【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年12月01日

【帰着レポート】観光列車「あめつち」全区間乗車 足立美術館秋季・冬季特別展の旅 4日間

<11月28日発 添乗員:東京支店 太田勇樹>

 山陰の紅葉の季節、八百万の神々が集う神在月の出雲大社参拝、年4回の特別展を開催する足立美術館が展示内容を入れ替える時期に合わせ秋季・冬季特別展を両方鑑賞するという、期間限定の特別感のある旅でした。 日本旅行との共同企画である芸術をテーマにした今回のツアーの詳細をご報告します。

紅葉を楽しむ

 アメリカの日本庭園専門誌にて18年連続日本一に輝く足立美術館の日本庭園、高麗人参と牡丹で有名な大根島にある由志園、元鳥取藩主池田家の別邸として建てられた国の重要文化財の洋風建築「仁風閣」、それぞれ山陰の紅葉の名所であり美しい景色を見せてくれました。

足立美術館館内の窓から撮った一枚。
今年の由志園のもみじは綺麗に色づいたそうです。
由志園内の小屋から 足立美術館と同じようなアングルで撮ってみました。
仁風閣の庭も綺麗に色づいていました。
仁風閣の館長に館内もしっかりご案内してもらいました。

神在月の出雲大社を楽しむ

 全国の八百万の神々が出雲の国に集まるため、旧暦の10月の出雲は神在月と呼ばれます。出雲大社では神楽殿にてご祈祷、ご本殿にて正式参拝を行いました。神楽殿からは神楽奉納のため大きな太鼓の音が響き、外では一般の参拝客の方々も驚いていました。

 古代出雲歴史博物館では、学芸員の方に説明を聞いてから館内を見学。実際に出雲大社を見学した後に訪れましたので、より深く出雲の歴史に触れることができました。

大きなしめ縄で有名な神楽殿 ご祈祷と神楽奉納を見学しました。

歴史博物館での解説風景。

山陰の芸術の数々

 山陰には数多くの芸術文化が残っています。新作民藝運動の一環で保存が決まった鳥取砂丘。世界で唯一の砂の美術館は鳥取ならではの見どころでしょう。

 島根の松江にはお茶文化が今でも色濃く残っています。スーパーにも普通に抹茶が売られていて、自宅で気軽に茶を点てることも多いのだとか。大名茶人として知られた松江藩主7代目の松平治郷(不味公)の影響が今でも残っています。

民藝のプロデューサー吉田璋也氏らの活動により保護された鳥取砂丘。
砂の美術館では第13期展示「チェコ・スロバキア編」をご覧いただきました。
明々庵では抹茶をいただきながら、松江のお茶文化について教えていただきました。

 山陰の芸術・文化を網羅できる年に一度しか企画できない特別感のあるツアーです。ぜひお勧めいたします。

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