【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年03月08日

【帰着レポート】謎の与那国島 神秘の旅

2021年2月26日(金)~2021年3月2日(火) 5日間 添乗員:大阪支店 高橋昌平

<2/26発 添乗員:大阪支店 高橋昌平>

那覇から500㎞、台湾へは111㎞という国境の島で日本最西端の島、与那国島より戻りました。あいにくのお天気でしたが、大崩れすることなく暖かな南国の気候のもと観光することができました。

初日は航空機で那覇へ。一昨年の火事以来、現在も本殿を修復中の首里城と第二琉球王朝の王族のお墓である玉陵を見学したあと、国際通りに面したホテルJALシティ那覇で一泊し、翌日、琉球エアコミューターで与那国島へと渡りました。

首里城では、修復中の今しか見られない基壇も見学することができました。
世界遺産を構成する琉球王国の第二尚氏の歴代の王墓。

与那国島ではのんびりとした雰囲気が流れ、バスでの移動中もすれ違う対向車も数えるほど。島内ではどこへ行くにも約15分。3~4時間あれば自転車でも一周できてしまう与那国島は、黒潮がぶつかる好漁場で戦前はカツオ漁で栄え、世界一といわれた鰹節工場がありました。現在ではカツオ漁は廃れましたが、その代わりにカジキマグロの漁が盛んになっています。また台湾との交易が盛んだった全盛期に2万人の人々が暮らしたそうですが、今では1600人ほどの人々が暮らされています。

日本の最西端の岬。年に数回、晴れた日には隣の台湾が見える
与那国島を代表する景観の軍艦岩

そして、私たちが宿泊した久部良集落は、与那国島の西端。すなわち、日本の最西端で、郵便局やガソリンスタンドなど、あれもこれもが日本最西端でした。今回は、日本最西端のカフェでお昼の自由食をお召し上がりいただきました。

与那国久部良集落にある日本最西端のカフェ。ロールケーキが絶品。
日本から最後に見られる、夕日が見られる丘。

海中に消えた都市遺跡

そして、今回の旅のメインイベントともいえる海底遺跡は、1986年に地元のダイバーによって発見されましたが、4000~6000年前の人工物が地殻変動によって海底に沈んだものだそうです。水深25mにある遺跡には確かに人の手による階段跡などの人工の構造物が見られました。

水没した古代遺跡か自然地形かの論争が続く与那国海底遺跡
学術調査された際の 海底遺跡の全容

与那国島では久部良集落にあるペンションに宿泊。決して豪華ではないですが、家庭的なもてなしとお料理で快適に過ごすことができました。そして、再び那覇に戻った後は、ゆいレール乗車や国際通りや牧志公設市場などの散策をお楽しみいただきました。3月に入り、沖縄も独自の緊急事態宣言を解除していましたので、町ゆく人々の雰囲気も明るく感じられました。

那覇での自由行動はゆいレールを利用して
17世紀以来の陶器の町、壺屋やちむん通り

※写真はやちむん通り以外全て、添乗員の高橋が撮影

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