【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年05月10日
【帰着レポート】春の伊那谷 天空の村と絶景の旅
2021年5月2日~5月4日 3日間 添乗員:東京支店 福島 伸彦
<5/2発・添乗員:東京支店 福島伸彦>
「日本のチロル」と呼ばれる下栗の里を訪ね、日本にはまだまだ知られざる見所、秘境が沢山あることを実感しました。
南信州の秘境「下栗の里」
今回の旅で宿泊していた「駒ヶ根リゾートリンクス」からコースター(21人乗りの小型バス)で移動すること約2時間、下栗の里に到着しました。途中の道も随分狭く、車が2台すれ違うことは出来ない程ですが、驚いたのは実際に下栗の里に到着した後の道です。転げ落ちそうな急斜面に蛇行する狭い道沿いには今でも民家が並んでおり、ここが観光地ではなく、人が住む里山であることを改めて認識させてくれます。下栗の里は最大傾斜38度の傾斜地に立ち、標高800メートルから1100メートルの間に村が広がっている珍しい場所なのです。

こちらは一つの木から3色の花が咲いていました。

今年は様々な花々が全国各地で異常に早い開花を迎えてしまった為、阿智村をはじめとする花桃の名所では既に花の跡形もない状況だったのですが、村の最上部にある駐車場に到着した際、満開を迎えていた花桃が見え、車内から歓声があがりました。標高差が300メートルあると気温差は2度近くある為、同じ村の中でも標高が最も高い駐車場の花桃が遅めの開花を迎えていたようで、皆様大喜びでした。


静かな人気となっている南信州「下栗の里」
駐車場でガイドさんと合流し、下栗の里のことを色々伺いました。近年は「にほんの里100選」にえらばれたり、スタジオジブリが取材に訪れたり、引っ越し会社のCMに取り上げられたり全国的な注目を集めていますが、実は歴史が古く、最古の文献では1460年に登場するので、少なくともその頃には村が存在していたこと、寒そうに思えるが実は暖かく、標高が高い割には積雪は多くても30~40㎝程度であること、また穀物やこんにゃく芋の栽培が盛んで、日本で最も標高が高いお茶畑があり、昔はさらに養蚕や牧畜も営んでいたこと、最盛期には700人を越えた人口が現在は86人(48世帯)で高齢化率65%。全員生涯現役で活動されていることなど伺いました。

豆も複数種類売っています。



天空の村の全容が望めるビューポイント
その後、いよいよビューポイントへ向けてのウォーキングを開始。車道を100メートル程登った後、村の有志の方々によって築かれた林道に入ります。スタート地点には杖が置いてあるなど、非常に配慮されているウォーキングルートです。

手すりもあって歩き易いです。

置いてある親切仕様です。

多少のアップダウンがあるものの、非常に歩き易く、まさに森林浴を楽しみながらのウォーキングでした。800メートル程の道を歩いた先にはビューポイントがあり、絶景を満喫していただきました。
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