視察レポート
視察レポート
2022年09月28日
特別企画「遥かなる琉球」 第4回 沖縄視察レポート
2022年8月14日(日)~2022年8月17日(水):九州支店・柴尾祐樹
今回はハレクラニ 沖縄と伝統的な琉球食文化に焦点をあててご紹介いたします
ハワイのエッセンス感じるホテル「ハレクラニ沖縄」
※こちらのホテルにはCコース「楽園ハレクラニ 優雅な休日」で宿泊します。
ハワイの言葉で天国にふさわしい館という意味を持つ「ハレクラニ」。ワイキキビーチで100年以上にわたる歴史を重ね、世界中のゲストから愛されています。立地やハード面の素晴らしさはもちろん、居心地の良さを引き出してくれるホスピタリティにも定評があり、日本人にも固定ファンが多いホテルです。
そんなハワイの名門ラグジュアリーホテルが2019年、日本に初進出。ワイキキに次いで世界で2番目のハレクラニブランドとして「ハレクラニ 沖縄」が開業しました。
今回の視察で、この名ホテルを訪れてみることに。ホテルが位置するのは、沖縄本島随一のリゾートエリアである恩納村(おんなそん)。2つのビーチに挟まれるようにして海に突き出した半島に、ビーチフロントウイング、サンセットウイング、そしてヴィラと大きく分けて3つのエリアが点在しています。
今回のツアーではビーチフロントウイングのプレミアオーシャンビュールーム(50㎡)をご用意しました。
ホテルのエントランスから一歩中へ足を踏み入れると、爽やかな白を基調とした空間が広がります。明るい白ではあるのですが、木目調やベージュを主体としたインテリアやファブリックが温かみも演出。瑞々しいグリーンと花々が適度に配置され、足元には海と同じブルーのカーペットが。ラグジュアリーホテルといっても、肩に力を入れることなく寛げる心地よさを感じます。これがハレクラニらしいところなのかもしれません。
エントランスから続くテラスの先には噴水があり、さらにその先にはハレクラニの象徴といもいえるオーキッドプールが。ハワイのハレクラニと同じ楕円形の中に大きな白いカトレアを描いたプールです。目線はそのまま海へとつながっていて、細部にわたるデザインのこだわりを感じさせます。
客室へ入って一番に目に入るのは、やはり窓の外に広がる景色! 紺碧の海と白浜のビーチ、そして遠くには本部半島が。足元にはオーキッドプールの美しい全容を見ることができます。テーブルと椅子が用意されたテラスはもちろん、ベッドに寝転んで、また扉を開ければバスルームからもこの風景を眺めることができる、何とも贅沢な設計です。50㎡の広さがありますので、ゆったりとお部屋でお寛ぎいただけることでしょう。
視察では時間の関係上、食事をいただくことは叶いませんでしたが、ハレクラニ沖縄には4つのレストランと1つのバーがあり、地元沖縄や日本各地の素材を取り入れたこのホテルならではの美味を楽しむことができます。
ハワイのハレクラニにもあるオールデイダイニング「ハウス ウィズアウト ア キー」では沖縄の食材を使ってハワイの風を感じるお料理を。また、その他にイノベーティブレストラン、日本料理、ステーキ&ワイン、サンセットバーなど多彩なラインナップのレストランが揃っています。今回のツアーではあえて夕食を予めご用意せず、ご自身でお好きなレストランへお出かけいただくスタイルといたしました。
その他、天然温泉を利用した温浴施設も備えたスパや、年間を通じて利用できる屋内プール、フィットネス、各種お土産やホテルロゴを使用した商品をご購入いただけるハレクラニブティックなど充実の設備が整っています。
ハワイのエッセンスと沖縄の自然景観・伝統文化が融合したハレクラニ沖縄での優雅なひと時をぜひお楽しみください。
那覇では国際通りまで徒歩3分の「ハイアットリージェンシー那覇」をご用意
※こちらのホテルにはCコース「楽園ハレクラニ 優雅な休日」で宿泊します。 また、Aコース 「琉球王朝の都 首里を訪ねて」 ではアップグレードプランとして承ります。
ハレクラニ沖縄とあわせて宿泊するホテルには、那覇市内ではナンバーワンと称される「ハイアットリージェンシー」を選びました。国際通りまで徒歩3分の好立地で、観光やちょっとした散策に大変便利です。赤やブルーを使った沖縄らしい鮮やかな内装に、琉球文化感じる工芸品がうまく溶け込んだ沖縄らしいラグジュアリーホテルです。
琉球料理の神髄を味わう「琉球料理 美榮(みえ)」
※こちらのレストランはAコース 「琉球王朝の都 首里を訪ねて」とDコース「琉球王朝伝統手工芸アートの世界」でご案内します。
朝のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に様々な沖縄料理が登場しますが、中には初めて見聞きするメニューも多く、どんな味わいなのかぜひ体験してみたいという方も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人で、今回の視察では沖縄の伝統的な料理を楽しめる琉球料理店「美榮」を訪ねました。
美榮は琉球時代の城下町である首里の金城に生まれた古波藏(こはぐら)登美さんによって1958年に創業されました。首里士族で伝承された料理上手な母親の元で育った古波藏さんは、琉球料理の研究、伝承、および普及に尽力した人物で、几帳面に書き残したレシピノートは、琉球料理の極意を伝える貴重な資料として保存されています。
老舗の赴きを感じさせる入り口をくぐり中へ入ると、琉球漆器や壺屋焼、染織品、民具などの沖縄の工芸品がセンスよく配されており、これまた風情を感じさせてくれます。中には山下清画伯の絵も。これらの品々は創業者・古波藏さんが集めたものだそう。お料理を彩る器にも琉球漆器など沖縄の工芸品が使われていました。
いただいたお料理は長い時間、守り続けられてきた伝統的な伝承料理。琉球料理は下ごしらえに多大な手間と労力をかけることが特徴だそうで、シンプルな見た目とは裏腹に、その深い味わいに思わず驚いてしまいました。
視察レポート第5回では沖縄の手工芸をご紹介します。NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』最終回に合わせて9月30日(金)に公開予定です。
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