＜2021年6月13日～6月16日　4日間　添乗員：東京支店　原悠希＞

　裏磐梯の「風土自然塾+旅」より戻りました。丁度梅雨入りし、出発前から非常に天候を心配しておりましたが、結果として奇跡的とも言える好天に恵まれ、ハイライトの五色沼の散策をはじめ、風土自然塾を楽しむことができました。

「風土自然塾」が旅をより深める

　今回のツアーでは「風土自然塾」をテーマ・コンセプトにしており、①「会津の風土と食文化」、②「磐梯高原の動植物」と2回の講演を開催。中でも②「磐梯高原の動植物」の講演が非常に好評でした。講師を務めてくださったのが、裏磐梯ジオパーク協議会に属する高梨光一先生。沢山の写真資料を用意してくだり、スライドを用いた説明はとても分かりやすく、ぐいぐい話に引き込まれました。ご旅行中の過ごし方は大切な要素の一つですが、貴重な時間をこうした講義に割くことで、結果としてより深く旅を楽しむことができました。

天体望遠鏡に一同大興奮　

　昼間には雷を伴う豪雨に遭いましたが、夜は、奇跡的に天候に恵まれ星空観測も行うことができました。先ず肉眼で夜空を見上げ、その後、休暇村に併設されている天体観測所に移動し、順番に天体望遠鏡を覗き込みました。そこから見えたのは月。望遠鏡から見る月は、それは大きく、明るく、神々しく、神秘的で、そしてとても美しく、天体望遠鏡が初めてのお客様も多く、皆「キレイー！」と大興奮でした。そして、私が新人の頃に「旅行中お客様と一緒に同じ体験を共有することが大切だよ」と教えてくれた先輩社員の言葉を思い出しました。

五色沼の色に癒される

　当日は信じられないほどの快晴に恵まれ、エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーと様々な青色の湖沼に心身共に癒されました。またエコガイド協会の佐藤さんによる、植物、地理など様々な説明を聞きながらの約4㎞の散策はあっという間でした。また、コロナ禍の影響で観光客もまばらで少し寂しい気がしつつも久しぶりの大自然をゆったりと楽しむことができました。