【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年04月21日

【帰着レポート】神社本殿での石見神楽を楽しむ温泉津と萩「北門屋敷」2泊の旅

<4/17発 添乗員:東京支店 矢澤高宜>

温泉津の町並みはさすが重伝建 趣たっぷりです

春の山陰へ行ってきました。出雲から始まり、石見銀山、温泉津、津和野と島根を横断して山口・萩へ至るありそうでないルート。途中山陰線の乗車移動も挟みつつ、線で結ぶことにより見えてくる山陰の姿が印象的でした。本稿では有名どころは他に譲り、今までの帰着レポートで紹介されていない地について紹介したいと思います。

かつての繁栄が夢の跡 静かに佇む湯の町重伝建・温泉津(ゆのつ)

石見銀山から30分足らずの日本海沿いに位置する温泉津。石見の銀はかつてここの港から積み出されました。今は静かに佇む温泉郷ですが、往時大いに賑わっていたことは想像に難くありません。また全国の温泉地で唯一重伝建に指定されており、落ち着いた町並みが特徴。夕食までの時間を使って港まで散策してみました。片道10分ほどの散策でしたが、のんびりとした時間に心癒されたお客様も多くいらっしゃいました。

また、温泉津は共同浴場でも有名。日本温泉協会が6項目全てでオール5をつけた薬師湯に立ち寄ってみました。熱めのお湯でしたが、宿泊客湯に調整された湯ではない、本物の温泉に感動しました。

薬師湯の屋上から見た温泉津の町並み
石見の銀はここ温泉津港から各地へ運ばれました
レトロな佇まいの外湯・薬師湯
夜になるといっそうレトロな雰囲気が増します
湯上りにぴったりの空間です

大迫力!神楽の固定概念を覆す石見神楽

温泉津ではまた、夕食後に神社で石見神楽を鑑賞。武神・応神天皇と悪鬼の戦いを描いた「八幡」、スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治を描いた「大蛇」の2演目を鑑賞しました。勧善懲悪の明快な筋書きでエンターテインメント的要素が強く、惹き込まれる迫力があります(「大蛇」は小さい子供にはトラウマレベルかもしれません)。未来の後継者も愛らしく、また頼もしかったのも印象的でした。

勧善懲悪の明快なストーリー
子供たちは大切な未来の担い手です
3匹のオロチが舞台いっぱいに展開します
迫力の対決シーン
オロチの好物、酒を飲み干す姿も忠実に再現されています

石見銀山では坑道跡にもご案内しました

石見銀山エリアでは博物館と重伝建の大森地区の観光がほとんどですが、「坑道跡も見たい」というお声も少なくありません。今回は坑道にもご案内する行程としました。龍源寺間歩までは電動自転車または徒歩で向かいます。ツアーで皆様と自転車に乗ったのは初めてでしたが、風を切って進むのもまた気持ちのよいものでした。行程に余裕があるからこそ実現したプログラムでした。

片道2.3キロも電動自転車なら楽に移動できます
向う道中、発掘調査中の箇所もありました
龍源寺間歩への入り口
ひんやりとした内部を進みます

出雲半島の知られざる観光スポットを巡る

出雲=大社のイメージですが、北部に広がる出雲半島をドライブすると、知られざる観光スポット(旅の名脇役)に出会えます。約43m、石造りでは日本一の高さを誇る日御碕(ひのみさき)灯台や、北前船の出入りで栄えた鷺浦集落など。ここまで足を延ばす団体客はほとんどおらず、出雲大社だけではない土地の歴史にゆっくりと触れることができました。

100年以上経った今も現役の日御碕灯台
かつては北前船の出入りが頻繁だった鷺浦の港
穏やかな集落を散策しました
高台より鷺浦集落を望む

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