【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年03月05日

【帰着レポート】台湾までわずか111キロ、日本の最西端へ 謎の与那国島 神秘の旅

2022年3月1日(火)~3月5日(土) 5日間 東京支店 相澤 満弘

<3/1発・添乗員:東京支店 相澤 満弘>

 日本最西端、「国境の島」与那国島。皆様は、どんなところと想像されるでしょうか。

 羽田空港からは那覇乗り継ぎで、約2000キロの空の旅で訪ねました。主要空港からの直行便はなく、航空機では那覇、または石垣経由の路線が就航しています。

 沖縄本島・那覇から500キロの距離に対して、お隣の台湾までわずか111キロと、いかにも旅ロマンをかきたててくれる島です。

 ツアー添乗に参りましたレポートをお届けします。

ホテルから徒歩圏内の奇岩の絶景・久部良バリ(岩の割れ目)と、久部良フリシ(海岸線の地層)

島に2連泊、のんびりした「島時間」を過ごす

 与那国の南に沈む、海底遺跡。1万年前、人類の手により造られた建造物か、はたまた自然により創り出された造形物か。まだ確定的なことはわかっていないようです。

 旅のハイライトである謎の海底景観は、半潜水船に乗って1時間ほどのクルーズで見学しました。(クルーズは海況により遅延、欠航となる場合があるため、島に宿泊して予備日があることが理想的です)

海底遺跡クルーズに向かうジャックドルフィン号
船長さんのライブ解説で遺跡を覗くように眺めます

 しかしそれ以上に、最果ての島での「島時間」、「島旅情」を満喫していただけたことが、与那国島の旅の醍醐味と思います。

 島の南部、東部には牧場があり、日本在来種、町の天然記念物に指定される野生のヨナグニウマが気ままに草を食み、のんびりと暮らしています。すぐ背後には海のあるロケーションに牧草地が広がり、車の通行をもろともせず悠然と歩く姿にはほっこりします。島を周遊する道路以外に道はほとんどありませんので、こうした風景を滞在中は幾度と目にしました。

 南牧場、東牧場のほか、「風馬与那国馬倶楽部」にもお邪魔して、ご希望のお客様には乗馬体験やエサやりをしていただき、より間近にヨナグニウマと触れ合いました。

南牧場で道路を渡るウマ
風馬与那国馬倶楽部で飼育されるヨナグニウマ

「日本最西端」尽くしの島です

 宿泊したホテルは島西部の久部良集落にあるため、周辺には様々な「日本最西端」があふれています。

 ホテルから歩いて行ける「日本最後の夕日が見える丘」、切り立った丘の上に見える西崎(いりざき)灯台などの観光名所以外にも、郵便局、日本最南端の学校、商店、カフェ、バス停、信号機。。。様々なものが日本最西端です。

日本最帝丹のバス停で路線バスに。後ろの建物は日本最西端の店「大朝(おおとも)商店」

日本最西端のカフェ「モイストロールカフェ」。自由食のランチにご案内しました

 通常は石垣からの日帰りや、1泊のみで十分見て回れる島で、私たち以外の島で出会った観光客はほとんどが日帰り観光の方でした。

 2連泊することで、のんびりした「島時間」を過ごし、日本最西端の島に浸っていただけます。ぜひ、皆様「日本最西端の島・与那国島」へお出かけください。

島のシンボル、沖合の奇岩「立神岩」

あまり知られていませんが…とドライバーさんが教えてくれた「六畳ビーチ」

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