【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年03月01日
【帰着レポート】絶海の孤島 南大東島とケラマ諸島の旅【5日間】
2022年2月25日(金)~3月1日(火)5日間 東京支店 若生 春香
<2/25発・添乗員:東京支店 若生春香>
大好評をいただいております、8名様限定の旅 南大東島とケラマ諸島の旅より戻りました。「絶海の孤島」といわれている南大東島。那覇からの直行便はなく、北大東島を経由して「日本で一番短い路線」7分で、あっという間に到着しました。まだ観光地化されておらず、豊かな自然に囲まれていますが、1日あっても周りきれないほど多くの観光資源であふれた島です。今回はそんな南大東島の魅力を中心に、旅の後半訪れた慶良間(ケラマ)諸島の見どころも合わせて報告します。
神秘の世界が広がる、星野洞
外周20キロと小さな島であるにもかかわらず、1日かけても周り切れない魅力にあふれた南大東島。絶景が広がる海岸やシュガートレイン、気象台など数ある島の観光地。中でも、お客様から最も「訪れてみて感動した」、「南大東島にこんな場所があるなんて知らなかった」との嬉しいお声をいただいたのが、島で唯一見学できる鍾乳洞「星野洞」です。島には約100の鍾乳洞がありますが、中でもこの星野洞は群を抜く美しさを誇ります。

鍾乳洞の中を歩くと、一か所にたくさんの焼酎の瓶が置かれていました。高等学校のない南大東島では、中学校の卒業にあわせ、多くの島の子供たちは島外へと進学します。その時期に焼酎を鍾乳洞内で眠らせ、成人式のお祝いに島で戻ってきた際、「祝い酒」として振る舞います。近所の方も大勢集まり、成人式は各成人家庭を周るという、島ならではの文化も教えていただきました。


まるで海の要塞のような、南大東漁港
切り立つ断崖に囲まれた南大東島は、幾度にわたる環礁の隆起によって誕生した「珊瑚の島」です。そのため沖縄の離島としては珍しく、砂浜ビーチを持しません。今回訪れた南大東漁港は、なんと島で唯一の漁港。岩盤を削って造られ、その姿はまるで海の要塞のよう。災害時には避難港としても役立ちます。
島唯一のガイド垣花さん曰く、「南大東島の海の透明度は、離島の中でもトップレベル」とのこと。遠くからでも、その美しさが見て取れました。

また島にはビーチがないため、子どもたちは夏になると海岸の潮だまりを遊び場とします。近づいてみると小さな魚やカニなども泳ぎ、多種多様な生き物と一緒に遊ぶことが出来る場所でもあります。実際のところ、元々はこれらの場所に遊び場があった訳ではなく、大人たちが知恵を絞り「子供たちが安心して遊べる場所を」と岩をくり抜いて作られた、「天然のプール」なのです。



慶良間諸島では、様々な角度からケラマブルーをご堪能いただきました
旅の後半では、那覇から高速船を乗り継いで慶良間諸島へ。阿嘉島、慶留間島、外地島、渡嘉敷島、座間味島そして無人島の安慶名敷島を訪れました。5日間、天候にも恵まれ、世界屈指の透明度を誇る「ケラマブルー」を最も条件の良いもと、ご覧いただくことが出来ました。

また今回は、運よくザトウクジラの繁殖時期でした。ザトウクジラは冬になると、繁殖や子育てのために沖縄や小笠原などへと回遊を行います。ガイドさんの心行きのもと、行程にはありませんでしたが特別にホエールウォッチングに皆さまをご案内。 ゆっくりと時間をかけ、野生のザトウクジラをガイドさんの解説のもと船の上から観察しました。繁殖時期ということで、2頭で連なり泳ぐクジラの様子も。まさに興奮が止まらず、シャッターチャンスが止まらない1時間でした。



南大東島をはじめ、島ではそれぞれ異なる表情を見ることが出来ました。
南大東島の観光設備の関係で8名様限定、非常に特別感あふれる絶海の孤島の旅でした。4月、5月と続々追加で追加出発日を設けております。ぜひ、皆様も訪ねてみてください。
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