【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年05月13日

【帰着レポート】安曇野から白馬へ北アルプス山麓の春風景 4日間

<5月8日発・添乗員:本社営業部 岩田 尚之>

新緑が芽吹き町々を彩る季節、雪山をいだいた白馬連山の麓、白馬村に3連泊し、絶景や高山植物、そして信州の食材を活かした様々な料理に舌鼓を打つ充実した内容の添乗より帰着しました。ちょうどゴールデンウイーク明けの出発ということもあり、落ち着いていたので各地でゆっくりとご案内することができました。

初夏らしい白馬の自然と風景を満喫しました。

白馬は季節ごとに見せる景色がガラリと変わり、何度訪ねても私たちを魅了してくれます。今回は初夏に見られる自然や風景、草花を専門ガイドとともに観光しました。ホテルの眼前からも見える白馬岳には、白馬村の名前の由来となった、代掻き馬(しろかきうま)が山肌に現れ、皆様で「あれかな」「これかな」と探しながら見ました。この馬の模様が出始める時、田植えの季節を告げるわけです。稲を植える前の一瞬の時期ですが、綺麗な鏡張りした北アルプスの山々を見られました。

田植えが始まる時期、水を張った田に白馬三山が映し出されます。わずかな期間しか見られない貴重な瞬間です。
姫川源流に隣接する親海(およみ)湿原には、ミツガシワが群生しています。木道の間近でも見られます。

桜は散っていましたが、かわりに満開のコケモモが大出公園を綺麗に彩ってくれました。
農具川河川公園では、今が見ごろの芝桜が見られます。色とりどりの芝桜が、春の訪れを私たちに知らせてくれているようです。

白馬周辺の観光地には、見どころがたくさんありました。

3連泊しながら、白馬周辺の観光地へ出かけました。今回はマイクロバスを使い、大型バスでは訪問できないようなエリアへも足を伸ばしました。白馬の隣、千国地区では、その昔松本から糸魚川までを結ぶ千国街道(通称塩の道)が通っていました。時代の流れでいまでは宿場町もほとんど姿を消しましたが、一部に当時の面影を感じられます。さらに、重伝建に登録されている青鬼地区では、日本の原風景と言える棚田と茅葺の家、そして背後にはアルプスの山々が見られ、美しい山岳美を堪能しました。

武田信玄と上杉謙信の逸話「敵に塩を送る」の故事は、この千国街道を通って塩が送られたと言われています。その為、千国街道は別名・塩の道とも言われています。(諸説あります。)
青鬼地区の展望スポットからは、村落と棚田、背後には北アルプスの山々が見られます。これぞ変わらぬ日本の原風景ではないでしょうか。
嶺方諏訪社(雨降宮)には、樹齢年を超える老木杉が複数本並んでおり、これほどの樹齢ではかなり珍しいとの話がありました。隠れたパワースポットとなっています。この他、白馬村には切久保諏訪社(霧降宮)と細野諏訪社(霜降宮)の三社あり、白馬諏訪三社と呼ばれて信仰を集めています。
1998年2月に開催された長野オリンピックにて、日本に感動をもたらした日の丸飛行隊が活躍、団体で金メダルを取ったジャンプ競技場です。遠く白馬村が一望できます。あまりの高さと角度に皆様驚かれていました。普段、なかなかジャンプ台に登る機会もないので貴重な体験でした。

白馬は風景だけじゃない、食を通じて信州の魅力を再発見できました。

信州というと、日本アルプスを代表とする名山を多く有しています。滞在した白馬においても、白馬連峰をはじめ多くのスキー場があるリゾート地で、長野五輪の舞台としても全国的に知られています。そんなこの地のレストランのなかでワールド航空でご紹介していて好評をいただいているレストランをさらに厳選し、ツアーでご案内しました。

2020年オープンした白馬の新名所「スノーピーク」内にあるレストラン「雪峰」にて。
信州サーモンとマンゴーソース。マンゴーソースがうまく絡み絶妙な味付けでした。
同じく「雪峰」にて。信州黄金軍鶏の八幡巻。半熟卵とショウガが良いアクセントです。
スノーピークは、新国立競技場を手掛けた隈研吾氏の建築で、木の外皮をデザインに生かした内装など、空間も楽しめるレストランとなっています。
信州といえばやはり蕎麦。自由食でご案内した「膳」は地元でも人気店。こちらでは手打ちそばをご賞味いただきました。(写真はかけそば)
安曇野の名産品といえばわさび。日本有数の生産地で、市場にも出回り少ない希少な茎わさびなどたくさんのわさび商品が見られます。ご案内した大王わさび農場にて。

夏には、毎年好評をいただいている「長期滞在」シリーズで、白馬に連泊しながらのんびりと散策・観光を楽しめるツアーを発表しています。今回ご紹介した観光地やお食事処はもちろん、あえてホテルでのんびりと夏の白馬連峰を眺めながら優雅な滞在もおすすめです。また、軽井沢から新潟を通る北国街道の旅も発表しています。

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