【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年11月15日

熱海座 坂東玉三郎 特別舞踊公演の旅

<2024年11月7日~11月9日 3日間 添乗員:東京支店 鈴木衛>

<2024年11月7日~11月9日 3日間 添乗員:東京支店 鈴木衛>

静岡県熱海市のMOA美術館能楽堂にて開催される「熱海座 坂東玉三郎 特別舞踊公演」。11月9日から12日までの4日間だけ開催される、特別な公演を鑑賞する旅に行ってまいりました。特別公演以外にも、尾形光琳により制作されたと考えられる国宝「紅白梅図屏風」と重要文化財「風神雷神図屏風」が、MOA美術館にて39年ぶりに一堂に展観。また、静岡ならではの味覚を楽しんだり、徳川家康をまつる霊廟として創建された久能山東照宮を訪問しました。さらに、2泊目には、静岡市と富士山の絶景をご覧いただける「風景美術館」とも評される日本平ホテルにも宿泊。3日間静岡を存分にお楽しみいただく旅となりました。

坂東玉三郎 特別舞踊公演

日本の伝統芸能である歌舞伎の立女形として、その美しさと演技力で世界中の観客を魅了してきた五代目坂東玉三郎。今回の特別舞踊公演の演目は、うつろう月の情景と女性の命の儚さを詩的に表現した「残月」、廓の世界で生きる女性が愛しい人を待ちわびる儚い思い、悲しさや苦しみを表現した「高尾」でした。MOA美術館の能楽堂は演者と客席が近く、玉三郎丈の美しい所作や華麗な裾捌き、豪華な衣装も間近でご覧いただくことができました。

国宝「紅白梅図屏風」尾形光琳©MOA美術館蔵
重文「風神雷神図屏風」尾形光琳©東京国立博物館蔵 
Image: TNM Image Archives

静岡戸田の珍味タカアシガニ、静岡名物のウナギを名店活うなぎ橋本で堪能

大きいものだと全長3ⅿ以上、重さ25㎏にも達するという世界一大きな甲殻類・タカアシガニ。水から上げて暫くすると身がとけてしまう、調理が難しく熟練の技が必要であることから、唯一の卸元がある静岡県沼津市戸田(へだ)でしか味わうことができません。そんな幻の珍味をお召し上がりいただきました。

翌日の昼食は、県内でも予約なしではなかなか入れない活うなぎ橋本にて、極上の蒲焼きと白焼きを贅沢に2枚堪能しました。

太い脚には身がたっぷり
食べ応えがありました

贅沢に蒲焼きと白焼きを食べ比べ
白焼きはうなぎ本来の旨味を存分に感じました

家康をまつる久能山東照宮に参拝

日本平では、ロープウェイに乗り久能山へ。徳川家康公をご祭神としてお祭りする全国東照宮の創祀、久能山東照宮を見学しました。高さのある石段を約100段上った先に煌びやかな社殿、さらに石段を少し上った先に家康公のお墓である神廟がひっそりと森の中に佇んでおりました。徳川家康は、元和2年(1616)4月17日に75年の生涯を終え、ご遺言によりその日のうちに久能山に運ばれたと伝えられています。そして息子である江戸幕府2代将軍徳川秀忠の命により、この久能山東照宮が造営されました。

久能山東照宮国宝御社殿(外観)
極彩色の煌びやかな色彩には目を見張ります
御祭神徳川家康公の御遺骸を埋葬し奉った神廟

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