【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2020年10月16日

田沢湖から白神山地、男鹿半島へ 秋田周遊の旅

2020年10月5日~10月9日 5日間 添乗員:東京支店 桂 智洋

秋田県内だけに絞ってご紹介する少しユニークな5日間の旅の添乗より戻りました。秋田を代表する自然景観である田沢湖や白神山地、男鹿半島を巡り、なまはげ文化や、能代の秋田舞妓、藤田嗣治の大壁画など、いつもよりも掘り下げてお楽しみいただきました。お陰様で連日晴天の中、秋田の自然を五感でしっかり楽しんでいただきました。

田沢湖 黄金の辰子像

瑠璃色の湖面の田沢湖

秋田新幹線こまち号で田沢湖に到着。その後に田沢湖に移動し、さっそく湖畔沿いのみどころを巡りました。黄金の辰子像はもちろんのこと、樹齢300年を超える蓬莱の松、秋田の佐竹藩主が腰をかけて景色を楽しんだという御座の石神社など、たっぷり時間があるからこそのプログラムでした。

ハイライトは田沢湖クルーズ。周囲を囲む山々と湖面の青のコントラストが見事でした。秋田の内陸部はすっかり秋の訪れを感じさせる涼やかさに包まれていました。

湖面を進む田沢湖のクルーズ船

神様が宿るブナの森 

白神山地 秋田県北西部と青森県南西部にまたがる白神山地。人為の影響を受けていない世界最大級の原生的なブナ林が、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。なかでも秋田県側の岳岱自然観察教育林は、白神山地の原生的なブナ林の雰囲気を気軽に味わえる希少な森で、奥に進むにつれて、苔むした巨岩と巨樹の風景をご覧いただけます。 岩の上に発芽したブナが長い年月をかけて岩石を抱き抱えるほどに成長した姿が見られ、「神木」という言葉がある通り、白神山地のブナの森はやっぱり「神様が宿る森」だと思いました。

木道を歩く白神山地
白神の恵み 超軟水の湧き水

ローカル線に揺られて2時間

秋田の里山を堪能 秋田県内陸部の角館から、鷹巣(たかのす)まではのんびりローカル線の旅。全長94.2㎞を走る第三セクターの鉄道です。沿線には、田んぼアートや、森吉山、秋田の伝統的な狩猟民マタギの文化が残る阿仁合、そしていちばんの見どころは「大又川橋梁」でしょう。鉄道ファンの間でも人気のスポットで、「笑内(おかしない)駅」と「萱草(かやくさ)駅」の間にあり、この橋梁の最大の特徴は鉄橋の上にトラスト(鉄骨で組んだ枠)がないのが特徴。目線を少し下げるだけで空中散歩の雰囲気も楽しめました。 所々で車内アナウンスが入り、スピードを緩めて運行され、存分に秋田の里山の風景をお楽しみいただきました。

秋田内陸縦貫鉄道 紅葉を楽しみながらの2時間の乗車です(写真:秋田観光連盟提供)

郷土自慢のお食事もお楽しみいただきました

秋田の郷土料理の代表といえば、きりたんぽ鍋やハタハタ、いぶりがっこでしょうか。山の幸も海の幸も楽しめるのが秋田の食文化の自慢です。舞妓さんの踊りを見た後にいただいたきりたんぽ鍋御膳や、日本海を望む男鹿半島でのお食事が印象的でした。秋田杉の大きな桶のなかに、焼けた石をドボン。鯛や蟹の出汁の香りが食欲をそそりました。

旧料亭金勇での秋田舞妓の踊り

地域共通クーポンも有効に活用いただきました

地域共通クーポンも有効に活用いただきました Go Toトラベルキャンペーンの全国的な運用が実現し、この旅では旅行代金の割引の他に地域共通クーポンの配布もありました。この地域共通クーポンを使って秋田自慢の一品をお買い求めいただきましたが、何時にも増してお土産探しも楽しく、中には現地からご自宅まで箱一杯に秋田土産を詰めて送った方もいらっしゃいました。

一番人気の郷土菓子「もろこし」

私の故郷でもある秋田への添乗ということで、特別な思いを持って臨みました。皆様が楽しんでいるご様子が本当にうれしく、「美味しい」とか「楽しい」というお客様のお声で、私自身が褒められているような嬉しい気持になりました。何気なく過ごしてきた故郷を見直す良い機会となり、感謝しています。

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