【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年10月26日

〈女性限定〉秋田・泥湯温泉「奥山旅館」の旅

2020年10月8日~10月10日 3日間 添乗員:東京支店 金子友里恵

好評のシリーズ「一軒宿を貸し切ってご案内する女性限定の秘湯の旅」。そのひとつ、発表後すぐに満席となり、急きょ追加設定した秋田の泥湯温泉「奥山旅館」の旅へ行ってまいりました。
大自然に囲まれ開放感をいっぱいに感じられる「秘湯」。一度は訪ねたいものの山奥にあり、アクセスが悪かったり、混浴で女性には入りづらかったり、訪ねたことがない方も多いのではないでしょうか。 このシリーズはそんな不安点を、秘湯を貸し切ることで解消しています。

秋田・岩手・宮城の3県に跨る栗駒山もだんだんと秋色に

秘湯の名宿、泥湯温泉「奥山旅館」に宿泊

明治の温泉宿として栄えてきた歴史ある温泉で、秘湯ファンにも人気の高い名宿「奥山旅館」。宿へ近づくにつれ、いたるところから湯けむりが立ち上り、温泉地らしい硫黄の香りが立ち込めます。 名湯の特徴はなんといっても、肌を包み込むような「白濁の湯」です。 昔、病に苦しむ乙女が透明な湯では恥ずかしくて浸かれずにいたところ、天狗が表れてうちわをひと振りし、白濁の湯に変えたという言い伝えがあります。

再建を果たした奥山旅館

実は2016年に起きた火災で全焼してしまい、地元の方々や秘湯ファンに惜しまれていましたが、周囲の励ましと国や県からの支援を受けて2019年5月に復活を遂げました。 再建には秋田杉や古民家の部材が使用され、かつての趣ある雰囲気が見事に再現されています。

湯沢市は管首相の出身地。奥山旅館も訪ねたことがあるそうです

貸し切りでいつでも自由に。4つの異なる風呂と3つの源泉

通常の温泉宿は一つの源泉からお湯が引かれますが、奥山旅館では3つの異なる源泉からお湯を引いています。

もちろんお客様だけの貸し切り宿なので、気兼ねなく泉質と雰囲気を変えながら、すべての温泉をお楽しみいただけました。 白い湯の花がたっぷり浮かんでいる露天風呂や、すっきりとした肌心地が印象に残る内湯など、違いを感じながら入浴できる贅沢なものでした。リニューアルしたばかりのため、内湯には清潔感のある洗い場がしっかりと併設されているのも、女性にはうれしいですね。

この日は、中秋の名月とすすきを眺めながら夜の入浴を経験しました。白濁の湯の底には、角のとれた砂利が敷き詰められていて、座ったときの肌触りが良く、近くを流れる高松川を連想させてくれます。秘湯の名にふさわしい、大自然に身をゆだねてのご入浴をお楽しみいただきました。

地のものを使った「奥山旅館」の食事も大好評

食事には採れたての山菜をふんだんに使用した料理がずらり。 少量多種で用意されるので、いろんな味を少しずつ楽しめて大好評でした。「さく」や「みずの実」など、初めて耳にする山菜を前にお客様は大喜びでした。

ほかにも、希少な「皆瀬牛のリブロースステーキ」や「鯉の昆布昆布じめ」など、地元の食材を使った奥山旅館自慢のお食事を、炊き立ての「あきたこまち」とともにお召し上がりいただきました。

ロビー横には売店が併設されていて、食事に出てきた山菜や奥山旅館オリジナルグッズなどをご購入いただけます。「GO TO トラベルキャンペーン」の地域クーポンを利用して、皆様たくさんご購入されていました。  

2日目は岩手県の花巻南温泉へ

2日目に訪ねたのは、岩手花巻南温泉の「悠の湯 風の季」。リゾート感のある和とモダンが合わさった清潔感のある旅館です。 到着前には、スタッフ総出でお出迎えをしてくださいました。 温泉は美肌効果の高いと評判のアルカリ性単純泉で、「美人の湯」と呼ばれています。 豊沢川のせせらぎと風でそよぐ木々の音色を聞きながら、ゆったりと湯に浸かっていただけました。

今回の旅で巡った秋田・岩手の地域には、複数の温泉郷が近距離に集結しています。 1泊ずつ宿を変えて宿泊したことにより、その泉質の違いを感じることができました。 様々ある温泉宿を体験して、ご自身のお気に入りの宿を探すのも楽しいですね。

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