【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年11月08日

【帰着レポート】大台ケ原ハイキングと黄金の曾爾高原の旅

〈2024年10月21日(月)~2024年10月24日(水) 添乗員:東京支店 桂智洋〉

数えきれないほどの神社仏閣など見どころの尽きない奈良県。実は雄大な自然でも知られています。中でも、奈良県と三重県の県境に位置する大台ヶ原は「近畿の屋根」とも呼ばれ、日本百名山にも選ばれています。一度は訪れたい場所ですが、公共の交通機関が少なく、訪問しづらいのも事実です。今回はグループツアーのメリットをいかし、通常ではご案内が難しいこの地域を小型の専用バスを利用してご案内しました。
ススキが黄金色に染まる曽爾高原や、室生寺や金峯山寺の拝観。また重伝建に指定される宇陀松山の散策や温泉など、バランスの良い楽しい旅となりました。

日本の原風景との出会い
「黄金の曾爾高原」

初日、近鉄名古屋駅より特急列車に揺られて名張駅に到着。その後、専用バスにて曾爾高原へ向かいました。到着後、早速「日本で最も美しい村」に登録されている曽爾村の曽爾高原を歩きました。曽爾高原は日本300名山の一つ俱留尊山(くろそやま)山麓に広がり、ススキの群生地として有名です。ススキや草紅葉などの秋景色をお楽しみいただくことができました。ちょうど日暮れの時の訪問でしたので、黄金色に染まる様もうっとりと時間を忘れて見入ってしまうほどとても見事で、日本の原風景を見た思いでした。

曾爾高原 ススキが夕焼け色に染まる見事な景色を楽しみました
曾爾高原は秋の気配が漂っていました。約1時間のウォーキングをしました

秋はすぐそこまで
各地で感じた秋の気配

暑かった夏が影響して今年の紅葉は各地とも例年よりも遅いそうですが、今回訪れた各地ではうっすらと秋の気配を感じながらの旅となりました。女人高野として名高い室生寺ではこの季節では珍しいシャクナゲが咲き、国内最小の五重塔や、期間限定で開帳していた金堂では貴重な仏像の数々をご覧いただきました。
また各地で土地の味覚を楽しみましたが、特に宇陀松山でいただいた「薬膳料理」と吉野の「柿の葉寿司」が印象的でした。薬膳料理では葛刺しや胡麻豆腐に自家菜園で摘んだ薬草の天婦羅など体に優しい料理を。柿の葉寿司もとても美味しかったのですが、一緒に提供された「鮎の甘露煮」がとりわけお客様から好評でした。

名刹室生寺では季節外れのシャクナゲが咲いていました
参道と階段の奥には五重塔がありました
薬膳料理は地元野菜やハーブがふんだんに使われていました
柿の葉寿司本店でいただいた昼食

大台ヶ原ハイキングは霧中の景色をご覧いただきました

もともと鹿児島県の屋久島と並ぶほど、降水量の多い大台ヶ原。ハイキングの日は朝から生憎に雨模様。「雨の大台ケ原を歩くのも貴重な経験だから」と前向きな皆様に支えられ、ハイキングガイドとともに霧中のハイキングにご案内しました。大蛇嵓や、日の出峰からの景色は霧の向こう側に微かに、紅葉を望むことができました。大台ケ原はその名前の通り大きな台地ですので、急なアップダウンは少なく最長5時間程度のハイキングでしたが、皆様ご自身のペースで無理なくお楽しみいただけました。霧のかかった原生林や、苔むした森など雨の日だからこそ映える景色もご覧いただけたのが収穫でした。

大台ケ原ハイキング 徐々に木々も色づいていました
生憎雨でしたが、多くの方が完歩されました
苔むした森は屋久島とよく似ていました

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