パリに行き、ホテルを選ぶ時、個人的な流行（はやり）としては、近くに美味しいパン屋さんがあるところにしています。

かつて凄く有名な超一流ホテルに泊まった時、朝食代が8000円に税・サービス、上着着用。ルームサービスにしてパジャマで食べても8000円。いくら何でも高すぎで、近くのパン屋ですましたのですが、大きなカップに入ったカフェオレとクロワッサンがとても美味しく、出勤前のパリジェンヌたちの日常にもふれられて、旅情たっぷり。
それ以来、朝食はホテル近くのパン屋でということが多くなりました。
ホテルを選ぶ時に、MOF（国家最優秀職人章）をとった栄誉ある職人のやっているパン屋が近くにあるか、ミシュランと共に権威のあるゴ・エ・ミヨで受賞しているパン屋があるか、等々調べてホテルを決めています。

朝の7：00か8：00からオープンしているから助かります。そういったところははずれなしで、とてもおいしく、5～600円で楽しめます。早くパリに行きたいものです。

（旧コラム「旅の3つ星」より）

菊間おすすめ　パリのパン屋さん