化させることに貢献することなど厳しい審査がありますが、なかでもルレ・エ・シャトーの価値を共有できる個性ある店というところが魅力です。明神館もヒカリヤニシも田邊シェフによるマクロビオティック(自然食)を取り入れた体に優しい、健康に良いフレンチを提供してくれ、信州の地元食材や調理方法を組み合わせた特徴あるフレンチをお楽しみいただけます。

 自然に溶け混むように佇む明神館は、大型バスでは入れない細い山道を15分ほど進むと 見えてきます。山奥にあるとは思えないお洒落なインテリア、上質なサービス、特徴あるお食事、趣向を凝らした3種類の温泉浴場に世界中の人々からの評価も高い旅館です。仙壽閣とはまた違う、個性溢れる圧倒的な存在感で、これぞ明神館という迫力あるラグジュアリーな体験をしていただきました。

森と同化したような佇まいのエントランス
クラシックとモダンが組み合わさったインテリア
フレンチの朝食(和食もお選びいただけます)

旅館から徒歩で楽しめる信州の多彩な自然

 旅館の周辺には自然を楽しめる見所があり、片道20〜30分で気軽に散歩することができます。
 仙壽閣では、冬はニホンザルが温泉に浸かることで有名な地獄谷野猿公苑が徒歩圏内です。今回は春だったため、子ザルがあちらこちらで遊んでおり、可愛い姿を眺めることが出来ました。
 明神館からは、苔むした道を進み扉ダムまで歩くことができます。倒木が沈んでいるのも確認でき、「九寨溝のようだ」という声もありました。

地獄谷までは森の中の平坦な道を歩いていきます
温泉周辺に猿がいるかどうかは野猿公苑入り口に設置されたテレビモニターで確認できます
苔むした塀も美しい扉ダムまでの道のり
エメラルドグリーン色の水を湛える扉ダム

 コロナ禍で息苦しさを感じる昨今ですが、自然の中で大きく深呼吸すると普段以上に森や山の香りを感じます。信州の山奥で自然を存分に堪能しながらの名旅館でのひと時は、日本の自然と一流のおもてなしを両方一度に楽しめる贅沢な時間でした。

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