【国内】帰着しました。添乗員レポート
【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年03月29日
【帰着レポート】ハイグレード車両「和」特別運行でゆく 乳頭温泉妙乃湯と花巻温泉佳松園宿泊の旅
2021年3月22日~3月25日 4日間 添乗員:東京支店 矢澤高宜
北東北の2つの名湯を訪ねて
お召し列車「和(なごみ)」をチャーターし、上野~盛岡間を8時間かけてゆく本企画。当コースはなかでも「温泉」にテーマを絞った旅。秋田の秘湯乳頭温泉妙乃湯と岩手の花巻温泉佳松園に宿泊してまいりました。お湯の良さはもちろんのこと、皆様口を揃えて「ぐっすり眠れた」と仰っていたのが印象的でした。どちらも特に女性に人気の宿というのも納得のおもてなしとさりげない気遣いのお宿でした。
ブナの森の七つのゆっこ 乳頭温泉郷の湯めぐりを楽しむ
乳頭山の懐、ブナの原生林に抱かれる乳頭温泉郷。3月下旬にあっても雪深いこの地に大型ホテルはなく、7つの宿が点在するのみ。昨年11月に鶴の湯に宿泊するツアーに添乗いたしましたが、今回は妙乃湯の立地=他3つの宿が徒歩圏内、という利便性を活かし、湯めぐりをしてみました。
1846年開湯の蟹場(がにば)温泉は単純硫黄泉で硫黄臭ある透明の湯、妙乃湯のすぐ隣にある大釜温泉は酸性塩化物硫酸塩泉でピリっとする湯、そして休暇村は田沢湖高原温泉郷から白濁の硫黄泉を引湯してきており、2種類のお湯が楽しめる―と個性的な湯揃い。宿のお湯を楽しみつつ、散策をかねて周辺の湯に気軽に立ち寄ることができるのも乳頭温泉郷の特徴です。
台川を見下ろす花巻温泉郷最奥の宿、佳松園はおもてなしの宿でした
宮沢賢治の故郷・花巻周辺には温泉郷がいくつかありますが、街の名を冠した花巻温泉郷は4軒の宿が台川沿いに並びます。その最奥、佳松園は温泉郷随一の宿として知られます。約20年前に改装し、建築協会賞も受賞している館内はアロマの微かな香りで満たされ、体が自然とほぐれます。気さくなスタッフがさりげなく声をかけてくれ、常に見守られている安心感もあります。夜の帳が下りると枯山水風の中庭には篝火が灯され、県木の南部赤松林と相俟って情緒たっぷり。ph値9.0の湯はとろとろで、入った瞬間に肌にまとわりつく美肌の湯でした。お湯の良さもさることながら、スタッフ全員でおもてなしを体現する名旅館でした。
花巻温泉郷のおすすめ散策をご紹介します
佳松園近くには高さ約8m、幅約30mの大きな岩盤を流れ落ちる名瀑・釜淵の滝があります。ここは宮沢賢治が教員時代に生徒を引率し、地質を学ぶために何度か訪れたこともある所。宿から整備された歩道をゆき、10分もあれば着きますので、軽い散策に最適です。ただし片道段差約60段と高くはないですが吊り橋、そしてクマ出没にはご注意ください。道にはクマよけのベルが配置されていますので安心です。
また佳松園から徒歩約10分、温泉郷の入口近くに一軒のパン屋があります。その名も温泉ベーカリー。小さな店構えながら約80種類と豊富なパンが並びますが、一番人気は粒あんがぎっしり入ったあんぱん。売切れたり、行列ができたりと評判で、皆様帰りの新幹線車内用にお買い求めなさっていました。皆様もぜひ、花巻温泉郷にいらした際はお立ち寄りください。
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