【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2020年10月17日

古代ロマンの架け橋 壱岐・対馬の旅

2020年10月7日~10月10日 4日間 添乗員:東京支店 松本 岳

先月に引き続き、「古代ロマンの架け橋 壱岐・対馬の旅」の添乗に行って参りました。前回はこのレポートにて対馬を中心にご紹介しましたので、今回は壱岐を中心にご紹介したいと思います。

歴史の詰まったロマン溢れる島

福岡県と対馬の中間に位置する壱岐は、長崎県の南北約17㎞、東西約15㎞の島です。今回、この壱岐を訪れて感じたことは、島そのものが歴史博物館のようだということです。この小さな島には何と250を超える神社、そして、6~7世紀のものと思われる古墳も多く発掘されており、何と長崎県が所有する古墳の半分がここ壱岐にあります。これだけ小さい島に、かつて多くの権力者がいたことがうかがえます。

一支国博物館と王都復元公園

壱岐の歴史を特に感じられる場所が、「一支国(いきこく)博物館」と「王都復元公園」。黒川紀章が建設に携わった一支国博物館は、現代的な造りをしており、内部もビューシアターやタッチパネルなど最新の技術が備わっていますが、一方で展示されているものは復元された古代船、市民の顔をモデルに160体の人形で一支国の生活を再現した王都の模型、壱岐で発掘された土器や武器など、壱岐の歴史を感じさせるものが多く展示されていました。

また、だだっ広い高原にある王都復元公園は、弥生時代の一支国(いきこく)の王都を復元した公園で、高床式建物など当時の素材や工法を忠実に再現した建物を巡ることができ、当時の繁栄を創造しながら現地ガイドの説明のもと、見学することができました。

王都復元公園

古い伝統を持つ神事行事、壱岐神楽

今回の旅では特別プログラムとして、室町時代より700年にわたり舞い継がれた神事行事、「壱岐神楽」の鑑賞を貸し切りでお楽しみいただきました。壱岐神楽は国指定重要無形民俗文化財であり、壱岐の神社に奉職する神職にしか舞う事や音楽を演奏することが許されないきわめて神聖なものです。約45分の鑑賞時間でしたが、皆様惹きつけられ、あっという間に感じられました。特に、今年は異なウィルスの影響により神職の方も披露する場の多くが中止になったようで、披露することができたことを喜んで下さったことが印象的でした。

貸切でお楽しみいただいた壱岐神楽

海の幸だけではない、グルメの島

宿泊ホテルは壱岐ビューホテル。「郷ノ浦」のという名前の港に位置し、丁寧なおもてなし、お部屋や食事会場から見渡せる港の景色などが印象的でした。また、小さな島ではありますがグルメも楽しむことができます。島ということで海の幸が豊富で、特に壱岐はウニが有名。今回のツアーではウニ丼を皆様におお召し上がりいただきました。また、海の幸のみならず、その他のグルメも楽しむことができます。「壱岐牛」と呼ばれる壱岐で育てられた牛は美味しく口に入れればとろけるような上品な味わい。また、「ママなかせ」と呼ばれる糖度の高く大きなトマトも好評でした。壱岐は麦焼酎の発祥の場所とも言われており、お酒も楽しむことができます。

壱岐ビューホテル
甘くとろけたウニ
上品な味わいの壱岐牛

約75㎞離れた「対馬」と「壱岐」。共に歴史や自然を楽しむことができると同時に、異なる魅力を持っています。ぜひ一度お訪ねください。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111