【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年05月27日

【帰着レポート】志摩観光ホテルとアマネムの旅

2022年4月5日~4月7日、5月24日~26日 添乗員:本社営業部 清水龍士郎

<4/5発、5/24発 添乗員:本社営業部 清水龍士郎>

三重県・志摩にある世界的にも名の知れる2つのホテル 「志摩観光ホテル」と「アマネム」 を堪能するツアーに行ってまいりました。賢島に佇む志摩観光ホテルは2016年に開かれた伊勢志摩サミットで利用されたことで名の知れたホテルです。アマネムは世界に展開する「アマンリゾート」の日本国内で3ヶ所しかない内の1つです。 それぞれ1泊ずつ、ほぼ丸一日の滞在をお楽しみいただきました。 4月5日と5月24日の2本のツアーに行ってまいりましたので、その様子をお届けいたします。

滞在だけでない 歴史、美術もお楽しみいただける「志摩観光ホテル」

「ホテル滞在を楽しむ」と聞くと、”ゆったりと過ごす”だけということをイメージしてしまいますが、特に今回初日に宿泊した志摩観光ホテルではほかにも様々な観点からお楽しみいただける「仕掛け」がございましたのでご報告いたします。

前述でもお伝えした通り、志摩観光ホテルは2016年の伊勢志摩サミットの際に利用されたホテルで全国に名が知れました。昨年(2021年)に70周年を迎えたこのホテルは、昭和天皇、上皇・上皇后両陛下、作家の三島由紀夫氏、画家の山下清氏などが宿泊されたこともある歴史のあるホテルです。また、「華麗なる一族」の作家である山崎豊子氏はこのホテルのリピーターであったそうで、館内には彼女が実際に使用していた机の展示もありました。ホテル館内ツアーではホテルの歴史的なサミットの裏話まで驚くことばかりの興味深いお話を聞くことができました。

志摩観光ホテルは「ザ・クラシック」「ザ・クラブ」「ザ・ベイスイート」の3棟から成り立っています。自由に散策することもでき、館内を歩いていると様々な美術作品に巡り合えます。レオナルド藤田の名で知られる藤田嗣治さんの作品など、合わせるとその数は約100にまで及びます。ホテルだけでなく美術館としてもお楽しみいただくことができます。また、建築家・村野藤吾さんに手掛けられていることでも知られており、建築の面からみても面白いです。

美術作品が並んでおります
この曲線美が村野藤吾建築の特徴です

「御食つ国」志摩

「御食つ国(みけつくに)」とは平安時代まで皇室や朝廷に海水産物を中心に貢いでいた国のことを指し、淡路国(現在の兵庫県)、若狭国(現在の福井県)、そして志摩国のことを指します。つまり皇室や朝廷に提供されるほどの美食が豊富で、今もなおその食文化は健在です。志摩国は10日ごとにアワビやさざえなどを納めることが定められていました。「延喜式」や平城京で見つかった木簡に表記されており、歴史的に食文化が栄えてきたことが伺えます。

今回の旅行ではホテル滞在のみならず志摩の「食」もお楽しみいただきました。現役の海女さんに、目の前で採れたての海産物を調理いただいたり、ミシュランの評価もいただいている志摩観光ホテル内のレストラン「ラ・メール・ザ・クラシック」、地元・伊勢志摩産の食材をふんだんに使ったアマネムの日本料理など、お食事もお楽しみいただけました。

松阪牛のローストビーフ(アマネムにて)

アワビのステーキ(志摩観光ホテルにて)
伊勢海老のスープ 濃厚な味わいで、お土産としても人気です(志摩観光ホテルにて)

海女さんのお話を聞きながらいただきました

名古屋からは近鉄の観光特急「しまかぜ」にて。

名古屋から志摩までは観光特急「しまかぜ」での移動でした。広々とした席、大きな窓から見える景色、車内でのお食事、カフェ車両もご利用いただき、約2時間の移動をお楽しみいただけました。

観光特急「しまかぜ」

大きな窓と広々とした座席です

カフェ車両もご利用いただきました
スイーツも用意されておりました

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