【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年12月10日

【帰着レポート】往復グランクラス みちのくの名湯 酸ヶ湯と乳頭温泉の旅 4日間

<12月7日発 添乗員:東京支店 太田勇樹>

 新幹線のファーストクラスと称されるグランクラスを利用し、東北の青森・秋田を巡ってきました。12月となると日本有数の豪雪地帯である酸ヶ湯一帯は雪に覆われます。市内から40分ほど一本道を進んでいくと、突き当りに八甲田ホテルはあります。冬季は雪のため八甲田ホテルが終点となり、その先は通行止めとなるからです。周りにはヒバの森しかない十和田・八幡平国立公園で過ごす贅沢な山奥生活を楽しんできました。11月発のレポートでは八甲田ホテルについて記載しておりましたので、今回は八甲田ホテルの周辺についてレポートします。

国民保養温泉地第一号「酸ヶ湯温泉」と 贅沢なラグジュアリーロッジ「八甲田ホテル」 の完璧な湯治生活

 一度は訪れてみたい憧れの温泉として有名な酸ヶ湯。アクセスの悪さもその魅力をより一層際立たせています。棟方志功さんや三浦雄一郎さんなど酸ヶ湯を愛する著名人も多く、混浴のヒバ千人風呂の写真をどこかでご覧になった方も多いのではないでしょうか。八甲田ホテルに宿泊するとお好きな時間に酸ヶ湯温泉まで無料送迎してくれます。八甲田ホテルの温泉も源泉掛け流しですので、酸ヶ湯の5つの源泉を合わせると、計6つの違う泉質を楽しめる贅沢な滞在です。また、混浴の酸ヶ湯温泉は20:00~21:00の間は女性専用時間となり、その時間に合わせて気軽に訪れることができるのも女性にとっては大きなポイントです。ヒバ林に囲まれた澄んだ空気と人気のない山奥の雪景色、八甲田ホテルの美食、ワンランク上の完璧な湯治生活が味わえます。

酸ヶ湯温泉のロビーには強い硫黄の香りが漂っています。
歴史を感じる佇まい。混浴だけでなく男女別の温泉もあります。
女性は湯あみ着も販売されています。

十和田・八幡平国立公園の大自然

 冬の時期の八甲田ホテルから徒歩圏内にあるのは地獄沼と酸ヶ湯温泉のみ。その他は全て冬季閉鎖となっています。地獄沼は爆裂火口(火山活動の爆発により吹き飛ばされてできた火口)に高温の温泉が溜まり形成されたため、生き物の姿がない不気味な沼。周辺からはいたるところでガスが噴出しているそうで、立ち入り禁止となっていました。静けさも相まって何か大自然の強さと怖さを感じる場所でした。バスで15分くらい山を下ると八甲田ロープウェーがあります。この時期では珍しく晴天となり、遠くに岩手山と白神山地まで望むことができました。体がとても温まる酸ヶ湯温泉の湯上りに、薄着で外に出て冷たい空気で外気浴するのも冬ならではの酸ヶ湯の楽しみ方だと思います。冬季の八甲田の魅力を思う存分体験することができました。

八甲田ロープウェー山頂から見る十和田・八幡平国立公園と岩手山の景色。
雪の天然バリケードで通行止めされた国道。
地獄沼の奥に高温の源泉があり、湯気が立ち上る。

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