【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年10月23日

岩手ガストロノミー 三陸海岸走破の旅

2020年10月8日~10月11日 4日間 添乗員:東京支店 矢澤高宜

秋の岩手沿岸部・三陸海岸を巡るツアーに行ってきました。当コースは今年7月からすでに4本が催行し、来月にも出発がひかえている人気ツアーです。7月21日発のレポートにてツアーの概要はお伝えしていますので、今回はツアーのハイライトである「ロレオール田野畑でのひととき」と、10月1日より新たにスタートした「GO TOトラベル地域共通クーポン」の実際の様子をご紹介します。

「お客様を輝かせるレストランでありたい」ロレオール田野畑でのひととき

岩手の太平洋に面した田野畑村の断崖に佇む「ロレオール田野畑」。日本におけるローカルガストロノミーを主導する伊藤勝康シェフが営むフレンチレストランで、土地の恵みを大胆かつ繊細にアレンジした料理の数々を皆様にご堪能いただきました。

写真とともに様子をお伝えします。

岩手の恵みを味わう「ロレオール田野畑」のディナーメニュー
  • 1皿目…ヒラマサの刺身 「みず」(東北の山菜)のコブ、しいたけのマリネ、山ぶどうに漬けた塩
  • 2皿目…ヒラメのグリル ピーマン、カブ、バターソースがけ
  • 3皿目…鮭のムニエル ワカメ、大根、干しイサダ(オキアミに似たもの)、ワカメパウダーがけ
  • 4皿目…アナゴのグリル ツルムラサキ、サトイモ、マイタケ、すき昆布添え
  • メイン…岩手産短角牛 松茸とポテト添え
  • デザート…田野畑山地酪農牛乳のソルベ、岩手産すたれ小豆の山ぶどう煮込み、カカオ添え

どれもちょうどよい量で、一品ずつスタッフの方が紹介してくださいました。三陸の地のもの、旬の食材をオープンキッチンで巧みに操るシェフに皆様釘付けに。調理に使う鍋やフライパンにはすべて南部鉄器を使用するというこだわりも教えていただきました。

食後に伊藤シェフからあいさつをいただきました

また、テーブルウォーターも爽やかなユーカリのような香りのするものでしたが、地元で採れるクロモジ(高級爪楊枝の原料として知られます)の枝で香りと味付けがされていました。抗菌、血圧を下げる作用もあるのだとか。

夢のような時間はあっという間に過ぎておりました。 帰り際に何気なく伊藤シェフに「店名の由来は何ですか」と尋ねたところ、「レストランの主役はシェフではなく、お客様。お客様を後光のように輝かせる、そんなレストランでありたいという思いからロレオールと名付けました」とおっしゃっいました。

ごちそうさまを伝え、店を離れると、バスが見えなくなるまでずっと手を振ってくださっていました。季節を変えて、また食べに行きたい。後光という名のレストランの灯りは、北山崎の断崖にいつまでも輝いていました。

10/1よりスタート! GO TOトラベル 地域共通クーポンの使い勝手やいかに

7月22日より旅行代金の一部を助成、という形で始まったGO TOトラベルキャンペーン。10月1日より都民も対象となり、また遅れていた地域共通クーポンもようやくスタートし、本格稼働となりました。

この地域共通クーポン、使えるお店の数など現地での使い勝手に一抹の不安を覚えつつだったのですが、蓋を開けてみれば「観光中立ち寄る大部分のお店で使えた」というのが率直な感想です(ホテルの売店では今回3カ所ともすべて対応していました)。

宅急便の送料の支払いにも使えたため、大荷物になってもその場で送れる点も好評でした。また現地に直接お金が落ちるこの仕組みは、各地の支援になる点も大事なポイントです。ぜひ皆様も積極活用してください。

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