【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年02月04日

【帰着レポート】有形文化財長楽館と京の味覚を愉しむ旅 4日間

2022年2月1日(火)~4日(金)4日間 添乗員:東京支店 土屋渉

<2/1発 添乗員:東京支店 土屋渉>

 暦の上では季節が春となる2月上旬。西の鹿鳴館ともいわれる有形文化財「長楽館」宿泊と、京都のお食事をお楽しみいただく旅へと行ってまいりました。長楽館での滞在や食事に関しては、山田・岩田・若生も過去の長楽館宿泊の旅で出発しておりますので、こちらの帰着レポートをご覧ください。

6室のみの有形文化財に宿泊 長楽館

 長楽館は明治42年に“煙草王”と呼ばれた村井吉兵衛により国内外の賓客をもてなすために建築された私設の迎賓館です。伊藤博文、大隈重信や山県有朋などの明治を彩った人々をはじめ、これまでに多くの人々を迎えてきました。建物だけでなく、家具や調度品の多くが有形文化財に指定されており、1歩館内に足を踏み入れると、当時の情景が色濃く思い浮かびます。
 宿泊者限定で公開される御成の間をはじめ館内をホテルスタッフの方が案内してくださいました。お客様からは、「こんな洋館に和室もあるんだ」、「春の桜・秋の紅葉の時期にもまた素晴らしい景色がみられるんだろうね」と驚きと感動の声があがっておりました。皆様もぜひ、この長楽館を直接味わってみてください。

夕食はこのピアノから奏でられる生演奏を聴きながらのフレンチコースをいただきます。
迎賓の間 通常はアフタヌーンティーで利用されるロココ調の部屋です。
宿泊者限定で公開される「御成の間」
大きな窓からは四季折々の美しい京都の風景が

27年ぶりの特別公開も 醍醐寺三宝院

 現在京都では、桜や紅葉といった自然の魅力だけでなく、冬の時期に文化財や伝統文化・産業などの奥深い京都の魅力を伝え、ゆっくりと観光を楽しんでいただくためのキャンペーン「京の冬の旅」を行っております。今回のツアーでも、そんな京の冬の特別公開されている醍醐寺三宝院を訪ねました。
 三宝院は1115年に醍醐寺の本坊的な存在として、醍醐寺14代座主勝覚によって創建されました。三宝院のほとんどは応仁の乱によって焼失してしまいましたが、1598年の豊臣秀吉「醍醐の花見」によって復興され、現在の姿となりました。三宝院の中でも特に有名なのが豊臣秀吉が基本設計した庭園で、安土桃山時代を象徴する庭園として国の特別名勝・特別史跡となっております。中に入ると、庭園をはじめ、庭園を一望できる表書院、快慶作の弥勒菩薩像が安置される本堂、天下の三大名棚の一つである醍醐棚、秀吉から贈られた金天目および 天目台などをご覧いただけます。
 三宝院は庭園以外写真撮影不可のためすべてをお見せできないのが残念ですが、ほかのお客さんがいないほぼ貸切状態の中、秀吉が設計し愛した庭園をゆっくりと眺め、27年ぶりに公開された弥勒菩薩像を間近でご覧いただくことができました。

毎年2月23日に行われる五大力尊仁王会の準備
958年に完成してから一度も焼失していない大変貴重なもの
豊臣秀吉設計の庭園
限られた人しか通ることができない唐門(勅使門)

外せない京都の魅力の一つ 京の味覚

 歴史的建造物や、四季折々の美しい景観を求め多くの観光客が訪れる京都ですが、是非とも食べたい京の味覚があるのも京都の魅力の一つです。
 今回のツアーでは、京都らしい優しく上品な味付けでいただく豆腐料理の老舗「豆水楼」、旬の京野菜と伏見の銘水を使用して作られる伝統の京料理でミシュランの星も獲得している「魚三楼」、地元の食材を使った京のフレンチを愉しめる「ル・シェーヌ」とバラエティ豊かな京の味覚を存分に味わっていただきました。

宿泊のホテルオークラ京都からも近い豆腐料理の老舗「豆水楼」 あつあつの湯豆腐が食べ放題です。
京の食材・銘水を使用しミシュランの星も獲得している「魚三楼」

長楽館内レストラン「ル・シェーヌ」
写真は京都丹波牛ロース
食後には料理長の橋本さんが挨拶にきてくれました。

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