【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年04月23日

【帰着レポート】グランクラスで行く 金沢・富山・能登半島の旅【6日間】

2021年4月16日(金)~4月21日(水) 6日間 添乗員:東京支店 太田 勇樹

<4/16発 添乗員:東京支店 太田勇樹>

北陸新幹線のグランクラスを往復利用する金沢、富山、能登半島の旅に行ってきました。
 海外旅行のビジネスクラスツアーを彷彿とさせる内容で、石川県と富山県の特徴ある文化・歴史・風景をゆったりと楽しんできました。

グランクラスツアーならではの拘り

通常の旅とは少し違う拘りの観光を随所に組み込みました。


・兼六園と成巽閣 
 四季折々の風景を楽しめる兼六園。4月中旬では遅咲きの桜を楽しむことができました。「楊貴妃」や「関山」、「鬱金」など、広大な庭園内に所々咲く桜は里山ののどかな風景を感じさせます。

サトザクラの代表品種「楊貴妃」
和菓子でも使用される「関山」
八重桜の一種「フゲンゾウ」と緑色の花を咲かせる「鬱金」

 今回の旅では、あまり訪れることのない奥方の御殿である「成巽閣」を組み込みました。建物内では芸術・文化発展に財を投じた加賀前田藩の粋な拘りを感じることができます。加賀文化を継承する現在の金沢の基礎を見たような気がします。

重厚で繊細な造りの成巽閣

西洋より輸入された顔料を使用した「群青の間」

・加賀料理と金城楼 
 加賀野菜を用いた洋食や近江町市場での海鮮丼、隠れた名物であるおでんなど、金沢の食文化は多岐に渡ります。
 今回の旅では、金沢の料亭文化の代表格「金城楼」でのお食事を組み込みました。加賀の旬のものを取り入れた郷土料理の数々は見た目の美しさと繊細な味付け、藩政時代から所有する庭園とともに私達を魅了してくれました。

金沢の郷土料理「鴨の治部煮」
玄関をくぐると金色の大屏風が広がる
150年以上前から変わらぬ日本庭園

・世界遺産五箇山とこきりこ節 
 岐阜県の白川郷とともに世界遺産に登録される五箇山。普段は人で溢れかえる相倉と菅沼集落ですが、この日は私達のグループしかいない貸切観光で、ゆっくりと見学できました。
 昼食は茅葺き屋根の松本家にて、裏山で採れた山菜をメインにした郷土料理御膳をいただきました。その後、日本最古と言われるこきりこ節に合わせた「ささら踊り」を特別に披露していただきました。踊りや衣装に関する解説もあり、また五箇山の歴史や隠れた魅力も紹介してくれるなど、地元の方とも触れ合えて、楽しいひとときでした。

貸し切り状態の世界遺産「相倉集落」
春の訪れを感じる4月の五箇山
108枚の木片を重ねた「びんささら」を鳴らしながら踊る

奥能登の風景

 

 連泊することの少ない輪島に2泊するからこそ訪れることのできる、奥能登の魅力をご紹介します。


・奥能登の眺め 
 奥能登は美しい景色の連続でした。日本海の荒々しい外浦、富山湾側の穏やかな内浦と海沿いの景色が特に印象的です。写真以外にも珠洲の塩田や能登杜氏発祥の酒蔵、のと里山海道沿いの田園風景など、変化に富み、飽きさせません。

白米千枚田と外浦の日本海
禄剛崎と白亜の灯台
車窓から のどかな内浦の漁村の風景

・御陣乗太鼓 
 人口230人ほどの名舟という小さな村が発祥の御陣乗太鼓。宿泊ホテルにて見学することができました。テレビなどでご覧になったことのある方は多いと思いますが、実際に目の前で叩かれる太鼓の迫力は全く違いました。能登に攻め込んだ上杉勢を追い払ったと伝えられ、鬼神や幽霊のお面を被り、バチが折れるのではないかと思うほど強く叩く芸風は、他では見ることのできないものです。

名舟町では現在20名の打ち手が活躍している

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