【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2023年06月21日

【帰着レポート】初夏の金沢 芸術探訪の旅

2023年5月21日(日)~25日(木) 添乗員:札幌支店 真島 智

「私たちの作る旅」シリーズのツアー。企画者の入念な下調べと思い入れをいかした内容の旅です。立地良いホテルに4連泊。期間限定の等伯展や特別プログラムあり、こだわりの食がありと充実の内容でご参加の皆様にはご好評いただきました。

金沢市郊外の北前船が行き交った港、大野と金石(かないわ)

金沢市中心部の観光のみならず、金沢の古くからの海の玄関口であった地域を訪れました。大野湊神社はその起源が聖武天皇の時代まで遡り、加賀藩前田家の信仰を受けてきました。神職による縁起の説明を丁寧に受けましたが、目玉は旧拝殿の大絵馬。平家物語の各場面が14メートルに及ぶ国内最大級の長さで描かれていて圧巻でした。また、大野と言えば国内五大醤油生産地の1つ。ここでは珍しい醤油ソフトクリームが味わえます。塩辛いのかと思いきや、キャラメル風味で好評でした。

大野湊神社の本殿
旧拝殿の大絵馬
ヤマト・糀パーク

長谷川等伯展を鑑賞

京都で活躍し多くの名作を残した等伯ですが、出身は能登半島の七尾です。毎年、期間限定で開催される七尾美術館での等伯展へとご案内しました。詳しい学芸員の解説を聞きながらで興味は倍増。今年度のテーマである水墨画と等伯派の展示を中心に計27点の作品が一同に集まり、充実した鑑賞となりました。また、羽咋市の妙成寺へもご案内。前田家との縁が深い、日蓮宗の重要な古刹ですが、ワールド特別プログラムをご用意し、客殿に上がってのご祈祷を受け、通常は入場できない書院へと入り、お茶とお菓子のおもてなしを受け、住職からの等伯の仏涅槃図の解説をお聞きいただきました。作品のオリジナルは目下、七尾美術館での等伯展へと移動しているため、書院の床の間に掲げられているのはレプリカなのですが、だからこそ実物ならば決して近づけない涅槃図を、まるで触ることができるかのような至近距離で鑑賞することができ、夢中になってご覧になられていました。

等伯展が開催される七尾美術館の入り口
等伯展の鑑賞の様子。作品自体の撮影は不可でした
妙成寺にて、住職による涅槃図の解説
妙成寺の書院から眺める五重塔

ラ・クロシェットでのフレンチで旅を締めくくり

羽咋市の心安らぐ田園風景の中に建ち、企画者が惚れ込んで組み込んだレストランです。フランスの名だたる星付きレストランで腕を奮われ、カンヌ映画祭でのセレブ達へのメニューも担当された橋田シェフの逸品を味わっていただきました。能登半島の食材を生かし、味も見た目もさすがの一言。食後には柔和な人柄の橋田シェフに見送られ、おなかいっぱいで皆さまご満足いただけました。

宇出津産の毛ガニとグリーンピースのババロア
志賀町産のアンコウのローストと七尾産の甲イカのポワレ

金沢の伝統文化、食文化は全国でも指折りです。夏の終わりを迎える頃の金沢の旅をご用意しています。また、毎年好評の年末年始を金沢で過ごす旅の発表は間もなくとなりますので興味をお持ちの方はお気軽にお問合せください。

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