【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年05月02日
【帰着レポート】伊那谷の春景色 2つの桃源郷と柿其・阿寺渓谷の旅 3日間
<2023年4月26日発~4月28日着 添乗員:大阪支店 八百屋 健太>
まさに「桃源郷」花桃並木に感嘆の声やまず!
桜につつじ、藤の花、全国各地の花の名所から開花、満開、そして落下さかん・・・そんな声がチラホラ聞こえている4月下旬、伊那谷の阿智村でも花桃が最盛期を迎え、そして見頃を過ぎていました。「4月27日に行かせてもらうんですけど・・・。」役場の観光課、花桃祭り関係、地元のいろいろな所に電話をかけて聞いてみましたが、いずれも「今年は開花が早く花桃はもう散っちゃって、祭りもそれに合わせ終了です。」とのこと。さてこれは困ったぞとバスの運転士さんに協力してもらい、いつもの場所よりちょっと標高が高い所へ。ということでぐんぐん登って行った先がこの写真です。会場あたりではすっかり花弁は落ち、緑の葉が目立っていましたが、探せばありました。諦めかけていただけに感動も倍増、みんな笑顔で花を楽しみました。
人里離れた「下栗の里」はまさに天空の村
マイクロバスで曲がりくねった道を進むと、これまで遠くに見えていた南アルプスの山がぐっと近づいて見えました。「はんば亭」から地元の案内人の水嶋さんと一緒に山道を登り始め「おおぎびら展望台」へ。まっすぐ空へと延びるヒノキ林の中、地元の人が整備してくれた道は歩きやすく、こういったところにも感謝。30分ぐらい歩いた先の展望台から村を覗き見て「こんな奥深い谷にも人の暮らしがあるのね」と感動もひとしおでした。
阿寺渓谷と柿其(かきぞれ)渓谷、ふたつの「碧(ブルー)」
近年ますます有名になった「あお」の絶景。阿寺渓谷では渓流沿いの車も通れる舗装された道を散策。狸ヶ淵や犬帰りの淵などで「阿寺ブルー」を満喫。もう一つの柿其渓谷では吊橋を渡り、渓流のすぐそばの散策道を歩きました。どちらも木々の緑と水の青さがひときわ気持ちよい道です。今回は新緑の季節で目に青葉が飛び込んできましたが、春夏秋冬、どの季節に訪れても素晴らしいだろうなと想像できました。
民俗芸能の宝庫、南信州。「飯田」で伝統芸能の心に触れる
飯田市では人形浄瑠璃が盛んです。上方で全盛を誇った人形芝居ですが歌舞伎に押され下火に、淡路や大阪の人形遣いが新しい生活の場所を求めてやって来て、この地に根付いたのが黒田人形浄瑠璃です。いまでは国の無形文化財に指定され、地元の中学生たちもその技を伝習しています。黒田人形座の清水座長の解説で人形や舞台を見学させていただきました。
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