【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2022年06月03日

【帰着レポート】鳥取、大山、奥出雲 海と山の絶景グルメ旅

〈2022年5月30日~6月3日 5日間 添乗員:東京本社営業部 矢澤高宜〉

〈5月30日発 添乗員:東京本社営業部 矢澤高宜〉

山陰地方の鳥取、島根に行ってきました。姫路から北上し、最終的に福山へと南下する行程では中国山地を2回山越え。鳥取を横断し、松江から奥出雲町へと至るあまりないルートが特徴でした。当ツアーは4月~5月に計4本出発し、過去に帰着レポートもありますので、本稿では今までの帰着レポートで紹介されていない地について紹介したいと思います。

余部橋梁を渡る山陰線

中国地方最高峰・大山 南側の峠越えでドライブを楽しむ

標高1,729m。中国地方最高峰の大山(だいせん)は見る角度によって様々な表情を見せてくれる独立峰です。当ツアーは先月とあわせ計4本催行しましたが、最後にしてようやくその山容を全て見せてくれました。

大山には環状道路があり、私たちは東の倉吉から時計回りに進み、南側の鍵掛峠を越え西側に抜ける半周ルートでドライブ。見え方の変化は、写真でご覧いただくとわかりやすいかと思います。加えて西側の「みるくの里」からは日本海、中海、宍道湖、果ては隠岐島まで見晴らすことができ、皆様驚いていらっしゃいました。自然相手のドライブは運次第ですが、今回は見事目的を果たすことができました。

鍵掛峠から大山南壁を望む 山容をはっきり見ることができました
大山を西側から望む 見る角度によって異なる表情を見せてくれます
米子市、中海、宍道湖、果ては隠岐の島まで見晴らせる絶景スポットでした

旧余部鉄橋 110年前の建築は時を超えて生き続ける

明治45年に完成し、東洋随一と謳われた旧余部鉄橋。不可能と言われた架橋により、京都~出雲間の所要時間が半分に短縮され、山陰地方の発展に大きく寄与した鉄橋は2010年に現在の橋が架かり、役目を終えました。今は橋脚が3本保存整備され、多くの人々を惹きつけています。時を超えて生き続ける姿は、たどり着くまでは少し不便ですが一見の価値ありです。

鳥取駅から餘部駅まで約1時間のローカル鉄道乗車 車窓からは山陰らしい風景が
列車が餘部駅に到着するやシャッターチャンスとばかりに人だかりが
餘部鉄橋と余部の町 日本海を望む
近代化遺産の保存方法として大変興味深いものでした

山陰の松島と称えられる浦富海岸 ユニークな観光で楽しみました

折からの波高で浦富(うらどめ)海岸クルーズは当日欠航となってしまいました。がっかりした私たちに遊覧会社が提案してくれたのは、「船長がバスに乗り込み、展望スポットまで案内する」というもの。舵ではなくマイクを握った船長が海のあれこれや町の暮らしの話などを面白おかしく話してくれました。せっかく来てくれたのだから、というホスピタリティが何より嬉しく、またお客様の心にも響いたようです。

浦富海岸 船長による地形の説明で山陰の景勝を堪能しました
波高で遊覧船が出せず、船長がバスに同乗して展望台へ 案内してくれました
岩美の町と日本海 鳥取砂丘も遠望できました
今回はトビウオが旬でした 外にはほとんど出回らないモサエビと共に

鳥取砂丘だけではない鳥取市の観光スポットへ

砂丘のイメージが強すぎて他に焦点があたらない鳥取市ですが、今回は鳥取城址と仁風閣にも訪れました。全国の城址の中でもここにしかないもの、それが天球丸です。後ろの石垣の崩落防止で築かれた円形の石垣は大変独特なもので、全国から見に来る人も多いのだとか。同じく城址にある仁風閣は大正天皇の鳥取行幸に際し造られた和洋折衷の館。西洋風の部屋に畳敷き、というユニークな意匠が印象的でした。

鳥取城址から仁風閣と鳥取市街を望む 大変眺めのよいところでした
久松山麓に残る鳥取城址
全国唯一の円形石垣・天球丸 後ろの石垣崩落防止だそうです
大正天皇の御寝所は畳敷き 珍しい和洋折衷の部屋でした

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