【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年09月01日
【帰着レポート】徳川家ゆかりの駿河国と旧東海道の老舗を訪ねて(3日間)
〈2022年8月29日~8月31日 3日間 添乗員:東京本社営業部 笹島侑弥〉
<8/29発・添乗員:東京本社営業部 笹島 侑弥>
江戸時代に参勤交代の道として使われ、日本初の旅行「お伊勢参り」の主要幹線として多くの人が行き交った東海道、その中でも特にハイライトとなる三島~静岡をゆく「徳川家ゆかりの駿河国と旧東海道の老舗を訪ねて」に同行させていただきました。近世から近代、そして現代へと移りゆく中でもずっと愛されてきた老舗の味と、その歴史を味わう駿河の旅、その様子をお伝えします。
古くから愛される街道沿いの老舗を訪ねます


うなぎの名店「桜屋」にてご昼食。東海道沿いに1856(安政3)年に創業して以来、150年以上の歴史を誇る店には文豪・司馬遼太郎も訪れ、2階には彼のサインも残っています。提供される鰻は水の都・三島の清流での断食生活を経て無駄のない味わい。箱根の峠も越えられるくらい、お腹いっぱい楽しみました。


浮月楼はもともと大政奉還後に造園された徳川慶喜公の邸宅で、公が約20年に渡ってお住まいになりました。その後に浮月楼と名前を変え、現代では天皇陛下をお迎えしたり、将棋のタイトル戦が行われたりと、静岡随一の料亭として知られています。今回はその中でも最も格式の高いお部屋のひとつ「葵の間」を使わせていただきました。


旧東海道を西へ。徳川家にゆかりのある場所を巡ります


「清見寺」はいきなり東海道線に分断されている特徴的なお寺です。その場所柄、関所として機能し、歴史は約1,300年にも及びます。清水港を見下ろす美しい景観から、時に朝鮮通信使を迎える宿として使われ、徳川家庇護のもと由緒正しき古刹として整備されてきました。


「久能山東照宮」は徳川家康公を祀る東照宮であり、家康没後の1617年に創建されて以降、400年以上の歴史を持ちます。長く段差の大きい階段を上ると国宝に登録されている御社殿がお目見え。権現造り、総漆喰、極彩色といった当時の最高技術が惜しみなくつぎ込まれているのが良くわかります。


今回は総延長500km以上にもなる東海道のうち約5分の1、11の宿場を巡りましたが、富士山や駿河湾、険しい峠やグルメありの、まさしく「良いとこ取り」でした。奥が深い日本の街道、ご興味お持ちいただければ幸いです。
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